ガッツマン・プロモーション/修斗
「SHOOTING DISCO 4〜ボーン・イン・ザ☆ファイティング〜」
2008年2月23日(土)東京・新宿FACE
開場17:00 開始18:00
▼メインイベント バンタム級5分3R
○マモル(シューティングジム横浜/同級世界3位)
判定 3−0 ※30−27、30−28、30−27
●正城ユウキ(X-ONEジム湘南/同級世界2位)
阿部マサトシ、生駒純司と続けて世界ランカーを連破し、世界バンタム級2位にランクされた正城ユウキと前世界チャンピオン・現同級世界3位のマモルが対決。正城が勝てばタイトルマッチも見えてくるが、王座奪回を目指すマモルにとっては逆に正念場となる。
1R、リング中央でどっしり構えるマモルを中心に、正城がぐるぐると回りながら様子を伺う。マモルが圧力をかけながら距離を詰め、パンチのコンビネーションから右ミドル。
すぐに正城は組み付いて追撃をもらわない。がっしり受け止めたマモルは首相撲からヒザ蹴り。距離を取り直した正城は再び回り始め、同じような展開が続く。
2R、さらに圧力をかけるマモルに対し、正城もまとめてパンチを返しながら組み付く。テイクダウンを狙うも、マモルはヒザ蹴りを突き刺す。
いったん離れた正城が出てきたところ、マモルはカウンターで左フックを当てる。激しいパンチを交錯させる場面があったが、お互いに深入りしない。
3Rになると、正城はパンチの手数を増やしていく。それに対し、マモルはスタミナ切れを起こし1Rのような勢いはない。マモルは距離を潰しながら組み付き、コーナーに押し込むのみ。
終盤には打ち合いを見せた両者だったが、判定へ。3−0のスピリットで勝利したマモルは「KO狙いにいったけど、厳しかった。アフロがKOしないとバンタム級は盛り上がらないので、常にKOすることを目標としています。このまま一戦一戦ベルトにつながるように頑張っていきたい」とマイクアピールし、再び王座を狙うことをぶちまけた。
▼第9試合 セミファイナル ライトヘビー級 5分2R
○村山暁洋(GUTSMAN・修斗道場/同級世界5位)
判定 3−0 ※20−17、20−18、20−16
●洋樹(格闘サークルOZ/同級2007年新人王)
1R序盤はローの蹴り合い。組み付いた村山はすぐに洋樹のバックを取ることに成功。
立ち上がったり、コーナーに押し込んだりと洋樹は抵抗を見せるも、村山は執拗に密着する。足をフックし完全に洋樹の体は伸びきったのだが、村山が攻めあぐねたところで1R終了のゴング。
2R、再び組み付いた村山はバックマウントを奪取。そのままマウントポジションに移行し、パンチ連打へ。腕をキャッチした村山は腕十字を極める。腕は完全に伸びきるも、洋樹はタップしない。村山は体勢を立て直し、再び腕十字を仕掛けたがタイムアップ! 村山の圧勝に終わった。
▼第8試合 バンタム級 5分2R
○神酒龍一(GUTSMAN修斗道場/同級世界10位)
判定 3−0 ※20−19、20−18、20−18
●細谷健二(和術慧舟会東京本部/同級2007年新人王)
1R、細谷がタックルを仕掛けテイクダウンするも、神酒は下からアームロックを仕掛けていく。スタンドに戻ると、神酒の右ハイがクリーンヒット! ダメージを隠すかのように細谷はタックルを仕掛けるが、神酒は巧みにそれをかわすとバックマウントへ。神酒が一枚上手の攻撃を仕掛ける展開が続く。
2R、細谷はテイクダウンにこだわるも、神酒は三角絞めを極めかけたりと主導権を握ったまま。判定で神酒が勝利した。
▼第7試合 ライト級 5分2R
○石渡伸太郎(GUTSMAN修斗道場)
KO 1R2分17秒
●伊藤一宏(TKエスペランサ/同級2007年新人王)
7cmも長身の伊藤が蹴り、パンチでリズムを掴む。石渡の腕をキャッチした伊藤はアームロックの体勢へ。そのまま両者は倒れこむが、伊藤はクラッチを離さないまま石渡の顔に足を絡ませる。
耐える石渡はそのまま伊藤を抱え上げ、バスター! 顔面から落ちた伊藤は失神。慌ててレフェリーが試合をストップし、石渡のKO勝利。
第1試合に続いて、今大会2度目のバスター(投げ技)によるKO決着に観客は騒然としていた。
▼第6試合 ライト級 5分2R
○小林正俊(秋本道場ジャングルジャンクション)
TKO 1R3分01秒 ※レフェリーストップ
●谷口智則(マッハ道場)
▼第5試合 フライ級 5分2R
○田原しんぺー(総合格闘技道場STF)
判定 3−0 ※20−18、20−19、20−18
●タイガー石井(パラエストラ吉祥寺)
▼第4試合 2008年新人王決定トーナメント1回戦 ライト級5分2R
○土屋大喜(roots)
KO 2R2分54秒
●西野英紀(GUTSMAN・修斗道場)
▼第3試合 2008年新人王決定トーナメント1回戦 フェザー級5分2R
○勇鬼(ロデオスタイル)
判定 3−0 ※20−17、20−17、20−17
●ナカシ(和術慧舟会トイカツ道場)
▼第2試合 2008年新人王決定トーナメント1回戦 ライトヘビー級5分2R
○御子柴直司(国際空手道連盟極真会館)
判定 2−0 ※20−19、19−19、20−19
●伊関泰二郎(GUTSMAN・修斗道場)
▼第1試合 2008年新人王決定トーナメント1回戦 フェザー級5分2R
○越智晴雄(パラエストラ愛媛)
KO 1R3分11秒
●戸澤真澄美(GRABAKA)
軽やかな動きからロー、ミドルを打ち分ける戸澤。カウンターで右ストレートをあわせ、越智がダウンを奪う。立ち上がった戸澤が組み付きヘッドロックにいったところ、越智がバックドロップ! これで後頭部を強打した戸澤は失神。口から泡を吹き出し、イビキをかき始め、ドクターが声をかけても意識を取り戻さず。
担架に運ばれるという非常事態が第1試合で起こってしまった。そのまま戸澤は病院に直行。セコンドについたGRABAKAの小池秀信の話によると、「戸澤は意識は取り戻し、今のところ異常はなし。後日検査になる」とのことだ。
|