DEEP事務局
「clubDEEP東京」
2007年9月15日(土)東京・新宿FACE
開場13:00 1部トーナメント開始14:00 2部ワンマッチ18:00
▼メインイベント 第8試合 5分2R
○佐藤隆平(R-BLOOD)
TKO 1R1分19秒 ※レフェリーストップ
●窪田幸生(坂口道場)
1R、サウスポーの窪田がいきなりのハイキックも空振り、両者とも大きなフックを振り回す。窪田のローに佐藤は右ミドル。窪田が飛び込もうとしたところで佐藤がカウンターの左をジャストミート!
前に倒れこんだ窪田へ佐藤がパウンドの雨を降らせ、一方的に窪田が殴られたところでレフェリーが試合をストップ。佐藤が豪快なTKO勝利でメインイベントを飾った。
「今日はお客さんがあまり入ってないみたいなんで、フューチャーの選手たちにもっと頑張ってもらってフェイスをいっぱいにしてもらうくらい頑張って欲しい」と後進たちにメッセージ。
「R-BLOODの師匠の試合もあるので応援よろしくお願いします」と、10・9後楽園ホールで開催される『DEEP
32 IMPACT』で石川英司と再戦する桜井隆多をPRした。
試合後、佐伯繁代表は今後の佐藤について「来年、82Kg級のトーナメントをやろうと思っているので、そこへ向けて最終的に枠に入るのかどうか、12月くらいに本戦に出てもらって勝った方がトーナメントに出る形にしたい」と“査定試合”を行うことを明らかにした。「82Kg級トーナメントは凄いメンバーばかり集まる。佐藤がその枠に入れるかどうか、もう相手は僕の中では決まっているし、マネージャーにも話しました」という。
●佐藤のコメント
「去年の10月の試合後、左大胸筋断裂の手術をして試合感覚から遠のいていたので、かなり緊張しました。練習は4月くらいからチョロチョロ始めて、本格的に始めたのは6月の中旬からですね。まだ100%には戻しきれていません。去年は外国人さんが相手で、自分より格上の選手とやれたのがプラスになったんだと思います。本戦? ちょっと様子を見て考えます」
▼セミファイナル 第7試合 5分2R
○梅田恒介(R-BLOOD)
判定 2−0
●梶田高裕(GSB)
1R、サウスポーの梅田は体を左右に捻りながら回り込み、パンチから組み付く。コーナーに押し込んでからテイクダウン、抱きついてくる梶田を引き離してパンチを入れようとしたが、梶田が立ち上がって逆に胴タックルへ。
リング中央へ向かって梶田がテイクダウン、すぐにマウントを奪う。体を捻って背を向けた梅田のバックに回る梶田はスリーバー狙い。長くその体勢が続いたが、ラスト1分で梅田が向き合うことに成功して立ち上がる。
一気にパンチで攻める梅田、梶田は左ハイキック。梅田がロープ際へ押し込んだところでラウンド終了。
2R、左ハイキック&ミドルを蹴った梶田は右フック、構わず組み付いた梅田が胴タックルでコーナーへ押し込み、豪快なテイクダウン。ボディを殴りながらパスを狙っていく梅田だが、パスできないとみるや立ち上がってフロントチョークから左アッパー四連打!
下がる梶田に組み付いた梅田は再び外掛けからテイクダウンに成功。殴りながら関節を狙ったが、梶田も立ち上がってブレイク。
梅田は右アッパーから左右のパンチ、そのまま組みついて首投げに行こうとしたが梶田にバックを奪われる。両者はそのままの体勢でゴングを聞いた。一人はドローだったが、判定2-0で梅田が勝利。
▼第6試合 5分2R
○堀 友彦(フリー)
判定3−0
●寺田 功(ALLIANCE)
1R、お互いに連打を繰り出す展開、寺戸はハイキックに繋げ、ジャブからインロー。堀が胴タックルで組み付いてコーナーへ押し込み、ヒザ蹴りを入れるが寺戸が体を入れ替えて逆にヒザ蹴り。ブレイク後、堀のローにパンチを合わせた寺戸はバックブロー。
ローから左右のフックを狙う寺戸、堀はフックを潜り抜けて組み付くが、またもコーナーで体勢を入れ替えられてしまう。寺戸はヒザ蹴り。ブレイク後、右のオーバーハンドを何度も放つ寺戸、右のジャンピングパンチを当てられると掘もパンチで前進、パンチの打ち合いから堀が胴タックルに入るもやはりテイクダウンは奪えない。
2R、ジャブ&ローの寺戸は打撃の距離を保つ。堀がパンチで入ってくると左フックを合わせようとする。そのまま組み付いて胴タックルの堀だが、テイクダウンは出来ずブレイク。
堀は右アッパーを基点に出入りを繰り返して何度もパンチを打ちにいく。寺戸もパンチで迎え撃つが、堀のアッパーが入る。寺戸はハイキック、インローからバックブロー。堀のパンチにフックを返し、堀がさらに打ち返そうとすると組み付いてしまう。
フックで前に出る堀は寺戸をコーナーへ詰めていき、寺戸が打ってくるとアッパーを突き上げる。気迫満点で打ち合いを挑んでいく堀のパンチが当たり出し、寺戸はやや押され気味。
フックをもらった寺戸は“もっと打って来い!”とカモンゼスチャーして打ち合いに臨んだが、堀の右アッパーからの右フックで寺戸が倒れこむ! 上になってパウンドを入れる堀。寺戸は下からの腕十字を仕掛けようとするが、時間切れとなった。最後の堀の気迫の攻めが勝利へと繋がった。
▼第5試合 5分2R
○宮下トモヤ(POWER OF DREAM)
一本 2R3分3秒 ※フロントチョーク
●薩摩竜仁(BLUE DOG GYM)
1R、薩摩が飛びつくように首を取りに行くが、同体で倒れて上になったのは宮下。ハーフから縦四方にいった宮下を薩摩が下からの腕十字に捕らえるも失敗。宮下は立ち上がっての蹴り、ニーオンザベリーからマウントを奪う。暴れる薩摩、宮下は立ち上がって足を担いでのパスガードを狙うが、ハーフに捕まりブレイク。
左フックからパンチで攻める薩摩、宮下はサウスポーに構え直すも薩摩のパンチをもらって後退。後半は薩摩がパンチを当てる場面が目立った。
2R、パンチで突っ込む薩摩に宮下もフックを合わせ、組み付いてテイクダウン。下から蹴り上げる薩摩、宮下は足を担いでのパスガードからマウントを奪う。
腕十字の体勢に入った宮下だが、薩摩がコーナーを蹴って体勢を変えようとしたためマウントに戻ってパウンド、そして腕十字! 薩摩の手がタップするかに見えたが、上下を入れ替えて脱出!
しかし、すぐにマウントを奪い返す宮下、パウンドから薩摩が立ち上がろうとしたところで首に腕を巻きつけてフロントチョーク! 宮下に上に乗られてしまった薩摩は、今度は脱出できずタップするしかなかった。
▼第4試合 5分2R
△大西 昇(Team-ROKEN)
ドロー 判定0−1
△金多朗(R-BLOOD)
THE NOB-ROCKから本名の大西昇に戻っての試合。1R、大西が渾身の右フックをヒットさせたのを合図に打ち合いとなり、お互いにパンチ勝負となったが決定打はなし。
2R、右のパンチを振るって前に出る大西だが、金多朗に完全に警戒されている。金多朗はタックルに行って受け止められるとすぐにパンチという攻撃を繰り返す。ラスト1分、大西が前へ出る。両者ともほぼパンチだけの攻防、金多朗がワンツーをヒットさせて判定で一人が金多朗を支持するも、両者決め手なくドローに終わった。
▼第3試合 5分2R
○中西良行(PRB)
KO 1R0分32秒 ※右フック
●中村 護(ALLIANCE−SQUARE)
1R、中西がハイキックを空振りして中村のパンチをもらうが、すぐにパンチの打ち合いとなる。中西の左フックがヒットして中村が倒れ、パウンドを打ち込む中西。中村が立ち上がったところでコーナーへ追い詰めた中西がパワー全開の右フックを打ち込み、豪快なKO勝利を飾った。
▼第2試合 5分2R
○中野洋志(マッハ道場)
判定2-0
●斎木敏明(パラエストラ東京)
1R、パンチで攻める中野にタックルを仕掛ける斉木。組み付いた斉木を中野は大腰で投げ飛ばし、袈裟固めからコツコツと殴る。スタンドに戻ると斉木はタックルから足関節を狙い、中野が立ち上がるとバックへ付く。パンチの中野に対し、斉木はあくまでもタックルでのテイクダウン狙い。
2R、斉木のタックルをフロントチョークに捕らえた中野だが、ブレイク。すぐにタックルに入った斉木はロープの反動で上になった中野が立ち上がろうとしたところでアキレス腱固め。中野は転がって逃げる。
斉木のヒザ蹴りが2度ローブローになり、イエローカード。中野は斉木のタックルを突き飛ばしてパウンド、組んで首相撲から顔面へのヒザ。最後は斉木もパンチで打ち合って中野の右がヒットしたところでゴングとなった。全体的に打撃で押していた中野が勝利している。
▼第1試合 5分2R
○マコ・ドラゴン(禅道会新宿道場)
TKO 1R3分3秒 ※ドクターストップ
●ATSUSHI(Roi)
マコはグレート・ムタの入場曲とコスプレで登場。1R、両者共にパンチを振るって前へ出て、マコの左ストレートがヒット。左フックをもらって顔を背けて逃げるATSUSHIを、マコはリング狭しと追い掛け回す! コーナーへ詰めてのパンチの連打でATSUSHIは鼻血を噴き出し、ドクターチェックでストップがかけられた。
▼フューチャーキングトーナメント関東地区予選65Kg級決勝戦 5分2R
○和田竜光(吉田道場)
不戦勝
●石橋幸太(総合格闘技DOBUITA)
▼フューチャーキングトーナメント関東地区予選70Kg級決勝戦 5分2R
○井上誠午(和術慧舟会GODS)
一本 2R2分31秒 ※腕ひしぎ十字固め
●岩崎徳正(RKライコンドー)
▼フューチャーキングトーナメント関東地区予選76Kg級決勝戦 5分2R
○石田芳樹(U-FILE CAMP町田)
判定3-0
●佐藤崇史(高田道場)
|