MARS事務局
「MARS11 “2nd ANNIVERSARY”」
2008年2月11日(月・祝)新宿FACE
開場15:30 本戦開始17:00
※オープニングファイト開始16:00
▼メインイベント(第10試合) 総合ルール −93kg契約 5分3R
○桜木裕司(掣圏会館)
TKO 1R1分34秒 ※レフェリーストップ
●ジャンボ篠原(荒武者総合格闘術)
2006年12月のMARSのファビアーノ・サイクロン戦で勝利して以来、DEEP、パンクラス、SBと多くの団体に上がり続けるも国内で5戦するも、勝ち星に恵まれていない桜木が久々の勝ち名乗りを受けた。
1Rのゴングが鳴ると終始主導権を握り続け、篠原を下がらせる。右ロー、右ハイを繰り出し、更には後ろ回し蹴り。打撃戦を嫌がる篠原に組み付かれるも冷静に離す。距離が縮まったところで、右ストレートがクリーンヒット! 前のめりの倒れた篠原にパウンドの雨を降らせたところで、レフェリーがストップした。
圧勝した桜木はマイクを握ると、「今日から新しい気持ちで勝っていきたい」とアピールした。
▼セミファイナル(第9試合) 第1回−72kgMARSルール初代王座決定トーナメントAブロック決勝戦 3分3R
○長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾)
KO 3R0分18秒
●シャイン・スー(韓国/グランフリージム)
※長島がトーナメントAブロック優勝を飾る
投げ技が効果的に決まった場合は、判定に加味されるMARSルール。1R、長島はすぐに組み付くと、執拗に投げのポイントを狙いにいく。これに対し長島のセコンドは「スタミナをロスするから、打撃で勝負しろ!」と指示。作戦を変えた長島がパンチで出ると、スーは下がりながらも組み付き首投げでポイントを奪う。
2R、スタミナ切れが目立つスーに対し、長島はパンチの手数を出していく。スーは組み付き、再び投げでポイントを加算。長島も首投げを綺麗に決め、ポイントを奪い返した。スーは体で息をするようになり、長島がラッシュを仕掛けるとロープから体を出しほぼ戦闘不能状態だ。
3Rにはチャンスとみた長島がパンチラッシュ。右ストレートがクリーンヒットし、スーはダウン! 立ち上がれないスーを見たレフェリーが試合を止め、長島のトーナメントAブロック優勝が決定した。マイクを握ると、「アニメが大好きな長島です。アニメを馬鹿にする人は僕が倒していきます。このトーナメントで優勝するので応援よろしくお願いします」とあいさつ。
なお、トーナメントBブロックは4月6日(日)ディファ有明大会での開催を予定しており、続く6月29日(日)ディファ有明大会で初代王者が誕生する。
▼第8試合 総合ルール −73kg契約 5分3R
△パーキー(韓国/UF GYM)
ドロー 判定 1−0
△野沢洋之(スタンド)
1R、体格で上回るパーキーが打撃でプレッシャーをかける展開が続く。グラウンドにいきたい野沢であるが、パーキーが腕十字、フロントチョークを仕掛け主導権を握る。それらの猛攻を凌いだ野沢は2Rになると、パーキーの打撃をかいくぐりテイクダウンを決める。野沢が上になる場面が多くなるも、パーキーの巧みな防御に阻まれる。
3Rには、一発KO狙いでパーキーが大振りになる。野沢は冷静にタックルからテイクダウンも責めきれず。ならばと野沢は打ち合いに応じるが、決定打はなし。フルラウンド息もつかせぬ攻防はドロー決着に終わった。
▼第7試合 総合ルール −83kg契約 5分3R
○瓜田幸造(掣圏会館)
TKO 2R1分41秒 ※レフェリーストップ
●キム・フン(韓国/チームミラクル)
昨年4・15「MARS
07」で一度対戦している両者。この時は、フンの蹴りがローブローとなり、瓜田の試合続行不可能でノーコンテストに終わっている。
1R、フンはリーチを活かし、ヒット&アウェイ戦法に出る。瓜田はじりじりと圧力をかけながら、師匠である佐山聡直伝のロシアンフック、そして右ローを繰り出す。両者もつれるような形でグラウンドになると、下のフンはヒールホールド狙いへ。瓜田は冷静に対処し上のポジションを取り続けたが、攻めあぐねてしまった。
2R早々に瓜田はテイクダウンに成功。じりじりとポジションを移行した瓜田はマウントポジションへ。防戦一方となったフンの顔面にパウンドの雨を降らせると、レフェリーが試合をストップ! 瓜田が10カ月ぶりの再戦を制した。
▼第6試合 キックルール −72kg契約 3分3R
○松本勇三(勇三道場)
判定 3−0 ※30−27、30−27、30−27
●クォン・キョンリョン(韓国/E.M.A)
パンチ主体の攻撃を仕掛けるキョンリョンに対し、松本は左ミドル、右ストレート。お互いに一歩も引かない打ち合いを見せる。キョンリョンのパンチで、松本の左目はふさがってしまいドクターチェックを受ける。そんなハンデ負いながらも松本は2Rになると、必殺の胴回し回転蹴りでダウンを奪う。
3R、異様な左目のふさがりように再びドクターチェックを受ける松本。再開後、胴回し、かかと落としと大技でKO狙いにいった松本であるが、決定打はなく判定勝利を収めた。
▼第5試合 総合ルール −66kg契約 5分3R
○堀友彦(フリー)
TKO 2R3分30秒 ※パウンド連打
●チェ・キュジン(韓国/UF GYM)
キュジンがスタンド勝負に出ると、堀は組みつき差し合いへ。上を取ったキュジンはパウンドを落としたが1R終了のゴング。2Rには、お互いに蹴り合いへ。タックルしてきたキュジンをコーナーで押さえ込むと、堀はパウンド連打。
この攻撃でキュジンは鼻から大量の出血。完全にペースを握った堀は、ハーフガードのキュジンに対しパウンド連打でTKO勝利を呼び込んだ。
▼第4試合 MARSルール −60kg契約 3分3R
○氏原文男(闘神塾)
TKO 1R1分29秒
●ラファエル・ティシェイラ(ブラジル/ムエタイドリームチーム)
強烈な左ミドルから一気にパンチのラッシュを仕掛けたのは氏原。コーナーに追い込まれたラファエルは防戦一方となってしまう。そのまま勢いを掴んだ氏原が立て続けに3度のダウンを奪い、圧勝した。
▼第3試合 キックルール −48kg契約 2分3R
○神村エリカ(侍塾)
判定 3−0 ※30−29、30−29、30−29
●☆MIKA☆(ワイルドシーサー群馬)
神村は強烈な右ミドルと前蹴り。パンチで前に出る☆MIKA☆だったが、うまいように距離をとられ有効打を決めれない。接近戦では神村もパンチの打ち合いに応じる。3Rフルに手数が多く、主導権を握った神村がMARS初参戦で初勝利を収めた。
▼第2試合 第1回−72kgMARSルール初代王座決定トーナメントAブロック一回戦 3分2R
○シャイン・スー(韓国/グランフリージム)
判定 3−0 ※2−0、2−0、2−0
●ウィリアム・アニマル(ブラジル/アニマルチーム)
※スーがトーナメント決勝戦に進出
1R、スーの打撃を嫌がり組み付くアニマル。しかしここでローブローとなり、スーは悶絶してしまう。再開するも、再びローブローでアニマルにレッドカード。アニマルは大振りのフックを振り回すが、スーは冷静に距離を保つ。
2R、お互いに破壊力を持ったパンチを持っているだけに見合う展開が続く。スーの左ハイがクリーンヒットすると、アニマルは雄たけびを上げ「もっと打ってこい!」と挑発。アニマルは強烈なフックで前に出るが決定打はなし。僅差のポイントでスーが決勝に進出した。
▼第1試合 第1回−72kgMARSルール初代王座決定トーナメントAブロック一回戦 3分2R
○長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾)
判定 3−0 ※8−0、9−0、7−1
●K・ウォーワンチャイ(タイ/センチャイムエタイジム)
※長島がトーナメント決勝戦に進出
変態乙女路線を突き進む長島は、セーラー服のコスチュームでリングイン。ゴングが打ち鳴らされると表情は一変。組み付からの投げを連発する。さらには、関節技が決まった状態で倒れても試合は続行するMARSルールを利用し、膝十字、アキレス腱固めも決めていく。
一方のウォーワンチャイは左ミドル、左ハイと打撃で追い込んでいくが、ルールに不慣れな場面もあり、闘いづらそう。1Rにはフックでダウンも奪ったりと、大差のポイントをつけた長島が決勝に駒を進めた。
▼オープニングファイト第3試合 キックルール −73kg契約 3分2R
○幸平・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
判定 3−0 ※20−17、20−17、20−17
●遠藤 悟(ボディプラント六本木)
▼オープニングファイト第2試合 総合ルール −70kg契約 5分1R
○中村祐司(U-FILE CAMP 町田)
一本 1R2分35秒 ※腕ひしぎ十字固め
●クリリン(J−1 空手道場)
▼オープニングファイト第1試合 キックルール
○獏・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
判定 3−0 ※20−18、20−18、20−19
●菅野夢大(ボディプラント六本木)
●MARS2008年上半期スケジュール
4月6日(日)東京・ディファ有明
6月29日(日)東京・ディファ有明
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