マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟
「BREAK DOWN 3〜打破〜」
2007年4月6日(金)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始17:30
▼第13試合 ダブルメインイベント2 MA日本スーパーライト級選手権試合3分5R
○壮泰(橋本道場/挑戦者・同級1位)
KO 3R2分28秒
●山崎道明(新東金/王者)
※壮泰が新王者に就く
山崎と壮泰の両者は昨年12月に王座決定戦として対決する予定だった。しかし壮泰が同年9月にR.I.S.Eのリングに上がった際に足の指を骨折し全治3カ月となったために、出場出来ず。よって規定により暫定王者として山崎が戴冠している。山崎の41歳に対し、壮泰は22歳。ベテランが勝つか、それともヤングパワーが上回るのか?
1R、静かな立ち上がりでお互いに様子見の展開となる。壮泰はローを連発させると、ミドルにつなぐ。山崎はさばきながら、距離を詰めるとパンチの連打を当てていく。途中、壮泰のローブローで山崎は悶絶。
2R、再び壮泰のローブローで山崎はうずくまる。これで壮泰にイエローカードが言い渡された。
再開後、「サムゴーを意識していた」という壮泰は、右ミドル連打を山崎の左腕のガードの上から叩き込む。色白の山崎の腕はだんだんと真っ赤に染まっていく。山崎は食らいながらも意地になり、同じくミドルを返していく。
3R、壮泰は変わらず右ミドルを見舞う。接近戦にいく山崎だったが、壮泰にうまく距離をとられミドルの射程圏内に入ってしまう。ミドルのダメージが蓄積されていき、山崎はガードする腕が上がらなくなった。
壮泰がさらにミドルを蹴ったところで、左腕を破壊された山崎はコーナーで試合放棄の意思表示。壮泰がKO勝利し、新王者に輝いた。双子の弟の山本佑機とリング上で大喜びの壮泰は「これからは大きな舞台で戦っていきたい」とK-1で新設されるライト級(60kg)出場をアピールした。
●壮泰のコメント
「まさかミドルで倒せるとは思いませんでした。1、2Rはつまらない試合をしてしまいましたね〜。
ミドルはサムゴー対金沢の試合を見て研究しました。ミドルでKO出来る選手はいないので、これからミドルキックの選手として有名になりたいですね(笑)。
K-1ですか? 6月大会でライト級の試合が組まれればぜひ出たいです。闘いたいのは、弟を倒した小宮(由紀博)君か、ヒジのない桜井洋平選手。相手は強ければ誰でもいいです」
▼第12試合 ダブルメインイベント1 UKF世界女子フライ級選手権試合3分5R※ヒジなし
○早千予(白龍/王者)
判定 3−0 ※50−47、49−48、50−47
●山田純琴(y-park/挑戦者/J-GIRLS2位)
※早千予が王座防衛に成功
昨年12月に一度対戦している両者。この時は山田のタフさと粘りによって早千予は苦戦。消化不良だった早千予は、早い時期での再戦を望み今回の試合が決定した。
1R、早千予はいきなりサイドに構えサイドキックを出す変則的な構え。距離を縮めた山田は水面蹴りを繰り出し、早千予を転倒させる。山田が接近戦でパンチのコンビネーションを出してくると、ミドルで距離を取った。
1R終了後に「サイドキック主体でいくつもりが出来は10点だった」と不調だった早千予はコーナーに戻ると、ジムの羽田会長からビンタを食らう。
2R、普通の構えに戻した早千予は、前蹴りで突き放す。距離が詰まると、山田はパンチを細かく出していく。早千予も同じようにパンチの手数で返していく。
3R、早千予が前にプレッシャーをかけてくると、山田は後ろに下がりながらもパンチを出していく。そしてバックブローなどの奇襲攻撃を見舞う。
4Rはお互いに慎重になる展開だったが、5Rに入ると乱打戦に。お互いに休むことなく手を出し合う。終始優位に試合を進め、手数で圧倒した早千予が判定で王座防衛に成功した。
▼第11試合 交流対抗戦6番勝負 フェザー級58kg契約3分3Rショーダウンマッチ1
○駿太(谷山/MA日本同級王者)
延長判定 2−1 ※10−9、9−10、10−9
●大川眞人(東大和/NJKF同級4位)
▼第10試合 交流戦ウェルター級3分3Rショーダウンマッチ1
○水町 浩(士魂村上塾/MA日本同級1位)
KO 3R1分50秒
●KEN(OGUNI/NJKF同級3位)
▼第9試合 交流戦ライト級62kg契約3分3Rショーダウンマッチ1
○山本佑機(橋本道場/MA日本同級2位)
判定 3−0 ※30−29、30−28、30−29
●ガンバ黒田(OGUNI/同級5位)
▼第8試合 交流戦スーパーフェザー級3分3Rショーダウンマッチ1
○江口光治(チームドラゴン/J-NETWORKフェザー級4位)
判定 2−0 ※30−29、30−29、29−29
●中西一覚(谷山/MA日本同級2位)
▼第7試合 交流戦ミドル級3分3R
○克(TARGET/J-NETWORK同級9位)
KO 2R0分25秒
●一貴(マスターズピット/MA日本同級10位)
▼第6試合 交流戦 ヘビー級3分3R
○高森啓吾(SAMURAI SWORD)
KO 2R1分27秒
●李 成天(ワイルドシーサー)
▼第5試合 スーパーフェザー級ランキング戦3分3R
○竹内裕二(菅原道場/同級7位)
KO 1R1分40秒
●拳竜(士魂村上塾/フェザー級8位)
▼第4試合 バンタム級54kg契約ランキング戦3分3R
○平本 悠(橋本道場/同級7位)
判定 3−0 ※30−29、30−29、30−29
●高野ヨシ(直心会/同級10位)
▼第3試合 フライ級ランキング戦3分3R
○野口清文(マイウェイ/同級7位)
判定 3−0 ※30−26、29−26、30−27
●しゅん(HIMI/同級8位)
▼第2試合 ライト級ランキング戦3分3R
○信田智史(真習志野/同級10位)
KO 1R2分50秒
●近藤一輝(真樹ジムアイチ/同級9位)
▼第1試合 オープニングゲーム スーパーフェザー級2分3R
○大江和也(HIMI)
判定 3−0 ※30−29、30−28、30−27
●進藤“SPANKY”靖弘(菅原道場)
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