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【No-Gi柔術】初めてのノーギ柔術世界大会、植松直哉はまさかの一回戦負け

2007/12/15


国際ブラジリアン柔術連盟
「1st No Gi World 2007」

2007年12月15日(土)米国 ロサンゼルス州立大学ドミンゲスヒル校

 国際ブラジリアン柔術連盟(カーロス・グレイシーJr代表)が開いた初めての第一回ノーギ・ワールド。つまりは道衣を着用しない柔術ルールの世界大会は、大会主催者が提供する黒基調のラッシュガード(各帯の色が肩に入る。黒帯の選手は、黒基調であれば自らのラッシュを使用していい)の着用、ウェイト(道衣とラッシュガード込みなので実際の選手個体の体重は違ってくる)以外、ルール、帯の色&階級など全てが連盟の主催する柔術大会と同じレギュレーションを用いて行われた。

黒帯ペナ級
優勝 フーベン・シャーレス(ブラジル/アリアンシ)
2位 シェーン・ライス(米国/ヒクソン・グレイシー)

 世界大会とはいえ、初めて行われることから米国以外の参加者は黒帯の一部を除くと極端に少なく、日本勢も黒帯は植松直哉ただ1人の参加となった。植松が参加したペナ級の参加選手は8名。一回戦を突破すれば、表彰台という条件のなか、植松は一回戦に挑んだ。

 対戦相手のシェーン・ライスはヒクソン・グレイシーの黒帯だが、以前に植松に完敗を喫したジェフ・グローバーとの対戦で敗れることも多く、事前の予想では「ライスはグッドレスラー。でも、植松の方が上」という声が殆どだった。

→黒帯ペナ級で2位に輝いたシェーン・ライスと植松直哉(手前)の一戦

 しかし、蓋を開けてみると、このグッドレスラーという部分で植松は大苦戦。いきなりアームドラッグを仕掛けられ、何とか防ぐことに成功したが、ライスはギよりもノーギで強さを発揮できる選手ということが、理解できた。

 ライスのテイクダウン、それをスイープした植松だが、またもテイクダウンされ2−4でリードを許す。その後、ライスの指が瞼を直撃したり、爪を立てられて攻め倦むものの豪快な小手投げでテイクダウンを奪い返した植松。

 しかし、サイドをキープできず、ガードに戻され寝技の攻防もキープできず、ライスに立ち上がられてしまう。そのスタンドの攻防で、バックから飛びつかれてバックマウントを許し、4−8で敗れた。

 今回のノーギ・ワールドでは、レフェリーの経験不足が目立ち、場外際で逃げる選手は何の注意を受けない展開が多く、それが終盤、逃げに徹したライスに有利に働いたことは否めない。しかし、2008年をMMA復帰の年と定めた植松にとって、タックラーに倒され、寝技をスタンドに戻されたこの一戦は、今一度、自分のスタイル、戦略を考える上で深く受け止める必要がある敗北になったであろう。

 同級は柔術界のパウンド4パウンドの異名を持つフーベン・シャーレス・コブリーニャが、二つの1本勝ちの後、ライスと決勝で対戦。

→決勝でライスを圧倒したコブリーニャ

中盤まで0−4と二つのスイープを許すに留まるなど善戦したライスだったが、終わってみれば1本負けこそ逃れたものの18−0でコブリーニャが圧倒。ノーギと道衣有り、二つの世界大会を制した唯一の黒帯(男子)柔術家となった。

 なお日本のアカデミーから参加した残りの2名、山田崇太郎(パラエストラ松戸)は青帯メジオ級で2位、無差別級で3位。総合でも活躍し、ADCC日本予選で2位を獲得するなど、グラップラーとして日本のトップという評価を得ている山田は、勲章といえる結果とともにガード主体の戦い方から脱却するきっかけになるやもしれない意義ある大会出場となった。

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