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                            G-STYLE 
                            パラエストラ 
                            『BATTLE MIX TOKYO 02』 
                            2007年3月30日(金)東京・東京キネマ倶楽部 
                            開始19:00 
                             
                              
                             
                            ▼第7試合 バンタム級 5分2R 
                            ○生駒純司(直心会/世界5位) 
                            判定 2−1 ※20−19、19−20、20−19 
                            ●赤木敏倫(コブラ会) 
                             
                              前回大会では、対戦相手が急遽欠場となったために赤木は試合がなく無念の涙を飲んでいる。今回、世界ランキング5位の生駒が相手だけに、勝てばクラスA昇格だけではなく、タイトル挑戦も見えてくる。 
                             
                             1R、蹴り上げるような前蹴りで距離を取る生駒。それに対し、赤木は思い切りのいいパンチを合わせていく。お互いにパンチを激しく交錯させ、一歩も譲らない展開となった。 
                             
                             2R、ローからワンツーのパンチで赤木がプレッシャーをかける。そして胴タックルにいくと、生駒が組み付き、引き込むように下になる。猪木・アリ状態となり、赤木は寝そべる生駒の足に鋭いローを見舞っていく。 
                             
                              踏みつけながら赤木がパスガードすると、下から生駒は洗濯バサミの体勢へ。頭を引っこ抜いた赤木は立ち上がり、スタンドでの打ち合いにいく。36歳の生駒はもうヘトヘト状態。赤木が攻めるかたちで試合を終えた。 
                             
                             判定が割れる中、勝利したのは生駒! 「(生駒は)勝ってないぞ!」という観客の野次が飛ぶと、生駒は分が悪そうに勝ち名乗りを受けた。 
                           
                            
                           
                          ▼第6試合 フライ級 5分2R 
                          ○春崎武裕(直心会修斗GYMS) 
                          判定 2−1 ※20−19、19−20、20−19 
                          ●澤田健壱(パラエストラ東京) 
                           
                            2003年フライ級新人王の春崎はアンパンパンの入場曲にのりながら、アンパンマンのお面を被って入場。 
                           
                           1R、両者ともに打撃を見合う展開になる。春崎の右フックが当たると、澤田は組み付きにいく。コーナーに押し込むも展開はなし。 
                           
                           2Rには、澤田がテイクダウンするも攻めきれず。スタンドでは、お互いに激しくフックを振り回したがそのまま決定打はないまま試合終了。僅差の判定でリアル・アンパンマンが勝利した。 
                           
                           
                           
                            
                           
                          ▼第5試合 ウェルター級 5分2R 
                          ○ISE(PUREBRED大宮) 
                          判定 3−0 ※19−17、19−18、19−18 
                          ●ガイ・デルモ(アメリカ/フリー) 
                           
                            本年度のウェルター級新人王最有力候補のガイと、まだ修斗で勝ち星のないISEの一戦。 
                           
                           1R、激しい打撃を交錯させる中、ISEが右ストレートでダウンを奪う。ISEがそのまま攻撃を仕掛けようとしたために、レフェリーが割って入るとガイもムキになり応戦する。ここで殺伐とした空気になったのだが、試合再開。テイクダウンしたISEが、ガードポジションのガイにひたすらパウンドを落としていく展開のままゴング。 
                           
                           2R、疲れの見える両者。フラフラになりながらお互いにパンチを打ち合ったが決定打はない。手数の多かったISEが判定勝利し、初勝利を手にした。 
                           
                           
                           
                           
                            
                           
                           ▼第4試合 ミドル級 5分2R 
                          ○坂井圭介(パラエストラ広島) 
                          一本 1R2分26秒 ※アームロック 
                          ●パオロ・ミラノ(イタリア/パラエストラ東京) 
                           
                           パオロは過去にケージ・レージに出場経験もあるパラエストラ東京の秘密兵器。 
                           
                           共に柔術をベースにするストライカーだげに激しい打撃戦が予想されたのだが、すぐにグラウンドの展開に。坂井が上をとると、下からパオロが三角絞めを仕掛けに行く。 
                           
                           巧みに防御した坂井は、あっさりとマウントポジションを奪取する。そしてマウントパンチの雨を降らせながら、アームロックで勝負を決めた。 
                           
 
                            
                           
                          ▼第3試合 クラスC+ 58kg契約 5分2R 
                          ○藪下めぐみ(巴組) 
                          判定 2−0 ※19−19、20−18、20−19 
                          ●佐藤瑞穂(和術慧舟會東京本部) 
                           
                            G-SHOOTO旗揚げ戦以来の登場となる藪下がC+公式戦に登場。 
                           
                           1R、気迫のこもったパンチを佐藤が繰り出すと、それを上回るように藪下がパンチを返していく。そして、組み付くと鮮やかに首投げを決めた。立ち上がった佐藤にフロントチョークを決めるも、徐々に佐藤が首を引っこ抜いて脱出する。 
                           
                           パンチで反撃する佐藤は、再び藪下に投げられる。しかし、柔道をベースにするだけに佐藤はグラウンドになっても、藪下のバックを取ったりと冷静に攻撃を組み立てる。 
                           
                           2R、重いパンチの連打で佐藤が追い込んでいくが、藪下はさらに倍返しでやり返す。投げ技、絞め技で優位に試合を進めた藪下が僅差の判定で勝ち星を手にした。 
                           
                           
                           
                            
                           
                          ▼第2試合 クラスC+ ストロー級(48kg) 5分2R 
                          ○玉田育子(AACC) 
                          判定 3−0 ※20−18、20−18、20−18 
                          ●永易加代(パラエストラ東京) 
                           
                            C+ストロー級準決勝の再戦。この時は引き分けの末に、規定による抽選で玉田が決勝戦に進んでいる。 
                           
                           1R開始早々、永易が胴タックルでコーナーに玉田を押し込む。すると玉田はフロントチョークで首をぐいぐい締め付けた。それを永易が耐えると、今度は肩固めへ。これも決まらず再びフロントチョークにいったところでゴング。 
                           
                           2R、永易がタックルにいくも、またもや玉田はフロントチョークへ。決まらないと見るや、足を掴みヒールホールドに移行する。何とか持ちこたえた永易だったが、反撃出来ない。終始攻め続けた玉田が判定勝利を収めた。 
                             
                           
                            
                          ▼第1試合 クラスC+ フライ級(52kg) 5分2R 
                            ○高林恭子(ALIVE) 
                            一本 1R3分06秒 ※腕ひしぎ十字固め 
                            ●ゆうこ(パラエストラ八王子) 
                             
                              バンタムからフライに活躍の場を移した実力者同士の一戦。05年の全日本アマ修斗・バンタム級決勝のリマッチだ。 
                             
                             1R、ゆうこがローを二発放ったところで、高林が組み付いてテイクダウン。そしてサイドポジションをがっちり固めながらアームロックの体勢へ。 
                             
                             ここで試合が終わってもおかしくないぐらいにゆうこの腕は曲がっていたのだが、反転しながら難を逃れる。攻撃の手を止めない高林が腕十字を極めて勝利した。 
                             
                           
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