サステイン
「SHOOTO GIG WEST8」
2007年9月29日(土)大阪・アゼリア大正ホール
開場13:30 開始14:00
▼メインイベント 第5試合 新人王決定トーナメント準決勝フェザー級
5分2R
△金山康宏(日本/PUREBRED京都)
判定1−0 ドロー ※20−18、19−19、19−19
△KODO(日本/シューティングジム神戸)
※抽選により金山が決勝に進出
1R、タックル狙いの金山に対し、KODOはうまくがぶってテイクダウンを許さない。スタンドに戻っても金山のテンカオをかわしつつ、パンチをヒットさせていく。打撃の応酬後、組み付いたKODOは、そのままテイクダウンに成功。ハーフからパウンドを打ち下ろしたところで1Rが終了。
2R、いきなり両足タックルを見舞った金山が、そのままテイクダウンを奪取。一度、スタンドに戻したKODOだが、金山は追い討ちのタックルで一気にバックまで奪うことに成功する。その後は足を4の字にフックし、ラウンド終了までバックをキープ。2Rは確実に金山が支配した。
判定は金山に一票入る形でのドロー。新人王の規定にのっとり抽選が行われ、クジを引き当てた金山が決勝に進出した。決勝では扇久保博正との対戦が決まっている。
▼セミファイナル 第4試合 ミドル級 5分2R
○杉浦“C坊主”博純(日本/シューティングジム大阪)
判定3−0 ※20−17、20−19、20−19
●石中 暢(日本/PUREBRED京都)
1R、左ローで主導権を握った杉浦が、テイクダウン後も試合を支配。一本こそ逃したが肩固めで石中を追い込むと、その後も鉄槌とパウンドで試合を優位に進めていく。2Rも攻勢だったのは杉浦。結果、杉浦が危なげなく判定で勝利した。
▼第3試合 フェザー級 5分2R
○松本輝之(日本/シューティングジム大阪)
判定3−0 ※20−18、20−17、20−17
●エダ“塾長”こうすけ(日本/PUREBRED京都)
現在のフェザー級戦線を象徴するように、松本VSエダ戦は息もつかせぬハイレベルな一戦となった。
1R、引き込みからフロント・スリーパーを狙うエダに対し、松本は頭を抜いてパウンドで応戦。その後も腕十字などでエダがしつこく極めを狙うも、松本は抜群のディフェンス力&キープ力で主導権を握らせない。結局、1Rは終始、松本が上をキープ。
2R、打撃の応酬から組み付いた松本が、コーナー際でテイクダウンを奪取。ハーフからコツコツとパウンドを当てていく。エダもうまく防御していたが、松本は肩固めをエサにしながらパスに成功。エダも体を反転させながら脱出を試みるが、松本はその動きに合わせてバックを奪取する。
すると松本はすかさずスリーパーで追い討ち。なんとか凌ぎきったエダだが、ジャッジは文句なしで松本の優勢を支持した。
▼第2試合 新人王決定トーナメント準決勝バンタム級 5分2R
○亀井達朗(日本/パラエストラ広島)
一本 1R2分18秒 ※三角絞め
●井上 英(日本/パラエストラ博多)
ゴング直後、得意のタックルで飛び込む井上に対し、亀井は飛びつきながらフロント・スリーパー。組み付かれた井上が強引にフロント・スープレックスを狙うも、そのまま押し潰されマウントを奪われてしまう。すぐにリバースした井上だが、亀井はすかさず下から三角絞めの体勢に。強烈なバスターで叩きつけられるも、亀井は足のフックを離さない。
2発、3発としつこくバスターを見舞う井上だが、次第に腰砕けの状態に。それでも、なんとか足を巻いて脱出を試みたが、結果的に亀井の執念が勝りタップを奪われた。亀井は前戦に続き、三角絞めでの会心の一本勝ち。伊藤に続き、広島勢が決勝進出を決めた。
▼第1試合 新人王決定トーナメント準決勝ライト級 5分2R
○伊藤一宏(日本/TKエスペランサ)
KO 1R0分32秒 ※右ヒザ蹴り
●YOKOSAI(日本/ピロクテテス新潟)
5・13闘裸男広島大会で太田拓巳を秒殺(1R0分26秒、腕十字)している伊藤一宏が、またも衝撃フィニッシュを演出した。
開始早々、右ハイキックをヒットさせた伊藤は、昨年の全日本アマ修斗ライト級覇者・YOKOSAIをロープに詰めると右ヒザ蹴り一閃。これがモロにヒットし、YOKOSAIはロープに頭を打ちつけながらダウン。半失神状態のYOKOSAIを見て、レフェリーがすぐに試合を止めた。伊藤はわずか58秒(一回戦+準決勝の試合タイム)で決勝に進出。決勝戦ではマッハ道場の谷口智則と対戦する。
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