株式会社アスレチックエンタープライズ
『ニコラス・ペタスプロデュース
SMOKER’s “TEAM NICHOLAS VS AACC ティグレス”』
2008年2月29日(金)東京・麻布十番「WARE HOUSE」
開場20:00 開始21:00
“最高のチームを決める”というコンセプトの新格闘技クラブイベント「SMOKER’s(スモーカーズ)」が遂に開催され、イベントプロデューサーを務めるニコラス・ペタス率いる「TEAM
NICHOLAS(チーム・ニコラス)」と阿部裕幸率いるAACC TIGERS(ティグレス)」が5VS5で対決した。
K-1ルールのキック2試合と、HERO’Sルールの総合3試合が組まれ、判定勝ち=1P、KO勝ち=2Pのポイント制となり、獲得した総合ポイントの多い方が勝利チームとなる。
溢れんばかりに集まった多くの観客が声援を送る中、判定決着は一切なくTKOや一本が続出。チーム・ニコラスがK-1ルールで2勝挙げたのに対し、AACCティグレスは総合ルールで3勝。結果、6−4という2ポイント差でAACCティグレスが勝利した。
大盛況、大興奮のうちに幕を閉じた「SMOKER’s」は、次回4月開催を予定。これからどういったチームが対抗戦に加わるのか、今後の展開に注目だ。
▼メインイベント(第5試合) K−1ルール 65.0kg契約 3分3R
○リョウ・ペタス(TEAM NICHOLAS)
TKO 1R1分29秒 ※レフェリーストップ
●本村康博(AACC ティグレス)
セミまでの時点でポイントが6−2となり、AACCティグレスの勝利は確定。1R開始と同時にリョウは飛びヒザ蹴り。キックルール初挑戦の本村も、飛び蹴りで返していく。前蹴りからヒザ蹴りで勢いよく攻める本村に対し、リョウは胴回し回転蹴り。
ここで両者がもつれて倒れたところ、本村の全体重がリョウの顔面にのしかかり試合はストップ。鼻を強打したリョウはかなり痛そうな表情を浮かべる。
気を取り直したリョウは後ろ回し、右ロー。長身の本村はパンチの連打を見舞っていくが、リョウが回転の早いパンチで迎撃。あっという間にコーナーに追い込み、本村からダウンを奪う。
立ち上がった本村だが足元がフラフラしていたために、レフェリーが試合をストップ。勝利したリョウは観客の熱気に応えるようにペタスコールをあおり、マイクパフォーマンスで会場を沸かせた。
▼セミファイナル(第4試合) 総合ルール 65.0kg契約 5分2R
○大塚隆史(AACC
ティグレス)
一本 1分39秒 ※チョークスリーパー
●高橋 俊(TEAM NICHOLAS)
高橋が先制の右ミドル。大塚はフックを放ちながら組みつくとテイクダウン。あっさりとサイドポジションを奪い、勢いよくパウンド連打を放つ。うつ伏せなった高橋からバックマウントを奪うと、チョークスリーパーで決めた。
▼第3試合 総合ルール 98.0kg契約 5分2R
○増田祐介(AACC
ティグレス)
TKO 1R2分09秒 ※レフェリーストップ
●タロー・ジョイ(TEAM NICHOLAS)
開始早々、増田が胴タックルを仕掛けテイクダウン。一方のジョイは必死に耐えながら増田のわき腹目がけてパンチを落とし必死に抵抗する。
じりじりと上のポジションを固める増田は、防戦一方のジョイに対し、パウンド7連打。ここでレフェリーが試合を止めた。
▼第2試合 K−1ルール 70,0kg契約 3分3R
○篠崎澄人(TEAM NICHOLAS)
TKO 2R2分02秒 ※タオル投入
●井上真志(AACC ティグレス)
1R、勢いよく出たのは井上。左右のフックを振り回し手数で優る。篠崎は冷静にブロックしながら右ロー、左ミドル。井上の右ミドルもヒットさせ相手を後退させたが、篠崎は的確にパンチを返していき、徐々に盛り返していく。
2Rも手数で押す井上。篠崎は突き放しながら左右のローを当てていく。攻め疲れの見え始めた井上はロープを背負うようになり、篠崎のパンチラッシュを食らう。勢いを掴んだ篠崎は強烈な前蹴りで尻もちをつかせ、左右のフックでラッシュ。最後に左フックでとどめ。フラフラの井上に対し、セコンドからタオルが投入され、篠崎が勝利した。
▼第1試合 総合ルール 76,0kg契約 5分2R
○増ブッチ博(AACC
ティグレス)
一本 1R1分37秒 ※アームロック
●ラッセル・イップ(TEAM NICHOLAS)
ワンツーを当てた増ブッチが組み付きながらヒザ蹴り。そして引き込むと下から腕十字を仕掛けにいく。
腕を完全に伸ばされたイップだったが、それを引っこ抜くと上のポジションへ。そのままサイドポジションで固める。下から増ブッチはアームロック。イップは何も出来ず試合はストップした。
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