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【J-GIRLS】田島、古谷がニューヒロインに!岡田復帰戦はドロー

2007/09/09


J-NETWORK
「J-GIRLS 十六夜祭り NEW HEROINE TOURNAMENT」

2007年9月9日(日)東京・新宿FACE
開場17:00 開始17:30


▼メインイベント 第10試合 ミニフライ級ニューヒロイントーナメント決勝 サバイバルマッチ1
田島はる(アクティブJ/J-NETWORK)
判定 3−0 ※30−27、30−26、30−26
mai(健心塾/ニュージャパンキックボクシング連盟)
※田島がトーナメント優勝

 1R 160cmの田島に対し、maiは147cmと身長差は13cm。「過去の試合ビデオを見て、
相手が飛び込んで攻撃してくるのがわかっていた」という田島はリング中央でじっくりと構え、相手の出方を伺う。

 田島を中心にぐるぐると回るmaiはパンチを振るうのだが、田島は前蹴りで突き放す。リーチ差のためにmaiは自分の距離に入れない。maiが攻撃してこないと見るや、田島はフック&ストレートを見舞い、さらには左ハイもヒットさせる。

 2R、田島がプレッシャーをかけるように前に出始めると、maiは攻めあぐねる。手数で優る田島が優位に試合を進める展開に。フック、ストレート、そして首相撲でmaiを捕らえると、ヒザ蹴り連打。

 3R、余裕の試合運びの田島。フックを振るうmaiであるが、首相撲に捕まり簡単に転ばされてしまい印象は悪い。一気にコーナーに追い込んだ田島はヒザ蹴りを連打で決める。そこで倒れこんだmaiにダウンカウントが告げられた。

 立ち上がったmaiは反撃に出るも、そこでタイムアップ。田島がフルマークで判定勝利し、見事ミニフライ級のニューヒロイントーナメントで優勝を果たした。

 試合後にリング上で勝利者インタビューを受けた田島。普段は中学校の非常勤保険体育の講師の肩書きを持っているだけに、現在17歳で高校生のmaiを破った心境をアナウンサーに聞かれると苦笑いを浮かべていた。


▼セミファイナル 第9試合 フライ級ニューヒロイントーナメント決勝 サバイバルマッチ1
古谷あさみ(谷山/マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟)
判定 3−0 ※30−29、30−29、30−29
山口貴子(TARGET-Z)
※古谷がトーナメント優勝

 現役看護士の山口には、百瀬&ファビアーノがつく。一方の古谷には城戸、駿太。

 1Rは静かな立ち上がり。山口が左右のフックを振るうと、山口は腕を伸ばしロープ際まで相手を押し込むようにして追撃を許さない。

 圧力をかける古谷はガードを固めながらミドル。距離が縮まると山口はクリンチで凌ぐ。お互いに様子を伺う展開となった。

 2R、ロー、ミドルを力強く放つ古谷。後退しながらも山口はパンチ、前蹴りで返す。接近戦では古谷のパンチがヒット。

 前蹴りで突き放す古谷の顔面めがけて、山口は左右のストレート。決定打がないまま最終ラウンドへ。

 3R、パンチの山口に対し、古谷は蹴りで対抗。左右のローに加え、負けん気の強さからガンガン山口を追い込んでいく。右ハイをもらった山口だが、一切ひるむことなく前に出る。

 キックの乱れ打ちの古谷に、山口も負けじとパンチを振るっていく。決着がつかないまま判定へ。僅差で古谷が勝利し、新人王に輝いた。



▼第8試合 日本VS韓国対抗戦 フェザー級 2分3R
佐々木仁子(チームドラゴン/J-GIRLS同級王者)
TKO 2R1分18秒 
ザン・ヨシエ(韓国)

 パンチとミドルで上下に散らすヨンエの攻撃を冷静に対処する佐々木は下がりながら豪腕を振るう。1R終了間際には、パンチ連打でダウンを奪う佐々木。

 2R、ポイントを奪い返そうとヨンエはパンチのラッシュで前に出てくる。負けじと佐々木は応戦。コーナーに詰めると佐々木のボディが見事にクリーンヒット! 

 一気に失速したヨンエはそのまま後ろを向きダウンカウントが告げられる。再開後、フック連打の佐々木は2度目のダウンを奪取! すでに涙目のヨンエに佐々木が強烈なボディを放つ。

 ヨンエは後ろを向いて戦意喪失だ。佐々木がTKO勝利するとマイクを握り、「まだまだ進化していきたいと思います」と更に強くなることを約束した。日本VS韓国の対抗戦は1勝1敗1分の引き分けに終わっている。




▼第7試合 日本VS韓国対抗戦 51kg契約 2分3R
岡田敦子(RAPTURE KING/J-GIRLSミニフライ級4位)
ドロー 判定 1−0 ※30−30、30−29、29−29
ジャン・ウンジョン(韓国)

 7カ月ぶりにJ-GIRLS公式戦のリングのリングに帰ってきた岡田。リングインすると会場からは「お帰りなさい!」の声が響き渡る。

 1R、岡田の左ミドルに合わせ、ウンジョンの右ストレートがヒット! これで岡田は大きくロープに吹っ飛び、慌ててクリンチでしのぐ。

 散打を思わせるサイドキックで岡田に攻撃させないウンジョン。さらにウンジョンは回転の早いパンチ。そしてすぐに組み付くために、岡田は自分の攻撃がなかなか出来ず攻めあぐねる。

 2R 再びストレートを出しながら組み付くウンジョン。くっついては離れながらパンチを出すウンジョンに、岡田のパンチが当らない。岡田はパンチ連打でコーナーに追い込むのだが、決定打はなし。

 3R 変わらずクリンチにくるウンジョンに対し、岡田は暴れるようにパンチを振るう。たまらずウンジョンは首投げを見舞ってしまい注意を与えられる。

 ウンジョンの攻撃を見切った岡田はパンチ連打で追い込んだが、防御の巧みなウンジョンは決定打をもらわない。一進一退の攻防はドロー結末に。岡田復帰戦を勝利で飾ることは出来ず、悔しそうな表情を見せていた。



▼第6試合 日本VS韓国対抗戦 48kg契約 2分3R
キム・テギョン(韓国)
KO 2R1分22秒 ※ヒザ蹴り
まゆみ(KFG/J-GIRLSミニフライ級5位)

 国際キックボクシング・ミニマム級王者のテギョン。昨年12月にはDEEPのリングでしなしさとこと対戦し、腕十字で敗れているが、今回はキックルールだけに本領発揮なるか。

 1R ローの蹴り合いいからスタート。飛び込んでの右ストレーや右ロー、左ハイとテギョンが手数で上回る。

 パンチの打ち合いでは、まゆみも一歩もひるむことなく応戦する。プレッシャーをかけるテギョンはパンチの打ち終わりには必ずローを入れていく。

 2R 飛び込みながらパンチを出すまゆみを首相撲で捕らえたテギョンは強烈なヒザ蹴り連打! たまらずまゆみはヒザをつく。自分から仕掛けなくなったまゆみに対し、テギョンは再びヒザを放つと、まゆみの顔面にグサリ。

 これでテギョンが見事なKO勝利。リング上で勝利者インタビューを受けると、「日本でチャンピオンになりたい」と目標を掲げた。




▼第5試合 ミニフライ級 2分3R
林田昌子(藤原/J-GIRLS同級1位)
判定 3−0 ※29−28、29−28、29−27
山田純琴(y-park/J-GIRLS同級8位)




▼第4試合 バンタム級 2分3R
正木純子(Hilltop/J-GIRLS同級6位)
判定 2−1 ※30−28、30−28、29−30
成沢紀予(ソーチタラダ渋谷/J-GIRLS同級1位)




▼第3試合 55kg契約 2分3R
三上麗子(谷山)
判定 3−0 ※30−29、30−28、20−28
アサミ(ブライト横浜)




▼第2試合 ミニフライ級 2分3R
紅絹(フォルティス渋谷/J-GIRLS同級10位)
ドロー 判定 0−0 ※30−30、30−30、30−29
安倍基江(バンゲリングベイ)




▼第1試合 フライ級 2分3R
長井未果(ワイルドシーサー群馬)
判定 3−0 ※30−29、30−29、30−28
Mii(侍塾) ※富田美里より改名

 

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