UFC
Fight Night 69
2007年4月7日(土)米国テキサス州ヒューストン トヨタ・センター
観衆=17,500人 (情報・写真提供:Fight&Life)
▼第6試合 ミドル級 5分×3R
○岡見勇信(日本)
判定3−0
●マイク・スイック(米国)
日本人初、UFC3連勝を果たした岡見が、ネクスト・レベルの対戦相手を迎え、初めてPPV中継枠の試合に登場。対戦相手のマイク・スウィックは、岡見の上をいくUFC5連勝中の人気ファイターだ。
テキサス州出身のスウィックに対し、大スウィック・コールとUSAコールの後押しを受けるスウィック、「あの大声援が聞こえるたびに、早く試合を終らせたくなった」という岡見は、1Rからテイクダウンを奪い、アームロックを仕掛けるなど攻勢に試合を進めた。
2Rに入っても、順調に寝技に持ち込んだ岡見だが、ここから動きが少なくブレイク。ラウンド終盤には、スウィックの強烈なパンチを受け、思わずしゃがみこみそうになった岡見。
最終ラウンドには、打撃の距離を失い、タックルも失敗する。そんな悪い流れも断ち切ったのもテイクダウンだった。ついにスウィックからマウントを奪った岡見は、パウンドの連打で勝負を決めに掛かる。
が、なかなかレフェリーがストップをかけないと、スタミナをロスした岡見のマウントパンチの威力がみるみる落ちてくれる。と、体勢をかえされ、足を一本抜かれてしまう。
岡見陣営にも、逆転負けという最悪のシナリオが頭を過った時点で、タイムアップ。岡見勇信が、2Rの打撃を除けば、完全にペースを掴み勝利した。
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