パンクラス
「第6回プロ・アマオープン キャッチレスリング トーナメント」
2008年2月17日(日)東京・P’s LAB東京
▲各階級の入賞者と出場者、そしてパンクラシストによる記念撮影
▼第32試合 100kg未満級 決勝戦
○大堀竜二(トライアル)
判定 3−0
●鈴木槙吾(ALLIANCE-SQUARE)
※大堀が100kg未満級で優勝
2005年のアブダビコンバット日本予選99kg未満級で優勝の実績を持つ内藤征弥(和術慧舟會A−3)が唯一のプロ選手として参加した100kg未満級。1回戦で波乱は起こった。大堀竜二(トライアル)と対戦した内藤だったが、終始お互いに頭をつけて様子を伺う展開になる。一度も寝技にいくことなく時間切れ。判定決着となり、圧力をかけ続けた大堀が優勝候補を破る大金星を上げた。
勢いをつけた大堀は決勝で鈴木と対戦。テイクダウンから何度もアームロックを狙う圧倒的な攻めを見せ、初優勝を果たしている。
▼第25試合 100kg未満級 1回戦
○鈴木槙吾(ALLIANCE-SQUARE)
判定 3−0
●小島剛(秋元道場IZU龍TION)
▼第24試合 100kg未満級 1回戦
○大堀竜二(トライアル)
判定 3−0
●内藤征弥(和術慧舟會A−3)
▼第34試合 80kg未満級 決勝戦
○鳥生将大(パンクラスism)
判定 3−0
●松本誠(SKアブソリュート)
※鳥生が80kg未満級で優勝
上からのガチガチの押さえ込みで初戦、準決勝の2試合を判定で勝ち上がってきたのは鳥生。反対ブロックからは、二回戦をヒールホールド、準決勝ではスリーパーホールドの一本勝ちを積み重ねてきた松本。
決勝のゴングが鳴ると、変わらず鳥生はタックルからテイクダウン狙いへ。下になった松本はアキレス腱固めをしかけるも逃げられる。鳥生はグラウンドになるとトップポジションを取り続け、優位に試合を運ぶ。終盤にはアームロックを決めかけたが、逃げられてしまった。判定勝負となり、鳥生が優勝。リングサイドで試合を見守っていた川村亮は、「練習通りに鳥生は動けていたと思うが、今回はプロ興行。お金を払って見に来てくれたファンもいるんだから、“プロ”という意識を持って試合をしてもらいたかった」と後輩に苦言を呈している。
▼第31試合 80kg未満級 準決勝戦
○松本誠(SKアブソリュート)
一本 3分32秒 ※スリーパーホールド
●清水泰隆(GOKITAGYM)
▼第30試合 80kg未満級 準決勝戦
○鳥生将大(パンクラスism)
判定 3−0
●東泉恵二(ハイブリッドレスリング山田道場)
▼第23試合 80kg未満級 二回戦
○清水泰隆(GOKITAGYM)
判定 3−0
●阿部健太郎(山田道場)
▼第22試合 80kg未満級 二回戦
○松本誠(SKアブソリュート)
一本 0分34秒 ※ヒールホールド
●オリバー・ジョーンズ(和術慧舟會東京本部)
▼第21試合 80kg未満級 二回戦
●東泉恵二(ハイブリッドレスリング山田道場)
判定 3−0
●高橋新也(和術慧舟會岩手支部)
▼第20試合 80kg未満級 二回戦
○鳥生将大(パンクラスism)
判定 3−0
●小林篤弘(DEEP道場)
▼第11試合 80kg未満級 一回戦
○清水泰隆(GOKITAGYM)
判定 3−0
●国府田賢道(S-KEEP)
▼第10試合 80kg未満級 一回戦
○松本誠(SKアブソリュート)
判定 3−0
●ISAO(坂口道場)
▼第9試合 80kg未満級 一回戦
○東泉恵二(ハイブリッドレスリング山田道場)
一本 3分38秒 ※フロントチョーク
●切田泰博(ALLIANCE-SQUARE)
▼第8試合 80kg未満級 一回戦
○小林篤弘(DEEP道場)
判定 3−0
●渡邊貞之(リバーサルジム)
▼第35試合 70kg未満級 決勝戦
○志田幹(パンクラスP’sLAB東京)
判定 2−1
●太田洋平(和術慧舟會A-3)
※志田が70kg未満級で優勝
出場選手が14名で、そのうち5名のプロ選手がエントリーしており、最も激戦区となった70kg未満級。決勝に進んだのは、2試合とも判定勝ちしてきた志田。そして、プロで活躍する宮下トモヤ、第1回大会優勝者の荒牧拓を圧倒し、波に乗る太田だ。
これまでの試合通り、志田は積極的にタックルを仕掛けテイクダウン。下の太田も果敢に足を使ってリバースを試み、隙あらば関節技を仕掛ける。しかし、志田がトップポジションをキープし上から押さえ込み。判定は割れたものの、志田が僅差で勝利した。
▼第29試合 70kg未満級 準決勝戦
○太田洋平(和術慧舟會A-3)
一本 ※チョークスリーパー
●荒牧拓(パンクラスP’s LAB横浜)
▼第28試合 70kg未満級 準決勝戦
○志田幹(パンクラスP'sLAB東京)
判定 3−0
●柳澤雅樹(パラエストラ東京)
▼第19試合 70kg未満級 二回戦
○太田洋平(和術慧舟會A-3)
判定 3−0
●及川希(和術慧舟會岩手支部)
▼第18試合 70kg未満級 二回戦
○荒牧拓(パンクラスP’s LAB横浜)
一本 0分57秒 ※アンクルホールド
●伊藤正規(山田道場)
▼第17試合 70kg未満級 二回戦
○柳澤雅樹(パラエストラ東京)
判定 3−0
●滝浩臣(K太郎道場)
▼第16試合 70kg未満級 二回戦
○志田幹(パンクラスP'sLAB東京)
判定 3−0
●宗形恭夫(DEEPジム)
▼第7試合 70kg未満級 一回戦
○太田洋平(和術慧舟會A-3)
判定 3−0
●宮下トモヤ(パワーオブドリーム)
▼第6試合 70kg未満級 一回戦
○伊藤正規(山田道場)
一本 ※アナコンダチョーク
●坂原慶弘(バルボーザ・ジャパン・東京)
▼第5試合 70kg未満級 一回戦
○荒牧拓(パンクラスP’s LAB横浜)
一本 1分50秒 ※腕ひしぎ十字固め
●ベン・ヘンリー(和術慧舟會東京本部)
▼第4試合 70kg未満級 一回戦
○柳澤雅樹(パラエストラ東京)
判定 3−0
●桜井明大(和術慧舟會A−3)
▼第3試合 70kg未満級 一回戦
●滝浩臣(K太郎道場)
判定 3−0
●土橋政春(X−TREME柔術アカデミー)
▼第2試合 70kg未満級 一回戦
○宗形恭夫(DEEPジム)
不戦勝
●安福了寛(K’z factory姫路)
▼第33試合 60kg未満級 決勝戦
○松本義彦(パラエストラ川越)
一本 1分44秒 ※腕ひしぎ十字固め
●渡邊将広(マルワ格闘技)
プロ選手が参加していないものの、一本勝ちが続出し最も白熱したのが60kg未満級。決勝戦では、松本と前回大会で準優勝の松本が対峙。松本は準決勝で第一回、第二回大会3位の水洗をチョークスリーパーで一本勝ちする器用さを見せている。
開始と同時に引き込んだ松本が下から仕掛ける展開。あっという間に腕十字の体勢にいくと、渡邊は回転しながら逃げようと必死になる。完全に腕は伸びきったが、渡邊はギブアップせず。「腕折っちゃっていいんだから」というセコンドの声と共に、松本が力を入れると渡邊はタップ! 松本が初優勝を果たした。
▼第27試合 60kg未満級 準決勝戦
○松本義彦(パラエストラ川越)
一本 4分17秒 ※チョークスリーパー
●水洗裕一郎(X−TREME柔術アカデミー)
▼第26試合 60kg未満級 準決勝戦
○渡邊将広(マルワ格闘技)
判定 2−1
●竹中慎(パンクラスP’s LAB東京)
▼第15試合 60kg未満級 二回戦
○水洗裕一郎(X−TREME柔術アカデミー)
一本 ※腕ひしぎ十字固め
●児玉尊祥(パンクラスP’s LAB東京)
▼第14試合 60kg未満級 二回戦
○松本義彦(パラエストラ川越)
判定 3−0
●工藤一郎(和術慧舟會東京本部)
▼第13試合 60kg未満級 二回戦
○竹中慎(パンクラスP’s LAB東京)
一本 1分16秒 ※三角絞め
●中尾亮(X−TREME柔術アカデミー)
▼第12試合 60kg未満級 二回戦
○渡邊将広(マルワ格闘技)
一本 1分02秒 ※チョークスリーパー
●石川能之(木口道場川崎支部)
▼第1試合 60kg未満級 一回戦
○石川能之(木口道場川崎支部)
一本 2分46秒
●池田和義(バルボーザ・ジャパン・東京)
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