DEEP事務局
「clubDEEP東京」
2007年9月15日(土)東京・新宿FACE
開場13:00 1部トーナメント開始14:00 2部ワンマッチ18:00
▲準決勝でSKアブソリュートの新鋭・小野島恒太(左)を破った和田竜光がそのまま優勝
▼フューチャーキングトーナメント関東地区予選65kg級決勝戦 5分2R
○和田竜光(吉田道場)
不戦勝
●石橋幸太(総合格闘技DOBUITA)
※和田が関東地区代表に決定
9名エントリーで一番激戦区だった65kg級。決勝に上がってきたのは和田竜光(吉田道場)と石島大悟(RKJライコンドー)。
和田は吉田秀彦や中村和裕など道場の先輩たちと日々トレーニングしている毎日を送っている。
「強い先輩たちと練習しているので試合が楽に感じました」という和田は持ち味のスタミナを生かし、決勝までの2試合をフルラウンド闘い抜き判定で勝ってきた。
対する石橋は、1回戦の日吉伸尊(KILLER BEE)をパンチで攻め込み判定勝ち。続く準決勝では同じくKILLER
BEEの長谷川雅彬を腕十字で一本勝ちし決勝へ。
1部終了後に約2時間の休憩をはさんで2部がスタート。そこで決勝戦が行われたのだが、石橋は負傷箇所があるために棄権。よって不戦勝で和田が優勝を果たした。
▼フューチャーキングトーナメント関東地区予選70kg級決勝戦 5分2R
○井上誠午(和術慧舟会GODS)
一本 2R2分31秒 ※腕ひしぎ十字固め
●岩崎徳正(RKライコンドー)
※井上が関東地区代表に決定
激戦を勝ち抜き、70kg級関東地区代表に選ばれたのは自他共に認める“所英男”似の井上誠午だ。
7名エントリーのこの階級。決勝に勝ち上がってきたのは井上と岩崎徳正(RKライコンドー)。井上は1回戦で小川勇一(超人クラブ)をパンチ連打でTKO勝利すると、そのままの勢いで2回戦で徳留一樹(パラエストラ八王子)を得意の腕十字で一本勝ち。一方の岩崎は、
極真全日本選手権大会での5度優勝の数見肇が代表を務めるRKライコンドーに所属。
試合では、最高師範を務める岩崎達也が最前列で支持を飛ばす。ライコンドーは「打撃で勝つ」総合理論から生まれたものだけに、岩崎はひたすら待ちの姿勢。
相手が出てきたところをカウンター狙いで、強烈なフックを当て1回戦の松田真吾(総合格闘技DOBUITA)をKOした。決勝では、変わらず岩崎が待ちの姿勢でカウンター狙い。躊躇してしまった井上は自分から攻撃にいけない。
2Rに井上がパンチで攻めたところ、岩崎がカウンターの左ストレートでダウン奪取! 岩崎がパウンドで追撃し、レフェリーストップも免れないと思われたその時! 下の井上は「全く記憶にないんですけど、いつも練習しているのがでました」という腕十字で逆転勝利を収めた。
▼フューチャーキングトーナメント関東地区予選76kg級決勝戦 5分2R
○石田芳樹(U-FILE CAMP町田)
判定 3−0
●佐藤崇史(高田道場)
※石田が関東地区代表に決定
わずか3名エントリーの76kg級だったが、熱戦が展開された。優勝した石田は、1回戦で鈴木正太郎(ILL STREET GYM)をパンチ連打で追い込み、パウンド連打で撃破。
続く決勝では、シード上がりの佐藤崇史(高田道場)と対決した。これで1日2試合目の石田であるがスタミナロスを感じさせない動き。1Rはグラウンド、スタンドと一進一退の攻防戦をへて、2Rに手数で勝った石田が見事に関東地区代表の座を獲得した。
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