トリニティ
「MARS 07 TORNADO RETURNS」
2007年4月15日(日)東京・ディファ有明
開場15:00 開始16:00
▼メインイベント 日韓対抗戦5対5 総合ルール −68kg契約 5分3R
○トルネード・ソン(闘神塾KOREA)
判定 3−0
●杉内 勇(team-ROKEN)
日韓対抗戦5対5の大将戦。ここまでに2つが無効試合。そして韓国勢が2勝を挙げており、すでに日本勢の負けが決定している。
韓国の大将はMARSのリングで4戦全勝のトルネード・ソン。対する日本の大将はDEEPフューチャーキングトーナメント優勝の実績を持つ杉内勇だ。
1R、リーチ差を活かしたパンチと蹴りでソンが、プレッシャーをかける。スタンドのみならずグラウンドの展開になっても、ソンの勢いは衰えず。ガードポジションの杉内に強烈なパウンドを落とし続けた。杉内は耐えながら、足関節を仕掛けるも逃げられた。
2R、杉内はパンチと左ハイで詰めていくが、ソンがテイクダウン。マウントポジションからマウントパンチを振り落としていく。蹴り上げて凌いだ杉内は立ち上がり、左フックをヒット! 組み付いてきたソンから再び足関節を取ったが、これも逃げられる。
3R、ソンの怒涛の打撃を食らい、杉内は左目は腫れ鼻血を出す。グラウンド勝負のソンは肩固め、腕十字。いずれも完全に入ったかに見えたが、杉内は粘り反撃に出る。
しかしソンの打撃の猛攻は止まらないままフルラウンド終了。主導権を握り続けたソンが判定勝利し、韓国勢が3勝目。杉内の敗戦を受けて、日本勢は1勝も出来ず無残な結果となった。
▼セミファイナル 日韓対抗戦5対5 総合ルール 無差別契約 5分3R
−イム・ジュンス(韓国)
ノーコンテスト
−濱田順平(CMA誠ジム)
肉弾戦と言えるような激しい打ち合いの中、イムのパンチで濱田は左目をカットする。ドクターチェック後に、濱田は右フックでぐらつかせると左ハイをクリーンヒット! 持ちこたえたイムはテイクダウンし、袈裟固めの体勢へ。
濱田が起き上がってくると、イムはバックを取ってジャーマンスープレックス! しかし着地の際に、濱田の肘が顔面に突き刺さったイムは、失神し立ち上がれず。
エルボーは反則となるために濱田にはイエローカードが渡される。偶発性の事故が起こったために、ノーコンテストとなった。
▼第9試合 日韓対抗戦5対5 総合ルール −78kg契約 5分3R
○べ・ミョンホ(韓国)
判定 3−0
●小池秀信(GRABAKA)
べ・ミョンホの打撃の圧力の前に、小池は何度も尻餅をついてしまう。そのままグラウンドに誘う小池であるが、べ・ミョンホがスタンドでの闘いを要求する。
打撃のべ・ミョンホに対し、小池はタックルを仕掛けるもテイクダウン出来ない。そのまま上を取られパウンドの餌食になってしまう。小池はいいところを見せれないまま、判定負けを喫した。
▼第8試合 日韓対抗戦5対5 総合ルール −83kg契約 5分3R
−キム・フン(韓国)
ノーコンテスト
−瓜田幸造(掣圏会館)
ゴングと同時にキムはダッシュしながら飛び蹴り! しかしこれが瓜田の金的に当たってしまった。悶絶する瓜田は立ち上がれず、回復状況を見て試合は再開されることに。
そのままセミファイナルまで進行したが、瓜田のダメージは回復できないため、この試合はノーコンテストとなった。
▼第7試合 日韓対抗戦5対5 総合ルール −78kg契約 5分3R
○チョ・フン(韓国)
一本 1R4分45秒 ※アンクルホールド
●窪田幸生(フリー)
1R開始早々、窪田は高速タックルへ。コーナーまで詰めるもテイクダウン出来ない。スタンドではお互いに様子を探るように、打撃を出し合う。両者ともに譲らない展開だったが、窪田がアキレス腱固めへ。チョ・フンがカウンターでアンクルホールドを極め、まずは韓国に一勝が渡った。
▼第6試合 無差別契約 総合ルール 5分2R
○ビッグジム・ヨーク(ニュージーランド)
TKO 1R0分45秒
●IRO関(フリー)
相撲出身のIRO関は猫だましなどで翻弄する。ビッグジムは全く左右することなく、パンチでコーナーに詰めた。するとIRO関はタックルするが、すかされてしまいうつ伏せになる。ビッグジムが上から押さえ込み、パンチの雨を降らせたところで試合がストップした。
▼第5試合 総合ルール −73kg契約 5分2R
○長岡弘樹(DOBUITA)
判定 3−0
●マルロン・メディロス(ブラジル)
1R、長岡は打撃から寝技にいくも、メディロスにガードを固められる。2Rには、フックでぐらつかせた長岡だったが、グラウンドで上のポジションを取られてしまった。最後に長岡がアームロックを決めたところで試合は終了した。
▼第4試合 MARSブラスターバウト・ルール −65kg契約 3分3R
○氏原文男(闘神塾)
判定 2−1
●ヨーユット(タイ)
今大会より施行された新ルール「MARSブラスターバウト・ルール」。オープンフィンガーグローブを使用し、投げ技、立ち関節が認められる。
序盤こそ、キックボクシングの展開だったが、両者ともに一発狙いで投げ技、立ち関節狙いの展開になる。立った状態でのアームロックなど積極的に技を仕掛けた氏原が強豪タイ人を退けた。
▼第3試合 MARSブラスターバウト・ルール −80kg契約 3分3R
○キム・スンス(韓国)
KO 1R2分22秒
●ソル・ボギュン(韓国)
ルールを利用したキムがいきなりフロントチョークで勝負に出る。しかし決めきれずスタンドから再開。バチバチのパンチの打ち合いの中、カウンターでキムの右フックがクリーンヒット! ソルはタンカーで運ばれるほどのダメージを負った。
▼第2試合 キックルール −67kg契約 3分3R
○テワリットノーイ(タイ/元ラジャダムナンSフェザー級王者)
判定 3−0
●MITSUAKI(船橋格闘クラブ)
1Rから試合巧者ぶりを発揮するテワリットノーイ。前蹴り、首相撲で転がしたりと余裕の試合運びを見せる。後半にスタミナ切れを起こすも、終始主導権を握り続けて判定勝ちした。
▼第1試合 キックルール −70kg契約 3分3R
○丸山純一(ザ・スピリットジム)
TKO 1R1分37秒
●杉本拓磨(サーバルキャット)
ワンツーからローにつなぐ攻撃で優位に進める丸山。杉本は鼻血を出しドクターチェックを受ける。再開後、丸山がローで3度のダウンを奪い、MARS初勝利を挙げた。
|