J-NETWORK
「The Starting Point of J 2nd」
2007年3月21日(水/祝)東京・ディファ有明
開場15:30 開始16:00
▼メインイベント J-NETWORKウェルター級王座決定戦 3分5R
○北山高与志(S.F.K/同級5位)
判定 3−0 ※49−48、50−47、50−46
●吉川英明(チームドラゴン/同級9位)
※北山がウェルター級新王者に就く
1月8日からスタートしたJ-NETWORKウェルター級王座決定トーナメントの決勝戦。北山は6連勝中。一方の吉川は、同門の澤屋敷純一がK-1でバンナに勝つなどいい流れを受けている。
1R、じりじりと圧力をかける吉川。北山は右回りしながらロー、縦ヒジで突き放す。距離が縮まれば首相撲を仕掛け有効打を決めさせない。「右ミドルをキャッチする癖を研究していた」という北山は、狙い済ましたように左ミドルを放つと、すかさず右ストレート! これで吉川はダウンを喫してしまった。
ダウンを奪ったことで気持ちに余裕が出来た北山は2R以降は深追いをせず。吉川の変わらないプレッシャーに対し、首相撲からのヒザ蹴りで北山は優位に試合を組み立てる。接近戦に持ち込んだ吉川はパンチの手数を増やすも、1Rのダウンのイメージを覆すことは出来ない。
判定で勝利し、ウェルター級新王者に輝いたのは北山。そしてマイクを握ると、年末に開催予定のDOAトーナメント出陣に意欲を見せた。
▼セミファイナル K-1ルール 70kg契約 サバイバルマッチ 3分3R延長1R
○廣野 佑(NPO JEFA/J-NETミドル級3位)
判定 2−0 ※29−29、30−29、29−28
●拳士(シルバーウルフ)
昨年10月にデビューしたばかりの廣野がセミに大抜擢。1月の後楽園で寒川直樹の持つJ−NETミドル級王座挑戦というチャンスも手に入れており、今回は前哨戦となる。
一方の拳士はプロボクシング28戦の戦歴を持つ。セコンドには魔裟斗がついた。
ハードパンチャーの拳士は、1R序盤から猛然とラッシュ。臆することなく廣野はパンチを返していく。
2Rには攻め疲れが見え始めた拳士は自分から攻撃を見せずクリンチの場面が目立った。廣野はロー、左ハイを当てていく。拳士はパンチでのKOを狙うも決定打はなし。
3R、廣野のパンチの手数が上回り、コーナーに追い込む場面も。判定で廣野が勝利し、タイトルマッチに弾みをつけた。
▼第7試合 ライト級 サバイバルマッチ
○ファイヤー原田(レグルス池袋/同級3位)
判定 3−0 ※30−27、30−29、30−28
●細野岳範(チームドラゴン/同級5位)
一瞬たりとも目が離せないファイヤー劇場が入場時からスタート!
細野のローの打ち終わりを狙ってファイヤーはパンチを細かく当てていく。そしてチャンスがあれば大振りのフックだ。首相撲や奥足払いで細野を何度か転倒させ、印象点でもファイヤーが稼いでいく。細野は師匠譲りの回転ヒジを狙う場面もあったが、決定打はない。
3R、観客と共に自ら見合いを注入したファイヤーは着実にロー、首相撲からのヒザ蹴りなどで手数を増やす。
判定で勝利が告げられたファイヤーは、毎度同じみのファイヤーダンスを披露! そしてマイクを握るも興奮しているために何を言っているのか聞き取れない。観客は理解出来ず、首をかしげた。
▼第6試合 ライト級 サバイバルマッチ
○黒田アキヒロ(フォルティス渋谷/同級4位)
判定 3−0 ※30−29、30−29、30-28
●靖卓(シルバーウルフ)
序盤からペースを握ったのは黒田。ローをきかせ、靖卓の足に徐々にダメージを蓄積させていく。
3Rには完全に棒立ちとなった靖卓に対し、黒田はヒジ、クリンチからのヒザ蹴り、ローと追い込んでいく。フルマークの判定で黒田が勝利した。
▼第5試合 ヘビー級 3分3R
○西脇恵一(チームドラゴン)
KO 1R2分30秒
●高山博光(MA・DANGER)
▼第4試合 72kg契約 3分3R
○アラン・ダイヤモンド(TARGETブラジル)
判定 3−0 ※30−27、30−25、30−25
●小武悠希(U−FILE CAMP)
▼第3試合 ライト級サバイバルマッチ1
○安東辰也(S.F.K)
TKO 2R0分35秒
●中村貴之(レグルス池袋)
▼第2試合 フライ級サバイバルマッチ1
○三好純(y-park)
延長判定 3−0 ※10−9、10−9、10−9
●山野寛之(チームドラゴン)
▼第1試合 フェザー級サバイバルマッチ1
○安田慶二郎(Axis−J JYM)
TKO 2R1分36秒
●リョウ・ペタス(ザ・スピリットジム・タイガーデン)
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