天空キックボクシング協会
「キックボクシング『天空』〜東西南北〜」
2007年4月15日(日)東京・新宿FACE
開場11:00 開始12:00 観衆=468人(満員)
▼第12試合 メインイベント フライ級 3分5R
○藤 鬥嘩裟(藤ジム/「K-2グランプリ 第14回全日本新空手大会」優勝)
判定 3−0 ※50−47、50−47、50−47
●森山進介(拳枠会宮越道場)※デビュー戦
3戦目で初メインを飾ることになった14歳の鬥嘩裟(つかさ)。リングインすると大量の紙テープが投げ込まれ、注目度の高さを示す。試合開始前には、鬥嘩裟と5年間のイメージキャラクター契約を交わしたボディーメーカーから白いガウンが贈呈された。対戦相手の森山は26歳。世界ムエタイ大会に出場経験を持ち、今回がデビュー戦となる。
1R、リズミカルな動きでステップを踏む鬥嘩裟は、得意の伸びのある前蹴りで突き放すと、一気にコーナーに詰める。そしてパンチをまとめるが、森山はクリンチで凌ぐ。レフェリーが中に入っても、森山はクリンチをとかず、両者は眼の飛ばし合い。
2R、前蹴りからパンチにつなぐ鬥嘩裟はプレッシャーをかけ、距離が縮まると首相撲からヒザ蹴り。頭を抱え込んだ鬥嘩裟はヒジをガンガン落としていく。
3R 「いつもの得意のスタイルの前蹴りを多様したかった」という鬥嘩裟であるが、セコンドの支持通り、戦法を変えて首相撲からのヒザ蹴りで追い込んでいく。
4R 疲れの見える森山は、3Rと同様に首相撲で翻弄されてしまう。勢いで鬥嘩裟が尻餅をついたところ、森山が反則攻撃となるサッカーボールキック! この行為に鬥嘩裟のセコンドは立ち上がって猛抗議する。大事に至らず、ペースを乱されない鬥嘩裟は変わらず主導権を握り続けた。
最終ラウンドになってもスタミナ切れの見えない鬥嘩裟は、前に圧力をかけながら首相撲でペースを握る。そのまま終始攻め続け、フルマークの判定で勝利した。3戦3勝で無敗の鬥嘩裟は6月のJ-NET興行に出場予定。日本チャンピオンクラスの選手と対戦予定である。
●藤鬥嘩裟のコメント
「今日の出来は50点です。セコンドの支持通り、後半はヒザ蹴りにかけてみようと思いました。K-1MAXでデビューした15歳のHIROYA選手とは、機会があれば闘いたいです。強い相手であれば誰とでも闘いたいです」
▼第11試合 セミファイナル フェザー級 3分5R
○太刀国秀(藤ジム/天空日本フェザー級1位)
判定 3−0 ※50−44、50−45、50−45
●龍馬(y-park)
キャリアで勝る太刀が、首相撲を仕掛け序盤から若い龍馬を翻弄する。3Rには、左ストレートで太刀がダウンを奪った。立て続けに2回目のダウンを奪ったが、これはゴング後だったためにノーカウントとなる。
最終ラウンドになると、疲れの見える太刀だったが、パンチのラッシュで再びダウンを奪取する。太刀が大差の判定で勝利し、天空日本フェザー級1位の意地を見せた。
▼第10試合 ウェルター級 3分3R
○宮越宗一郎(拳枠会宮越道場)
KO 3R2分39秒
●ユキノリ・YSG(ワイズスポーツジム)
1、2Rとリラックスした動きで宮越が上下に散らすパンチに加え、ロー&ハイを混ぜていく。宮越の手数に耐えるユキノリだったが、3Rにはボディを効かされ立ち上がれず。宮越のKO勝利で終了した。
▼第9試合 55.5kg契約 3分3R
○丸山武志(藤ジム)
KO 2R1分40秒
●亀山浩司(拳心館狭山)
▼第8試合 60kg契約 3分3R
○上山浩一(PITジム)
KO 1R0分53秒
●須釜和成(拳枠会宮越道場)
▼第7試合 フェザー級 3分3R
○藤井英人(BLUEDOGGYM)
TKO 2R1分27秒
●水嶋貴大(PITジム)
▼第6試合 天空ジュニアキックボクシング 2分2R
○小林幸太(藤ジム)
判定 3−0 ※20−17、20−17、20−17
●寒河江大地(日本達磨拳法/関東高校チャンピオン)
▼第5試合 天空ジュニアキックボクシング 2分2R
○神村エリカ(山木ジム)
KO 2R0分54秒
●陣内まどか(トーエル)
▼第4試合 天空ジュニアキックボクシング 3分1R
△小林亮太(藤ジム)
ドロー 判定 1−0 ※10−9、10−10、10−10
△大八木卓磨(日本達磨拳法/関東中学チャンピオン)
▼第3試合 天空ジュニアキックボクシング 3分1R
△岡 彩我(藤ジム)
ドロー 判定 0−0 ※10−10、10−10、10−10
△竹内将生(谷山ジム)
▼第2試合 ウェルター級 3分3R
○織田亮介(y-park)
TKO 3R1分32秒
●星川 晶(谷山ジム)
▼第1試合 バンタム級 3分3R
○佐手康人(PITジム)
TKO 1R59秒
●関口陽三(拳枠会宮越道場)
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