リアルジャパンプロレス
「プロフェッショナルレスリング失地回復戦」
2007年3月7日(水)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:30
▼第10回掣圏真陰流トーナメント決勝戦 7分1R
○花村 彰(ストライプル)
判定2-0
●斎藤裕樹(フリー)
※花村が初優勝
1回戦とはうって変わり、ローキックを連打する花村。斎藤もパンチで応戦するが、花村の巨体から繰り出されるフックに下がり気味。離れると花村のロー。
花村がパンチでラッシュを仕掛けると、斎藤は両腕ブロックでこれを凌ぎ、バックへ回って花村の顔面へパンチを叩きつける。
斎藤はパンチで入っていき、花村が打ち返してくるとタックルでテイクダウン。何度もタックルでテイクダウンに成功するが、その後が続かずブレイクとなる。立つと花村は巨体を躍らせてローとフック。
斎藤は奇襲のカニバサミに行くもこれは失敗。花村がハイキックを空振りして転倒、斎藤が上に乗ってパウンドを落としたところで試合終了となった。
副審二人の判断は「打撃のダメージ」を取り、花村の勝利。花村が初出場初優勝を果たした。
▼第10回掣圏真陰流トーナメント1回戦 5分1R
○花村 彰(ストライプル)
判定2-0
●田村拡千(掣圏真陰流本部道場興義館)
今大会で一番の巨漢(身長168cm、体重88kg)である花村は総合格闘技経験6年、ZSTやTRIBELATEに出場経験があり戦績は5勝3敗。トーナメントには初出場。
対する田村は掣圏真陰流本部道場に所属し、佐山聡直々の弟子筋となる。身長164cm、体重70kgの体格的ハンディをどう克服するか?
田村はすぐに組みに行くがガブられ、花村がフロントチョークの体勢から投げを打つ。マウントを奪った花村だが、攻めることが出来ず「待て」がかかる。
以後も花村がパンチで前へ出ると、圧力に負けた田村が組み付いてテイクダウンを狙うが倒せず、逆に花村が倒して上になる場面が多い。
最後は花村が投げからVクロスアームロックの体勢に入ったところで試合終了、「投げのダメージ」「打撃のダメージ」と副審二人がそれぞれ判断し、花村が判定勝ちした。
▼第10回掣圏真陰流トーナメント1回戦 5分1R
○斎藤裕樹(フリー)
一本 2分18秒 ※パウンド
●岡本 悟(掣圏真陰流本部道場興義館)
フリーの斎藤はバックボーンにレスリングを持ち、総合格闘技戦績は1勝1敗。昨年のDEEPフューチャーキングトーナメントにも出場している。身長171cm、体重は77kg。掣圏真陰流本部道場所属の岡本は最年長の37歳、身長180cm、体重68kgでこれが初出場。
岡本が蹴りで先制したが、バランスを崩して斎藤が上になる。立ち上がろうとした岡本を斎藤が両足タックルで倒し、パウンドを叩き込む。これは「待て」となったが、斎藤はまたもタックルでテイクダウンを奪うと、岡本の左腕を持ってしっかりと制圧しながらパウンドでトドメを刺した。
|