MARS事務局
「MARS 09 BLOW AWAY」
2007年10月13日(土)東京・新宿FACE
開場17:00 本戦開始19:00
MARSクィーンオーディション開始17:15
オープニングファイト開始18:20
▼第10試合 −73kg契約 総合ルール 5分3R
○野沢洋之(スタンド)
TKO 2R2分09秒 ※ドクターストップ
●キム・ドヒョン(韓国/ファイトハンターズ)
昨年12月に開催された70kgトーナメント優勝者のキム・ドヒョン(韓国/ファイトハンターズ)と、パンクラスのリングで2004年に門馬秀貴と引き分けた戦績を持つMARS初参戦の野沢洋之(スタンド)が激突。
1R序盤、野沢の打撃に付き合わないドヒョンは執拗にタックルでテイクダウンを狙う。上になったドヒョンからパウンドを落とされ大ピンチの野沢だったが、一瞬の隙をついてリバース。
ならばと、ドヒョンは野沢の足をキャッチしヒールホールドへ。完全に決まったかに見えたが、野沢は体を反転させてエスケープ。そのまま上を取るとパウンド連打でドヒョンを追い込んだ。これでドヒョンは顔面血だらけに……。
2R始まりには、完全に左目がふさがった状態のドヒョン。それでも変わらずタックルを仕掛けテイクダウン狙いにくる。野沢は打撃で突き放すと、ドヒョンは執念でバックをとり、立った状態でスリーパーを決めにかかる。
これを野沢が防いだところで、ドヒョンにドクターチェックが入った。試合続行不可能と判断され、野沢が勝利!
マイクを握った野沢は「相手は実績がある選手で、厳しい試合になると思っていました。“信は力なり”といいますが、自分を信じて戦って勝つことができました。皆さんも自分の力を信じてやっていけば、きっといい結果が出ると思います。今日は本当にありがとうございました!」と約10カ月ぶりの試合での勝利に笑顔を見せていた。
▼第9試合 無差別契約 総合ルール 5分3R
○クリスチアーノ上西(AXIS柔術アカデミー)
一本 1R3分11秒 ※三角絞め
●キム・ジフン(韓国/コリアン・トップチーム)
PRIDEチャレンジで活躍した柔術界期待の星、クリスチアーノ上西がMARSリングに初登場。20kg近く重い韓国重量級の雄キム・フジンを相手に序盤から打撃で圧倒する。
右ハイ、飛びヒザをヒットさせる上西。打撃で活路を見出せないジフンはタックルを仕掛けテイクダウンに成功。グラウンドになると、上西が下から三角絞めを仕掛け、あっという間に一本勝ちした。
▼第8試合 無差別契約 総合ルール 5分3R
○恩田剛徳(CMA拳術会)
TKO 1R2分11秒 ※パウンド連打
●マジアスキー・サイボーグ(ブラジル/ショックコンバット)
195cmの長身の恩田がMARS初参戦。1Rにハイキックを放った恩田だが、空振りしてしまい転倒。そこを見逃さないサイボーグが上から押さえつけ、サイドポジションからこつこつとパウンドを落とす。
下から三角絞めを仕掛けたりと、何とか耐えた恩田。そして立ち上がると、パンチの乱打戦へ。恩田のフックがヒットし、サイボーグが前のめりに倒れた。そこをパウンドラッシュしたところでレフェリーがストップ! 恩田が逆転勝利を収めた。
▼第7試合 −77kg契約 ブラスターバウトルール 3分3R
○ベ・ミョンホ(韓国/闘心塾MAD)
判定 3−0
●増ブッチ博(AACC)
1Rからパワー溢れるパンチの連打でプレッシャーをかけるミョンホ。増ブッチもパンチで応戦していたが、徐々に押されてしまう。コーナーに追い込まれた増ブッチはパンチを食らいダウン! 立ち上がったもののミョンホの勢いが止まらず、増ブッチは防戦一方だ。
2Rになると攻め疲れでミョンホは急に失速。1Rのようなキレのあるパンチは見られず、手数も減った。
ミョンホの蹴り足を掴んだ増ブッチはストレートを合わせ、ダウンを奪い返す。立ち上がったミョンホに増ブッチがプレッシャーをかけると、ミョンホはクリンチでしのぐ。
3R、だらりと両腕を下げ疲れた表情が目立つミョンホ。ときおりジャブを放ちすぐに組み付く。
増ブッチはパンチの手数を出していたが、サミングをもらい一時中断。集中力が途切れた(?)増ブッチに対し、ミョンホがラッシュを仕掛けたところでゴング。
終始攻め続けたミョンホが判定勝ちした。
▼第6試合 −77kg契約 ブラスターバウトルール 3分3R
○キム・スンス(韓国/グランフリージム)
KO 1R0分32秒
●カルロス飯田(ブラジル/ムエタイ・ドリームチーム)
開始早々、パンチを激しく交錯させる両者。組み合うとスンスが投げを放つも、飯田が上になる。スタンドから再開したところで、出合い頭にキムの右フックがクリーンヒット! そのまま後方に大の字に倒れこんだ飯田は立ち上がることが出来なかった。
▼第5試合 −73kg契約 総合ルール 5分2R
○Parky(韓国/ドンチョンベクサン)
KO 1R1分37秒
●ウィリアム・アニマル(ブラジル/アニマルチーム)
パンチで出るParkyに対し、アニマルはミドルで応戦。Parkyがタックルしたところ、アニマルはがぶりフロントチョークを決める。引き離されたためにアニマルはロープ際につめると、Parkyのフックを食らってしまった。尻餅をついたアニマルの顔面にParkyがパウンドの雨を降らせたところで試合はストップした。
▼第4試合 −66kg契約 キックルール 3分2R
○氏原文男(闘神塾)
TKO 1R1分06秒
●村田峰輝(フリー)
1R、フック連打で攻める氏原がダウン奪取! そのまま勢いに乗ると、右ストレートでもダウンを奪う。何とか立ち上がる村田に対し、氏原がパンチ連打で3度目のダウンを奪い圧勝した。
▼第3試合 −70kg契約 キックルール 3分3R
○長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾)
TKO 1R2分29秒
●丸山純一(ザ・スピリットジム)
セーラー服姿で入場してきた長島に怒りを感じたのか(?)丸山はいきなり仕掛ける。大振りの攻撃が目立ち、丸山のセコンドについていた師匠のニコラス・ペタスは「話が違うじゃないか! いうことをちゃんと聞いて!」と怒りの支持を飛ばす。
しかし、丸山は飛びヒザやハイなどの大技を出すのみ。すると、長島のフックがヒット! ダウンした丸山は立ち上がるもフラフラ。最後にパンチラッシュで畳み掛けた長島がTKO勝ちした。
▼第2試合 −68kg契約 キックルール 3分3R
○コ・ジュンソク(韓国/チームミラクル)
TKO 1R1分40秒
●森山和哉(Sジム)
いきなり首相撲を仕掛けたジュンソクはヒザ蹴り連打で攻める。全く防御できない森山はすぐにダウン……。その後、立て続けにヒザ蹴りで2度のダウンを奪ったジュンソクが圧勝した。
▼第1試合 −83kg契約 総合ルール 5分2R
○サムエル・ラポソ木下(ブラジル/インファイトMMAチーム)
一本 2R1分14秒 ※スリーパーホールド
●アンデルソン佐藤(ブラジル/ムエタイ・ドリームチーム)
1Rからお互いに激しい殴り合い。グラウンドになるとトップポジションを取り合い、一進一退の攻防を繰り広げる。終了間際に木下が腕十字を決めかけたが、逃げられた。
2Rも強烈なパンチの打ち合いからスタート。グラウンドで上になった木下はバックマウントをとると、そのままスリーパーで一本勝ちした。
▼オープニングファイト第3試合 −67kg契約 ブラスターバウトルール 3分2R
○本村康博(AACC)
判定 3−0
●ラファエル・テイシェーラ(ブラジル/ムエタイ・ドリームチーム)
▼オープニングファイト第2試合 −68kg契約 キックルール 3分1R
○對馬洋行(日本/フリー)
判定 3−0
●エディ・ローザ(ブラジル/ショック・コンバット)
▼オープニングファイト第1試合 −70kg契約 総合ルール 5分1R
○チェ・キュジン(韓国/ドンチョンベクサン)
一本 1R パウンド
●高田光徳(CMA)
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