志村道場・日本拳法同心会館
「HEAT5-MEGA BATTLE HEAT FROM NAGOYA-」
2007年11月25日(日)愛知・名古屋国際会議場所イベントホール
開場13:30 開始15:00
▼メインイベント 無差別級 HEATキックルール ヒジなし 3分3R
○アレックス・ロバーツ(空柔拳会館)
判定3−0
●富平辰文(SQUARE)
1R、いきなり距離を詰めてのインファイトを望んだロバーツだが、富平は冷静にディフェンスを固めながら左フックを一閃。これがテンプルを捕らえ、試合開始早々ながらダウンを奪取する。その後もローやミドルで攻め手を緩めず、攻勢をキープしたまま2Rへ。
2R、またも右ローを軸に試合を組み立てる富平だが、徐々にロバーツの首相撲からのヒザがヒットし始める。距離を取ろうとする富平に対し、ロバーツはそのままプレッシャーをかけ続けパンチとヒザを連発。右フックを効かされ金網際に棒立ちとなった富平を見て、レフェリーがスタンディングダウンを宣告する。
3R、前ラウンドから続くロバーツの勢いは、ここでも止まらず。残り1分となったところで富平が反撃を試みたが、時すでに遅し。中盤を支配したロバーツが逆転で勝利を飾った。
▼セミファイナル 66Kg以下級 HEAT 総合ルール ヒジあり
5分3R
○日沖 発(ALIVE)
判定3−0
●ブライアン・ゲラティー(フリースタイル・アカデミー)
アントニオ・カルバーリョ戦、そしてキム・ジョンマン戦といずれもスプリット判定で敗れている日沖が、再起をかけHEAT5に参戦した。
1R、左ボディストレートで攻めてくるゲラティーに対し、日沖はローやハイで攻めを散らしつつタックルで迎撃。速攻でテイクダウンに成功すると、ゲラティーの動きに合わせて、バックを奪取する。日沖はそこからチョークスリーパーで追い討ち。タップこそ奪えなかったものの、ラウンドを完全に支配する。
2R、またもカウンターのタックルでテイクダウンを奪った日沖は、ゲラティーを金網に押し込めパウンドやヒジを連打。一度、ブレイクがかかったものの、再びタックルでテイクダウン。パウンドをまとめたところで2Rが終了。
3R、ゲラティーの鋭い右フックで上体を浮かされる場面はあったものの、テイクダウンの山を築いた日沖がこのラウンドも奪取。パウンドやヒジを打ち続けたところでタイムアップとなった。判定は文句なしで日沖。マイクを握った日沖は、「いい試合じゃなかったですけど、これからも頑張り続けます」と涙ながらにアピールした。
▼第7試合 無差別級 HEAT キックルール
ヒジあり 3分3R
○ペック・アンドリュー(フリー)
判定3−0
●野地竜太(TEAMGARO)
2002年のK-1広島大会で一度対戦している両者(前回はドロー)。約5年ぶりの再戦は、鈍い音が響き渡る重量級らしい一戦となった。
1R、パンチとローで前に出る野地に対し、アンドリューも重い右ローと右ヒジで対抗。序盤は攻撃を見切っていた野地だが、後半になってヒジの連打を浴び出足を止められてしまう。2Rにやや巻き返したものの、3Rに入るとまたアンドリューのヒジが炸裂。結果、アンドリューがフルマークの判定で勝利した。
▼第6試合 83.9kg以下 HEAT総合ルール ヒジあり 5分3R
○ジル・フレイタス(ACADEMIA BARBOSA
SAO PAULO)
判定3−0
●渋谷修身(Ingram)
ボディビルダーを経てCAGE
FORCEで復活した渋谷がHEATに参戦。ブラジルの新鋭・ジル・フレイタスと対戦した。序盤から打撃で積極的に攻めていく渋谷に対し、フレイタスは打撃戦を避けテイクダウンの数で勝負。決定打こそ許さなかった渋谷だが、3R通じてのテイクダウンの蓄積が響き判定で惜敗した。
▼第5試合 グラップリングマッチ 5分2R
○梅村 寛(NEX)
一本 2R2分54秒 ※クロスヒールホールド
●マテウス・フォルチ(ロータスクラブ・ジャパン)
現在7連勝中と波に乗る梅村が、グラップリングマッチに出場した(当初は総合ルールに出場予定だったが、対戦相手の負傷欠場により変更)。
1R、引き込みフォルチに対し、梅村はパス狙いからバックを奪取。チョークを狙うなど、動きは少ないながらも試合をきっちりと支配していく。ポジショニングで上回る梅村は、2Rに入っても主導権をキープ。パス狙いからのアンクルホールド、そしてそこからクロスヒールホールドへと移行し、きっちりとフォルチからタップを奪ってみせた。
▼第4試合 68kg以下 HEATキックルール ヒジあり 3分3R
○丸山準一(ザ・スピリットジム)
判定3−0
●坪井淳浩(GSB)
▼第3試合 無差別級 HEAT総合ルール ヒジなし 5分2R
○田澤和久(フリー)
判定2−0
●クリスチアーノ上西(AXIS柔術アカデミ−)
▼第2試合 68kg以下 HEATキックルール ヒジなし 3分3R
○ダニロ・ザノリニ (志村道場/ブラジリアン・タイ)
判定2−0
●大石駿介(大石道場)
▼第1試合 76kg以下 HEAT総合ルール ヒジなし 5分2R
○マックス・フェルナンデス(エクストリーム・バルボーザ)
一本 1R1分12秒 ※腕ひしぎ十字固め
●渡辺良知(AACC)
|