修斗
「SHOOTO GIG WEST7」
2007年4月21日(土)大阪・アゼリア大正ホール
開場13:30 開始14:00
▼第6試合 2007年新人王決定トーナメント2回戦 フェザー級 5分2R
○KODO(シューティングジム神戸)
判定2‐0 ※20‐19、19‐19、20‐19
●AKI(PUREBRED京都)
昨年の西日本選手権を制し全日本選手権を待たずしてプロに昇格したKODO(小堂準也、すでにプロで一戦を消化し1勝)と、この日デビュー戦を迎えたAKI(永本泰章)がメインで激突。
1R、AKIが右ストレートからの片足タックルで、まずは得意のグラウンド戦に引きずり込むことに成功。だがKODOは冷静に下から三角絞め、腕十字で反撃。キャッチこそ奪えなかったものの、下になっても自らのペースで展開を作っていく。その後もテイクダウンを狙い続けたAKIだが、KODOに未然に防がれ優位なポジションを奪えず。1RはややKODO有利の展開で終了。
2R、打撃の応酬の最中、テイクダウンを奪ったKODOに対し、AKIは倒されながらもフロントチョークに移行。レフェリーから「キャッチ」の声を引き出す。だが頭を抜いたKODOは一気にパウンドを連打。亀になったAKIのバックを奪うと、その後も優位なポジションをキープしていく。がぶりから横三角に捕らえたKODOは、試合終了まで後頭部に鉄槌をまとめ打ち。結果、キャッチは奪われたものの、それ以外の場面では試合を優位に進めたKODOが準決勝に進出した(準決勝では金山康宏と対戦)。
▼第5試合 2007年新人王決定トーナメント1回戦 ミドル級 5分2R
○屋宮ハント(パラエストラ博多)
判定3‐0 ※20‐19、20‐19、19‐18
●KING JOH(シューティングジム神戸)
同門のKODOと同じく全日本を待たずにプロに昇格したKING
JOHと、昨年の全日本準優勝者・尾宮の一戦は、予想通りの激戦に発展した。
1R、まず首投げでテイクダウンを奪ったJOHに対し、尾宮はオモプラッタで体勢を返しサイドを奪取。そこからパウンドを入れつつ、タイミングを見計らってマウントに移行する。だがマウントの瞬間にエビで尾宮の体を浮かせたJOHが、ダメージを受けることなくスタンドに戻すことに成功。一進一退の攻防が続くなか1R終了のゴングが鳴る。
2R、得意の打撃で前に出たJOHだが、尾宮の右ハイキックでダウン。カウント内で立ち上がるも、やや足取りがおぼつかない。しかし再開後にテイクダウンを奪ったJOHは、インサイドガードの状態から怒とうのパウンド。なんとか距離を潰そうとする尾宮だが、JOHも胸を張って密着を許さない。パウンドでダメージを与えたJOHは、終了間際にはマウントも奪取。休むことなくパウンドを打ち続け、ジャッジの採点に一縷の望みを託した。
注目の結果は、右ハイでダウンを奪った尾宮が3‐0で勝利。実弟の小西"獅子"優樹に続き、2年連続で新人王奪取を狙ったJOHだが、追い上げ届かず一回戦で敗退した。
▼第4試合 2007年新人王決定トーナメント1回戦 ミドル級 5分2R
○杉本敏彦(パラエストラ博多)
一本 2R2分37秒 ※三角絞め
●石中 暢(誠至会/NJKFライト級2位)
序盤から徹底してテイクダウン狙いの杉本に対し、石中はコーナーをうまく利用しながらバランスを保っていく。2R、差し合い勝負から杉本を突き放した石中はパンチで応戦。このうちの一発がヒットし、杉本は鼻から出血。ドクターチェックを受ける。だが再開後にようやくテイクダウンを奪った杉本は、すかさず横三角から三角絞めに移行。これがガッチリと決まり、石中からタップを奪った。
▼第3試合 2007年新人王決定トーナメント1回戦 フェザー級 5分2R
△金山康宏(PUREBRED京都)
判定1‐0 ※20‐19、19‐19、20‐20
△マイク・ハヤカワ(シューティングジム大阪)
※抽選の結果、金山が2回戦に進出
▼第2試合 ライト級 5分2R
○松本大輔(PUREBRED京都)
TKO 1R0分38秒 ※レフェリーストップ。右フック
●椎木 努(直心会格闘技道場)
▼第1試合 フェザー級 5分2R
○田村貴生(パラエストラ広島)
一本 1R4分41秒 ※腕ひしぎ十字固め
●加納"マーク"学(相補体術)
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