修斗
「SHOOTO GIG CENTRAL Vol.12」
2007年3月25日(日)愛知・Zepp Nagoya
開場14:00 開始15:00
▼メインイベント バンタム級 5分3R
○赤木康洋(ALIVE)
一本 2R2分6秒 ※腕ひしぎ十字固め
●久保山誉(K'z FACTORY)
昨年、廣野剛康を下し世界ランキング入りを果たした赤木康洋が、ホーム名古屋大会のメインに登場。世界ランク6位につける久保山誉を迎え撃った。1R、初のメインということで硬くなったか、序盤は赤木の打撃にいつもの切れが感じられない。だが中盤に入ると、赤木が徐々に打撃でプレッシャーをかけ始める。
バックステップでうまくパンチをかわしていた久保山だが、真っ直ぐに後ろに下がったところで右フックを被弾。ダメージはそれほど感じさせなかったが、赤木を乗せるキッカケを作ってしまう。完全に勢いづいた赤木は腰投げから一気にマウントを奪うと、そこからパウンドを連打。ここで1Rが終了。
2Rに入っても赤木の攻勢は変わらず。パンチをかいくぐり一気に組み付くと、外掛けでテイクダウンを奪取。ハーフの体勢からパウンドを連打する。スイープで体勢を入れ替えられた赤木だが、すぐさまお返しのスイープで上のポジションを奪い返し、間髪入れず腕ひしぎ十字固めに移行。コーナー際で極めにくい体勢ではあったが、腕をがっちりとキープし執念でタップを奪ってみせた。
試合後の赤木は、「この試合のために打撃をゼロから指導してもらった」というALIVE・鈴木陽一代表に感謝の意をアピール。そして5日後の東京キネマ倶楽部大会で生駒純司との対戦が決まっている弟・赤木敏倫にエールを送るとともに、「近い将来、名古屋で兄弟対決を行いたい」と禁断の兄弟対決をぶち上げた。
▼セミファイナル ウェルター級 5分2R
○児山佳宏(パラエストラ松戸)
判定2−0 ※20-19、20-18、19-19
●梶田高裕(GSB名古屋)
修斗3連勝と波に乗る中部地区の新鋭・梶田高裕が、昨年のウェルター級新人王・児山佳宏と激突。試合は予想通り「打撃の梶田VS組み技の児山」という展開となった。梶田のワンツーに合わせ片足タックルを仕掛けた児山は、そのままテイクダウンに成功。
ハーフからこつこつパウンドを積み重ねる。そこからの展開が見られずレフェリーがブレイクを命じるも、児山はまたもタックルからテイクダウンを奪い上のポジションをキープ。膠着の展開が続くなか1Rが終了。
2Rに入っても児山の戦略は、あくまでもテイクダウン狙い。終盤にはタックルを切って右ストレートであわやダウンのシーンを演出した梶田だが、うまくタックルでごまかした児山がテイクダウンを奪取。そこからは1Rと同様の展開となり、児山が手堅く判定勝ちを収めた。
▼第6試合 フェザー級 5分2R
○梅村 寛(ALIVE小牧)
一本 1R2分3秒 ※スリーパーホールド
●亘理崇麿(パラエストラ仙台)
現在、総合では5連勝中(2KO、3S)と絶好調の梅村が、またも地元名古屋で健在ぶりを見せつけた。亘理の右ハイキックをかわした梅村は、バランスを崩した亘理のバックを速攻で奪取。そのまま背後に飛び乗り、しわじわとスリーパーの体勢に移行していく。粘った亘理だが、グラウンドに持ち込まれると防戦一方に。結果、そこからのスリーパーで亘理を絞め落とした梅村が、完璧な試合運びで総合連勝を6に伸ばした。
▼第5試合 フェザー級 5分2R
○松本輝之(シューティングジム大阪)
判定3-0 ※20-18(三者とも)
●木部 亮(ALIVE小牧)
▼第4試合 新人王決定トーナメント一回戦 バンタム級 5分2R
○坂元寛史(NASCAR DO SOL)
TKO 2R1分5秒 ※レフェリーストップ。パウンド
●増田徹平(総合格闘技道場コブラ会)
▼第3試合 新人王決定トーナメント一回戦 ミドル級 5分2R
△湯浅友和(シューティングジム大阪)
判定1−1 ドロー ※19(久米)-18、20(湯浅)-19、19-19
△久米鷹介(ALIVE)
※抽選により湯浅が二回戦に進出
▼第2試合 新人王決定トーナメント一回戦 フェザー級 5分2R
○太田 悟(K.O.SHOOTO GYM)
判定2-0 ※20-19、19-19、19-18
●根津優太(和術慧舟會東京本部)
▼第1試合 新人王決定トーナメント一回戦 ライトヘビー級 5分2R
△チョモランマ1/2(総斗會三村道場)
ドロー 判定1−0 ※20-19、19-19、19-19
△後藤高士(パラエストラ加古川)
※抽選により後藤が二回戦に進出
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