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【UFN】弘中邦佳、無念の完敗。激化するライト級戦線

2007/09/20


Zuffa LLC
「UFC Fight Night 11」
2007年9月22日(水)米国ネヴァダ州ラスベガス ザ・パール

<主な試合結果>


▼第2試合 ウェルター級 5分3R
○チアゴ“ピッチブゥ”アウベス(ブラジル/ATT)
TKO 2R4分4秒 
●弘中邦佳(アカデミアAz)

 明日のUFCスター候補、タイトル戦線浮上を狙う選手たちのサバイバル合戦、UFCファイトナイトがパームス・ホテルのコンサート会場ザ・パールで行なわれ、日本からUFC3戦目となる弘中邦佳が出場した。

 昨年10月のUFC初出場で、ジョン・フィッチに判定負け。ケージの怖さ、エルボー有りルールの難しさを経験し、UFCルールを念頭に置いた練習を行うようになった弘中。

 4月には今大会と同じザ・パールで、フォレスト・ペッツに判定勝ちを収めた。右を見ても、左を見ても強豪揃いのUFCウェルター級戦線で、契約更新した弘中にとって、ステップアップを掛けた大切な試合が、このチアゴ・ピッチブゥ・アウベス戦だった。

 しかし、HERO’Sミドル級トーナメントを制したJ.Z.カルバンのトレーニング・パートナーであるアルベスは、そのカルバンに引っ張られるかのように打撃の腕前が格段に進歩していた。遠い距離にあると、重いローキック。近づけばパンチとヒザ蹴り、ハイキックを失敗し寝技に持ち込まれても立ち上がることを念頭においており、弘中に付け入る隙を見せない。

 1R終盤には強烈右ストレートを浴び、ダウンしそうになったところをタックルでごまかそうとしたが、腕が足に届かず正座するような形で両ヒザをついてしまう。そこにパンチを受け、必死にガードポジションをとるが、鉄槌の連打。右目を大きく腫らし、1Rが終了した。

 2R、いきなりテイクダウンに成功した弘中だが、ここでしっかり抑え込むことができず、アウベスをスタンドに取り逃してしまう。ローキックでプレッシャーを与えられ、フック、アッパーで攻め込まれる弘中。ほぼダウン状態でガードポジションを取ったが、スタンド勝負を狙うアウベスは、ここでも勝負を急がない。

 試合が再度、スタンドへ戻ると、弘中のハイキックやミドルを余裕を持ってガードするアウベスが、強烈な右ストレートを放つ。一瞬、意識がとんだように間が空いた弘中に対し、アウベスは距離を詰めてヒザ蹴りを顔面に2発放つと、レフェリーがここで試合をストップ。弘中が立ち上がったままで、無念のTKO負けを喫してしまった。

 上位グループへの足がかりとなるはずだった一戦は、思わぬ完敗。まだズッファとの契約を残してはいるが、これからの対戦相手も相当厳しい相手が用意されるに違いない。果たして、このままオファー待ち状態が長いUFCで活動を続けることがベストなのか、国内で着実にキャリア・アップを図るほうが良いのか――、弘中の格闘技人生において大きな分岐点になるかもしれない完敗となった。


▼メインイベント ライト級5分3R
○ケニー・フロリアン(アメリカ)
一本 1R4分31秒 ※チョークスリーパー
●ディン・トーマス(アメリカ)

 TUFシーズン5以来、一気に層が厚くなったUFCライト級戦線。この日も、第3試合でグレイ・メイナード、第4試合でコール・ミラー、第7試合でネイト・ディアズが勝利。

 メイナードはUFC史上二番目に短い試合タイム、9秒でジョー・ベレスをKO。ミラーは喧嘩上等レオナルド・ガルシアをポジショニング+関節技で圧倒し判定勝利。TUFシーズン5ウィナーのディアズは序盤戦こそ、ジュニオル・アスンソンにバックを奪われ苦戦を強いられたものの、スタンドでフックの連打を打ち込み、タックル狙いのアスンソンにギロチンを極めて一本勝ち。それぞれが印象に残る勝利を残し、この日のメインイベントを眺めることとなった。

 王者ショーン・シャークのステロイド使用による出場停止が確定すると、自動的にベルトは剥奪。この日のメイン、ケニー・フロリアン×ディン・トーマス戦の勝者が11月のニュージャージー大会で、BJペンと空位のライト級のベルトを賭けて対戦するという噂がもっぱらという――一戦。

 ハイキックを連打するフロリアンに対し、手数こそ少ないが距離を詰めてパンチを出すぞとプレッシャーを与えていくトーマス。フロリアンのローキックが急所に入り、インターバルが取られる。その後、フロリアンが二度に渡りテイクダウンに成功するが、トーマスは長い足でフロリアンのボディを蹴り上げたり、草刈りの要領でバランスを崩し、攻められることなくスタンドへ戻る。

 緊張感のある攻防が続いたが、勝負はあっけない幕切れを迎える。低空タックルをしかけたトーマスが、右ヒザに違和感を覚え(脱臼したという情報も)、動きがガクンとダウン。フロリアンは、亀の体勢のトーマスにパンチの連打を落とすと、両足をフックしチョーク。トーマスは、全く抵抗することなくタップしてしまった。

 膝の具合がおかしいとレフェリーに伝えるトーマスだが、敗北は敗北。フロリアンが、ライト級戦線の主役を座を得る一本勝ちを手にしたことに変わりはない。


【関連リンク】
≫UFC公式サイト
≪関連ニュース≫
 

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