| CMA本部主催・DEEP事務局協力
 「CMAフェスティバル2
 〜美濃輪育久デビュー10周年記念大会〜」
 2007年7月23日(月)東京・後楽園ホール
 開場17:30 開始18:30
 
  ▼メインイベント 第11試合 日本VS韓国対抗戦11対11 5分2R ○ミノワマン(フリー)
 TKO 1R終了時 ※セコンドからのタオル投入
 ●ホ・ミンソク(CMA KOREA)
 
 ミンソクが先に入場。続いてミノワマンの入場テーマ曲が流れると場内は一気にヒートアップ! 通常の入場ゲートではなく、ホールの南側から姿を現し、ミノワマンが一歩一歩ゆっくりと階段を降りていく。
 
 メキシコのルチャ修行で身に着けたという回転しながらのロープ超えでリングイン! 中央で向き合うと、ミンソクは戦闘モード全開をアピールする。
  1R、8cmも上背で体重でも10kg重いミンソクがパンチを振るいながら前進すると、ミノワマンは一瞬ひるむ。そのまま組み付かれ、ロープ際に押し込まれてしまった。距離をいったん取ったミンソクはパンチ連打。それに応えるようにミノワマンもノーガードで打ち合いに応じる。 
 ミノワマンのパンチがヒットし、たまらずミンソクはロープ越に体を出してしまう。そのまま押し込んだミノワマンはテイクダウンに成功!
 
 くるりと回転したミノワマンはミンソクの足をキャッチするとアンクルホールドの体勢へ。ミノワマンは一気に絞り込むが、ミンソクは耐える。そして立ち上がると、パンチをお見舞い。うつ伏せのままパンチを浴びたミノワマンは失速するも立ち上がり、スタンドの状態に戻す。
  そこから根性比べのど付き合いへ。お互いに有効打をもらうが、タフネスぶりを発揮し倒れない。ミノワマンの右フックがクリーンヒットすると、ミンソクは尻もちをつく。 
 チャンスとばかりにパウンドを落とすミノワマンだが、ミンソクはガードポジションで防御。ここでミノワマンを応援する「超人コール」が爆発。攻めあぐねるミノワマンが上から押さえつける形のまま終了。
  2R開始するも、ミンソクは自軍のイスに座ったまま動こうとせず。どうやらミノワマンに極められたアンクルホールドで右足を痛めたようで戦意喪失。そのままタオルが投入され、ミノワマンが10周年興行をTKO勝利で閉めた。  沸き返る客席四方に向かって、ミノワマンは「オーイ!」の掛け声と共に拳を突き上げるS・R・F。それに呼応するように観客から「オーイ!」の大合唱で会場のボルテージは最高潮に達した。 
 マイクを握ったミノワマンは 「本日はお集まりいただき、ありがとーございます。まだまだ物足りなくてやりたいことがたくさんあります。
 
 自分の夢を一個一個叶えていこうと思いますので、熱い熱い応援よろしくお願いいたします。まだまだ物足りないです。10年、20年、何年になるかわからないですけど、自分の理想のプロレスラーを求めて走り続けたいと思います。今日はありがとうございました」とあいさつした。
  ●ミノワマンのコメント 「まだまだ2Rもいける気持ちもありました。(1Rの)アンクルホールドは手応えありました。確実に一本取れるように頑張りたいですね。7カ月ぶりの試合でたまったものですか?
 
 まだまだ出せていません。やっと2007年のスタートが切れました。一度パンチを食らって腰が落ちましたか? 覚えていません。自分の理想のプロレスラーになれるようにまだまだ頑張ります。
 
 次は8月11日に行われるHEAT(愛知県体育館)に出ます。金網の試合なので楽しみたいと思います。PRIDE再開は待つしかないですね。いい形で復活すればいいですね。(勝利者の花束贈呈をしてくれた)船木選手が現役復活しましたね。『一生辞めんなよ!』と言いたいです。対戦は……そういう状況が出来上がれば、待ちたいと思います」
 
 
  
 
   
  ▼セミファイナル 第10試合 日本VS韓国対抗戦11対11 5分2R ○窪田幸生(坂口道場)
 判定3-0
 ●ソ・ドゥウォン(CMA KOREA)
 
 1R、窪田が先制の左ミドル。パンチを放ちながらタックルにいくと、ドゥウォンはバックをとる。ロープからはみ出たために中央から再開。フックをクリーンヒットさせた窪田はドゥウォンの腕をキャッチすると、スタンド式アームロックの体勢へ。
 
 腕は伸びきるもドゥウォンはギブアップしない。ピンチを脱出したドゥウォンはそのままバックを奪う。窪田は立ち上がって回避。フックを振るうドゥウォンは窪田をコーナーに詰めるも膠着したためにブレイク。再開後、両者はノーガードで激しくフックを打ち合う。決定打がないまま終了。
  2R、右ローを当てるドゥウォン。窪田は遠い間合いから飛びヒザ蹴り。お互いに様子を探るようにパンチを出し合う展開となる。窪田の右フックでドゥウォンは失速。 
 その後もワンツーを食らうドゥウォンは倒れない。猛ラッシュを仕掛けたドゥウォンはコーナーにつめたが、窪田も負けじとパンチで応戦。判定決着となり、有効打の多かった窪田が勝利した。
  マイクを握った窪田は「今日はありがとうございました。本当はすっきり勝って言いたかった。10年を迎えてここまできました。負けたら辞める覚悟でいました。これからもやれるとわかったので、10年よろしくお願いします」と現役続行をアピールした。 
   ▼第9試合 日本VS韓国対抗戦11対11 キックルール5分2R
 ○ハム・ソヒ(CMA KOREA)
 判定3-0
 ●藪下めぐみ(巴組)
 
 
  1R、ミドルから一気にパンチで攻めるソヒ。藪下はミドルを出すも蹴り足をつかまれ、パンチ連打を食らう。コーナーにつめたソヒは左ハイ。 
 動きの止まった藪下に容赦ないパンチ連打が浴びせられる。再びコーナーに追い込んだソヒはヒザ蹴り連打。藪下はバックブロー、フックを振り回すが、ソヒはうまく交わし有効打をもらわない。
  2R、ソヒがプレッシャーをかけると藪下は組み付き、追撃させない展開。ソヒの左ストレートをもらった藪下は防戦一方となり攻撃を受け続けるもダウンしないタフネスぶりを発揮する。残り時間20秒のところで藪下は起死回生の胴回し回転蹴り。そのままお互いにパンチを出し合い、判定へ。主導権を握り続けたソヒが体重差を物ともせずに勝利した。 
   ▼第8試合 日本VS韓国対抗戦11対11 5分2R
 ○端 貴代(和術慧舟會東京本部)
 判定3-0
 ●イ・ヒジン(CMA KOREA)
 
 
  1R、両者ともに激しくパンチを出し合う。端は強烈な右ロー、そして右ハイ。足の止まるヒジンにローがよく入る。パンチを出しながら組み付いた端は首投げ。 
 しかしここでヒジンはうまく端のバックをキープしチョーク狙いへ。反転した端はガードポジションに戻しパウンド。端はパスを狙うも、ヒジンの巧みな防御に阻まれる。
  2R、ローを連発する端に対し、ヒジンはパンチを出しながら組み付きコーナーに押し込む。両者は倒れこむようにグラウンドの展開へ。サイドポジションを取った端は鉄槌の雨を降らせる。
 嫌がるヒジンはうつ伏せ状態に。いったん離れた端は変わらず上からパウンドを落とす。ヒジンは下から腕十字を仕掛け、端は大ピンチ! しかしうまく逃れた端は立ち上がり最後までパス狙いに。判定勝負となり、端が勝利した。
 
   ▼第7試合 日本VS韓国対抗戦11対11 5分2R
 ○真武和恵(和術慧舟會東京本部)
 一本 2R3分44秒 ※腕ひしぎ十字固め
 ●イ・ヨンジュ(CMA KOREA)
 
 
  1R、両者けん制のジャブ。ヨンジュが思い切ったパンチを出すと、真武はタックル。スタンドから再開。激しく打ち合う中、ヨンジュが首投げ。うまく上になった真武だったがブレイク。再びタックルにいくもがぶられる真武。 
 チャンスとみたヨンジュはパンチラッシュ。タックルにきた真武の腕をキャッチしたヨンジュは腕十字。うまく逃げた真武は上をとったところでゴング。
  2R、バックブローを放ち、組み付いたヨンジュは首投げへ。上をとった真武は防戦一方のヨンジュにパウンドを落としていく。下からヨンジュは三角絞めを狙う。膠着したためにブレイク。打撃戦からグラウンドの展開になると、上をとる真武がパウンドを落とす。そして残り時間一分のところでマウントポジションをとった真武は一気に腕十字でタップを奪った。 
 ▼第6試合 日本VS韓国対抗戦11対11 5分2R
 ○濱村 健(CMA京都成蹊館)
 TKO 1R3分37秒 ※レフェリーストップ
 ●ハン・ドンホ(CMA KOREA)
 
 
  
 ▼第5試合 日本VS韓国対抗戦11対11 5分2R
 ○ヤン・ドンイ(CMA KOREA)
 TKO 1R3分56秒 ※レフェリーストップ
 ●濱田順平(誠ジム)
 
 
  
 ▼第4試合 日本VS韓国対抗戦11対11 5分2R○ハン・スーハン(CMA KOREA)
 判定 3-0
 ●松下直揮(MB3Z)
 
 
  
 ▼第3試合 日本VS韓国対抗戦11対11 5分2R○長堂嘉夢(CMA戦ジム)
 判定 2-1
 ●ホ・ユン(CMA KOREA)
 
 
  
 ▼第2試合 日本VS韓国対抗戦11対11 5分2R○恩田剛徳(CMA拳術會)
 TKO 1R3分36秒 ※レフェリーストップ
 ●キム・ジフン(CMA KOREA)
 
 
  
 ▼第1試合 日本VS韓国対抗戦11対11 5分2R○キム・ドンヒョン(CMA KOREA)
 KO 1R0分11秒 ※左ストレート
 ●前島行晴(CMA戦)
 
 
  
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