志村道場
「GME GROUP Presents HEAT3」
2007年3月23日(金)愛知・Zepp Nagoya
開場18:00 開始19:00
▼メインイベント 総合ルール 無差別級 5分3R
○野地竜太(TEAM GARO)
判定3−0
●恩田剛徳(CMA拳術会)
HEAT旗揚げ戦で主催者の志村民雄館長とエキシビションマッチを行っている野地竜太が、第3回大会のメインに出場。前大会でニコラス・ペタスと対峙(キックルール)している恩田剛徳を迎え撃った。
1R、打撃戦を望む野地に対し、恩田はスライディングからのヒールホールドであわやの展開を演出。ともに空手出身ということもあり打撃戦が予想されたが、試合は思わぬ形で幕を開けた。それ以降も野地のヒザ蹴りと、恩田の執拗な足関節狙いがリング上で交錯。両者ともに見せ場を作ったところで1Rが終了。
2R開始と同時にタックルを成功させた恩田は、再びヒールホールで足を捕獲。足を抜かれても、ラバーガードからのオモプラッタで野地の体をコントロールする。だが寸前で踏みとどまった野地は、不十分な体勢ながらもパウンドを連打。ポジショニングでは分が悪いものの、ダメージ面では野地が優勢に試合を進めていった。
3R、ヒザ蹴りとパウンドのダメージからか、恩田のスタミナが徐々に切れ始める。だが野地もあと一歩のところで、KO勝利を掴むことができない。結果、最後まで打撃VS寝技という図式は変わらず、ダメージ面を支持された野地が判定で勝利した。
「これまで勝つときは1RでKOというのが多かったので、今日、大きな相手と3R戦えたというのはいい経験になりました。今後はとにかく強い人と戦っていきたい。強いて言えば金網の中で戦ってみたいですね。武道ということで空手を始めたので、後ろが壁だからダメとかそういうことは言いたくないですから」(野地)
▼セミファイナル キックルール 68s以下契約 3分3R
○テーパリット・シットクグォンイム(シットクグォンイムジム)
判定3−0
●笛吹丈太郎(大和ジム)
HEATの常連・笛吹丈太郎が、元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者であり国際式ボクシング・タイ国ウェルター級4位のテーパリット・シットクグォンイムと対戦。試合はテーパリットの左ミドルキックに、笛吹がカウンターの左フックを合わせるという展開が続いた。
1R、2Rは様子見だった笛吹だが、3Rに入ると一気にラッシュ。飛びヒザ蹴りからのボディストレート、そしてカウンターの左フックでテーパリットを後退させる場面も演出する。だがテーパリットは前蹴り、左ミドルを要所でヒットさせ、笛吹が距離を詰めたらクリンチからの投げで完全にはペースを握らせない。
顔面へのヒットという意味では笛吹に軍配が挙がったが、1&2Rの手数と左ミドルの有効打が支持されたテーマリットがフルマークの判定で勝利した。
▼第6試合 キックルール 無差別級 3分3R
○ペック・アンドリュー(フリー)
判定3−0
●コウイチ・ペタス(ザ・スピリットジムタイガーデン)
ニコラス・ペタスの秘蔵っ子であるコウイチ・ペタスが17sもの体重差のある一戦に臨んだものの、ローキックなどを効かされ無念の判定負けを喫した。
1R序盤から要所でインローを放っていったコウイチだが、ペック・アンドリューは体格差を活かし左右フックと右ローで迎撃。2Rに入ると、早くもコウイチのスタミナが切れ始める。勢いに乗ったアンドリューは、その後もヒザ蹴りなどでコウイチを圧倒。KOこそ逃したが、元K‐1ニュージーランド王者が貫禄の勝利を飾ってみせた。
▼第5試合 総合ルール 無差別級 5分2R
○戦闘竜(ファイティングドラゴン)
TKO 1R4分58秒 ※レフェリーストップ。右フック
●キム・ジフン(CMA KOREA/KOREAN
TOP TEAM)
▼第4試合 プロレスルール ドラゴンゲート提供試合
新井健一郎&○戸澤アキラ
(10分2秒、ギブアップ)※ストーカーが足4の字固めを仕掛けるも、ひっくり返されギブアップ
●ストーカー市川&しゃちほこマシーン
▼第3試合 総合ルール 68s以下契約 5分2R
△坪井淳浩(GRAPPRING SHOOTO
BOXAS)
判定1−0 ドロー
△堀 友彦(フリー)
▼第2試合 キックルール 80s以下契約 3分3R
○松本勇三(勇三道場)
TKO 1R1分29秒 ※ドクターストップ。ヒザ蹴りで額をカット
●竹村光一(DEEP GYM)
▼第1試合 総合ルール 70s以下契約 5分2R
○青木隆明(禅道会長野県本部)
一本 1R3分16秒 三角絞め
●松下剛士(MB3z)
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