KGS主催
「3A-LIFE presents R.I.S.E.-α- “THE FACE”」
2007年8月26日(日)東京・新宿FACE
開場17:00 開始17:30
▼メインイベント 67.0kg以下契約 3分3R延長1R
○喜入 衆(ソーチタラダ渋谷/J-NETWORKスーパーライト級王者)66.8kg
判定2−0 ※30−29、30−29、30−30
●水谷秀樹(スクランブル渋谷/FLASH
to CLASH TOURNAMENT’06王者)66.8kg
渋谷センター街から新宿・歌舞伎町にやってきた“褐色の荒馬”喜入と、同じく渋谷に道場を持ち今やR.I.S.E.の顔となった“闘神降臨”水谷の“渋谷対決in新宿”が本日のメイン。
水谷は激励賞を受け取ると「コジマ社長、ありがとうございます!」とリング上からお礼を言う余裕ぶり。年末の70KgトーナメントDoA出場を視野に入れているため、体が以前よりも大きくなっている。
1R、サウスポーに構えた水谷は右手をチョンチョンと出して右ロー。喜入もジャブから右ローだ。水谷の左ミドルが快音を発してヒット、負けじと喜入も右ミドルで快音を響かせる。
喜入の右ストレートに水谷がバックブロー、パンチで前に出てくる喜入に右フックとテンカオ。よく動く水谷はパンチから左ハイキックを飛ばし、組み付くとヒザ蹴り。喜入が連打からテンカオ、左フック。水谷は左ミドル、喜入の左フックがかすめる。
2R、水谷が踵落とし! 喜入の右ミドル、右ストレート、続く左フックがヒット! 連打して水谷にガードさせ、空いたボディへ右ミドルを入れる喜入。水谷もテンカオ、喜入の左フックに合わせて左ミドル。
喜入のバックブローは空振りに。水谷が真っ直ぐ入ってくると細かい連打を叩き込む喜入、接近戦での蹴り合い・打ち合いになり、激しく技を交錯させる両雄。喜入の左ミドル、水谷の左ミドル、すぐにパンチでの打ち合い。2人ともとにかく手を出し続ける。
3R、ローの蹴り合いからショートでパンチの応酬、組み付く水谷。喜入は左右のフックとロー、喜入が右ローを連打し、水谷も左右のストレートからテンカオ。組み合ってヒザの蹴り合い。
喜入の左ミドルがヒットし、組み合うと喜入がヒザで上回る。激しく手を出し合い、打ち合う! その中、水谷が左ハイキックを二発! 喜入も左フックを返し、右ミドルでふっ飛ばしての右オーバーハンド。激しくもみ合い、手足を出し続けた。判定は2−0で喜入! 恒例となった勝利のヘディングを決めた。
▼セミファイナル 70.0kg以下契約 3分3R延長1R
○裕樹(リアルディール/DEAD or ALIVE
TOURNAMENT’04準優勝)68.4kg
判定3−0 ※30−26、30−26、30−25
●孫煌進(スクルランブル渋谷/プロ修斗戦績4勝1敗)69.4kg
村浜武洋を破るも尾崎圭司、大野崇、HAYATOに三連敗中の“博多の悪童”裕樹が、再起を賭けて修斗で活躍する総合格闘家“SHIBUYA暴走マルチファイター”孫と対戦。
空手衣を着て入場した孫に大きな声援が沸き起こる。裕樹は観客とハイタッチしながら、笑みを浮かべながらの入場。両者はリング中央に歩み出ると、額をつけてにらみ合う!
1R、前に出て左右の連打を繰り出す孫。裕樹は右ロー、孫はガードの上からパンチを叩きつけ、裕樹が入ってくると前蹴り。孫の連打に右ストレートを返し、右ローをクリーンヒットさせる裕樹。
孫は左ハイキック、右ロー、それに連打を繰り出すが、裕樹はしっかりガードして右ロー。裕樹の左フック! 続く右ローで孫の体が大きく揺らぐ。孫のパンチをガードしながら左右のフックと右ローをヒットさせる裕樹。孫はローをもらう度に体が泳ぐ。ゴングが鳴るとハイタッチして、にらみ合う。
2R、前蹴りを多用する孫。しかし、パンチで行くと裕樹が右ローを合わせる。裕樹がワンツーで前に出て右ロー、左フック、孫は組み付く。孫のテンカオに体を折った裕樹は一瞬下がるが、前に出てきてパンチを放った孫から左フックでダウンを奪う!
ガードを固めて前に出る裕樹、右ローから左右のフック。裕樹の左フックに孫が左フックを合わせる! 右ローから右アッパーを繰り出し、裕樹が孫にロープを背負わせたところでゴング。山口元気が孫に指令を出しにいく。
3R、前蹴りからボディ、そして右フックを放った孫はヒザ蹴り。裕樹の左ローに軸足払いを合わせ、裕樹を転倒させる。レバーを叩き込んだ裕樹は、続いて左フック! 孫はタックルで裕樹を倒す。ローから左フック二発、孫も負けじと打ち合いに行く。が、孫の左フックに合わせた裕樹の左フックで孫が二度目のダウン!
それでも立ち上がった孫に大声援が送られる。パンチで打ち合う両者、裕樹が右アッパー、孫も左右のフック。最後まで打ち合った両者は笑顔でガッチリと抱き合った。
▼第7試合 60.0kg以下契約 3分3R延長1R
○歌川暁文(U.W.F.スネークピットジャパン/SB日本Sフェザー級3位)60.0kg
判定3−0 ※30−28、30−28、29−28
●オノリュウ(クロスポイント・ムサシノクニ/FLASH
to CLASH TOURNAMENT’07 ベスト4)59.8kg
FLASH
to CRUSHで真王杯準優勝の中須賀をKOし、一躍その名をあげた“武蔵の拳者”オノリュウと、シュートボクシングを主戦場にする大江慎の弟子・歌川。オノリュウのセコンドには山口元気、歌川のセコンドには大江がつく。
1R、サウスポーの歌川は右へ回りながら右ロー、オノリュウが近づいてくると前蹴り。歌川が左ミドルと右ローのコンビネーション、止まるオノリュウに右ローを連打する。オノリュウは歌川をローで止めて得意の右ストレート!
歌川は一瞬怯むが、すぐにローを蹴る。歌川の蹴りがオノリュウの下腹部に入ったため試合は一時中断。ローを連打する歌川にパンチで突っ込んでいくオノリュウ、右フックが唸る。ロープへ詰めて連打するオノリュウ、歌川も右ローで応戦だ。ハイキックを蹴るオノリュウを足払いでコカす歌川。
2R、オノリュウがパンチで攻め、歌川が右ローを蹴る展開。歌川は組み付くと何度もオノリュウをマットに叩きつける。連打で歌川をロープ際に追い込んでいくオノリュウ。しかし、オノリュウの右に左フックを返してダウンを奪う歌川!
立ち上がったオノリュウに歌川が右ロー、この一発にオノリュウが顔をしかめる。左フックから右ローへつなぐ歌川。オノリュウも打ち返すが、完全に歌川のペース。
3R、パンチで前に出るオノリュウだが、歌川は組み付いて投げる。歌川が左フック、組みついてヒザ。オノリュウは右を放っていくが、歌川に組み付かれて連打が続かない。左右のフックで襲い掛かるオノリュウ。ここで歌川にドクターチェック。
再開後、オノリュウが左右の連打でロープに歌川を追い込む! 逆転の予感に場内は一気に沸き、打たれた歌川は組み付く。オノリュウが前に出ると組みついてヒザに行く歌川。
歌川が右ストレート、左フック。オノリュウは右フックで前に出るも歌川に捕まってしまう。歌川の左右フックにオノリュウが右ストレートを返したところで試合終了。逆転はならなかった。
▼スペシャルエキシビジョンマッチ 2分1R
−TURBO(FUTURE_TRIBE
ver.O.J)
勝敗なし
−HAYATO(FUTURE_TRIBE)
60KgトーナメントFLASH
to CRUSHの覇者“スピードマスター”TURBOと“逆襲のベビーフェイス”HAYATOによる豪華なエキジビションマッチが行われた。
TURBOはいきなり豪快な後ろ廻し蹴り、ミドルキックの応酬。TURBOがパンチの連打からロー。組み合ってブレイクをかけたレフェリーをTURBOが後ろから押さえ込み、HAYATOが飛び蹴りを見舞ったところこれがTURBOに誤爆!
TURBOがダウンし、怒ったHAYATOがレフェリーにミドルキックを見舞ったところ、なんとレフェリーが華麗なドラゴンスクリュー!
これでHAYATOもダウンし、ダブルダウン! 両者が立ち上がるとイエローカードが掲示されて再開。HAYATOがパンチのコンビネーション、TURBOが早い連打からパンチを繰り出したところでエキジビションマッチが終了した。
「皆さん、こんばんは。どうでしたでしょうか? なかなか上手くいったと思います。今度M-1で試合をします。まだ相手が決まってませんが、R.I.S.E.のチャンピオンとして恥ずかしくない試合をします」(TURBO)
「僕も9月30日にシュートボクシングで、相手はまだ決まっていませんが、試合をします」(HAYATO)
▼第6試合 70.0kg以下契約 3分3R
○小宮山大介(北斗会館)69.5kg
KO 1R2分50秒
●野原秀昭(宮野道場)69.15kg
ここまで2勝1敗と空手時代の実力を発揮しきれていない“空手界の異端児”小宮山と、“関西からの刺客”野原による一戦。野原は小宮山が所属していた新極真会の大会を他流派ながら制したこともある"空手界の撃墜王"宮野孝裕の弟子だ。
1R、サウスポーの小宮山に右ミドルを放つ野原。小宮山はやや斜に構えてパンチを放っていく。オーソドックスになってワンツーからハイを放つ小宮山。
サウスポーに戻って強烈な左ミドルから左ストレート、左ハイキックを連発していく。オーソドックスから右アッパー、右フックを放つ小宮山。
勢いに乗る小宮山は圧力をかけて野原にロープを背負わせ、左フックに左フックを合わせてダウンを奪う。上段後ろ廻し蹴りで襲い掛かる小宮山、野原はクリンチ。
小宮山の左フックが続けて三発ヒット! 小宮山の右フックから左アッパー、左右の連打で野原をコーナーへ釘付けにし、左ストレートで野原がダウンしたところでレフェリーがストップした。
▼第5試合 68.0kg以下契約 3分3R
○田中秀弥(POWER-X)67.75kg
KO 3R2分44秒
●剣(team BLADE)67.5kg
内田康弘プロデューサーが逸材とその潜在能力を高く買う“謎の軍団中量級の雄”田中秀弥と、元ホストで桜井"マッハ"速人らと総合格闘技も学んでいたことがある“背徳のイケメン”剣。
1R、右フックで突っ込む剣をかわして左フックを入れる田中、さらに右ロー。左インローを蹴りながら左フックを狙う田中、剣の右にも左フックを合わせる。ジャブで剣を下がらせ、ロー&フック、そしてレバー。剣の右フックに田中が左フック!
矢のようなジャブを突き刺し、剣をコーナーへ追い込んで田中はアッパーを交えたパンチのコンビネーション。剣に触れさせない田中の鮮やかなディフェンスが光る。
2R、田中の左ミドルに押された剣がいきなりパンチで突進! 左右のフックを振り回して乱戦に持ち込む。が、剣の左フックに合わせた田中の右フック、さらにジャブ、左フックに合わせる左フックが冴える。
田中はジャブからフック、アッパーのコンビネーション。ノーガードで剣を挑発し、打ってくるパンチをヒョイとよける。田中が右ロー、ジャブからコーナーへ詰めて右ボディストレート、左フックに左フックを合わせる。
3R、田中が連打からロー、剣が打ってくると左フックを入れ、右のカウンターをヒットさせる。しかし、コーナーへ追い込まれた剣の右フックがヒット!
これでスイッチが入った田中はすかさず連打で詰めていき、連打でコーナーへ剣を釘付けにする。ロープにもたれた剣を右フックから右ストレートで打ち抜く! 鮮やかなダウン! 猛然と襲い掛かる田中の右フック、右ストレートに剣が吹っ飛び、コーナーにパンチの連打で釘付け。ここでレフェリーが試合をストップした。
▼第4試合 70.0kg以下契約 3分3R
○大輔ハートH.G.(TARGET)69.45kg
判定3−0 ※30ー28、30−28、30−27
●藤田智也(ドージョーチャクリキ・ジャパン)71.1kg
その入場衣装とハードな試合っぷりでインパクトを残す“プチ崖っぷち”HGと“ブートキャンプ効果?減量成功!爽やかボーイ”という長いニックネームの藤田による第4試合。同じHGファッションのセコンドを従えてのHGの入場に場内が笑いに包まれる。
1R、サウスポーのHGは左ミドルを連発、スリップダウンさせられた藤田はパンチで突っ込む。HGは長い足から突き刺すように放つテンカオ&前蹴り。首ヒザも使う。藤田はHGの左ハイをブロックして右ストレート、左ミドルには右ローを合わせる。藤田が右ローで前に出て、HGの左ミドルに右インローを合わせて転倒させた。
2R、藤田が左ロー、右インロー、さらに左右の連打。HGは前蹴りで突き放して左ミドル、藤田は右ロー連打。HGも左ミドルを連打してワンツー、さらに左ハイ。
3R、藤田が前に出て右ローとパンチ、HGも押し返して左ミドルと前蹴り。やや息があがっている感のあるHGだが、左ミドル&ハイを蹴っていく。左ミドルを連打するHG、藤田も手数が減る。HGは「来い!」と手招きし、左の蹴りを連発、藤田が下がる! そこで試合終了。
▼第3試合 ヘビー級 3分3R
○シング・心・ジャディブ(パワーオブドリーム)
判定3−0 30−29、30−28、29−28
●森口 竜(BLUE DOG GYM)
“マハラジャ・ビッグガイ”シングと以前は極真会館所属で各大会に出場していた“巨大狂犬”森口のヘビー級対決。シングの高身長に場内からどよめきが起こった。
1R、森口のいきなりのロー連打にシングの体が揺らぐ。シングはハイキック、ヒザで突進していき、森口は右ロー&右インロー。シングのハイキックに場内がどよめく。森口の右フックでシングが倒れるもノーダウン。
森口は右インロー、そして左右フック。シングはハイを連発して前に出るが、森口のパンチをもらう。シングは掴んでのハイアングルのヒザを連打。ヘビー級の迫力に場内は沸きっぱなし。
2R、森口のトランクスの紐が切れてしまい、その修復に時間がかかったことで遅延行為によりイエローカード。森口は右インローを連発、シングは踊るように襲い掛かってハイキックから首ヒザ蹴りの連打。両者離れて森口はパンチ、シングはハイキック。後半は2人ともやや手数が減る。
3R、ローの森口にハイ&ミドルのシング。森口の右ローにシングの巨体が揺らぐ。シングはワンツーで突っ込むが勢いがない。森口は右ロー、シングはフックから組み付いていく。森口の右ローにシングはワンツー、しかし森口のローに押され気味。森口がローを連打したところで試合終了。
▼第2試合 53.5kg以下契約 3分3R
○梅原崇雪(TARGET)52.7kg
判定2−0 29−29、29−28、29−28
●Roberto(club EDO)53.2kg
“サマードリーム”梅原と“インカマン”Robertoの対戦。1R、サウスポーのロベルトはハイキックを飛ばしつつ、出入りを激しくする。梅原は下がるRobertoにローからパンチ。Robertoが突っ込んでくると掴んでのヒザ。梅原の右ストレートがヒットしたのを合図に、一気に打ち合う両選手。梅原の圧力にRobertoは下がり気味だが、左右のストレートを出していく。
2R、ローの蹴り合いからRobertoがバックブロー。パンチからローへとつなげていく。梅原はテンカオ、首相撲で振り回してのヒザ蹴り。梅原の右ストレートをかわし、Robertoの左フックがヒット!
梅原は首ヒザに行くがRobertoが押し込んでいく。Robertoのバックブローをブロックして梅原がワンツーで突っ込む。さらに首ヒザ連発! Robertoは押し込むことしか出来ない。梅原は首相撲で完全にRobertoをコントロールする。
3R、Robertoが左ストレートからの左ミドルをヒットさせ、梅原が突っ込むも前蹴りを下腹部にもらってしまい一時中断。梅原は再び首相撲からのヒザ連発! しかし、今度は梅原の蹴りがRobertoの下腹部に入ってしまい試合中断となる。
再開すると梅原は首相撲に持ち込み、Robertoが押し倒す展開が続く。しつこく首ヒザで行く梅原。左フックをもらいながらも首相撲に行って、ショートの連打から首ヒザ。Robertoのストレートはガッチリとブロックして首ヒザ、さらに右ストレート! 最後も首ヒザに持ち込んで試合を終えた。
▼第1試合 キッズスペシャル 2分1R
○谷中田トキオ(TARGET)
4-1
●小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)
“未来のエース”谷中田トキオVS“未来のKING”小笠原瑛作によるキッススペシャルマッチがオープニングマッチ。スーパーセーフと胴あてをつけた可愛いスタイルに、場内から声援が起こる。ルールは2分1R、7ポイント先取制。顔面パンチ、ヒジなし。
トキオがハイキックで先取し、お互いにハイキックで一本を取り合う。トキオがハイキックでさらに一本。小笠原の蹴りがトキオの下腹部に入ってしまい、試合は一時中断。試合が再開されると激しく蹴りを飛ばし合う。ここでトキオの右ミドルが一本に。4−1でトキオが勝利した。
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