DEEP事務局 
                          「club DEEP TOKYO in 新宿FACE」 
                          2008年3月29日(土)東京・新宿FACE 
                          開場13:30 開始14:00 
                            
                          ▼メインイベント(第11試合) 5分2R 
                            ○ハン・スーファン(韓国/CMA KOREA)70.0kg 
                            判定 3−0 
                            ●LUIZ(禅道会)70.0kg 
                             
                              両者ともに打撃を得意としており、激しい乱打戦が予想されたのだが……。1R、先に仕掛けたのはLUIZ。右ロー、右ハイと強烈な蹴りを放っていく。 
                             
                             このLUIZの右ハイを受け、「強くて受けた腕が折れたのかと思った。打撃でいくよりグラウンドに行ったほうが有利になると考えた」というスーファンは、タックルからグラウンドの展開を仕掛ける。下のLUIZはパウンドをもらいながらも、足で突き放し、すぐに立ち上がった。 
                             
                              テンポよく右ハイを出すLUIZに対し、スーファンも右ハイからパンチを出しながら組み付くとテイクダウン。再び下になったLUIZは腕十字の体勢にいくが、スーファンに逃げられる。 
                             
                             スタンドから再開し、LUIZの右ミドルをキャッチしたスーファンはテイクダウン。終盤には、LUIZが上段後ろ回し蹴りを見せるも、スーファンにうまくかわされてしまった。 
                             
                             2R、スーファンが強烈なワンツー。LUIZはガードを固めて有効打をもらわない。LUIZが右ミドルを出すのに合わせて、スーファンの右ストレートがヒット!  
                             
                              倒れたLUIZにスーファンの容赦ないパウンドが打ち下ろさせる。さらにはパスガードを狙いながらの踏みつけも繰り出すスーファン。LUIZの顔面は膨れ上がり、ダメージは明らか。 
                             
                             スーファンはしつこくグラウンドの展開に引き込み、ガードポジションのLUIZにパウンドを落とす。下のLUIZは腕十字のムーブに入るも逃げられる。あっという間に試合は終了し、判定でスーファンが勝利。 
                             
                              マイクを握ったスーファンは「今日はいい試合が見せられなかったけど、5月は必ず(ライト級王者の)横田とやらせてください」とアピール。 
                             
                             すると、ここでベルトを肩からぶら下げた横田がリングに上がり、試合を承諾。「昨年8月からケガや手術などで試合がなかったんですけど、5月は防衛するので応援よろしくお願いします」と意気込んだ。 
                           
                           
                            
                           
                          ▼セミファイナル(第10試合) 5分2R 
                          △雷暗暴(雷道場)72.9kg 
                          ドロー 判定 1−0 
                          △松下直揮(MB3z)72.5kg 
                            1R、松下の右ローをキャッチした雷暗はすぐに組み付く。離れると強烈な右ストレートからタックルへ。それをがっちり受け止めた松下はテイクダウンを許さない。 
                             
                             松下の右ストレートに合わせて、雷暗がテイクダウンに成功する。しかし両者が膠着したために、すぐにスタンドの攻防へ。特に目立った攻防はなく、お互いに出方を伺うラウンドとなった。 
                            2R、雷暗のタックルをきった松下はイノキ・アリ状態から蹴り。組み付いてきた雷暗に対し、松下はヒザ蹴りを見舞う。グラウンドにいきたい雷暗は何度もタックルにいくが、松下がそれを凌ぐ展開が続く。 
                             
                             終盤には雷暗がテイクダウンし、上からパウンドするも決定打はなし。決め手にかけたこの一戦はドローに終わった。 
                           
                            
                           
                          ▼第9試合 5分2R 
                          ○北崎鎮(禅道会)75.7kg 
                          判定 2−1 
                          ●樫村英愛(R−BLOOD)76.1kg ※金多朗が本名に改名 
                            1R、左右の激しいフックでプレッシャーをかける北崎。樫村はガードを固めながらパンチを返す。北崎が回転の早いパンチを見せるも決定打はなし。 
                             
                             北崎がプレッシャーをかけながらパンチで主導権を握る中、樫村が下がりながらもタックルを仕掛け、このラウンド初となるグラウンドの攻防へ。しかし展開がないまま終了。 
                            2R,、左ジャブから右フックを当てる北崎。打撃をかいくぐり柏村がテイクダウン。チャンスをうかがいながらパンチを出すも、すぐにスタンドに戻る。北崎の左フックが入るが、ダメージを感じさせない樫村はパンチを返す。 
                             
                             樫村が組み付くと、北崎はスタンドの状態でアームロック。絞りながら倒れこみ、鉄槌を落とす。スタンドに戻るとお互いにパンチを出し合い判定へ。僅差の判定で北崎が勝利した。  
                           
                            
                           
                          ▼第8試合 5分2R 
                          ○窪田幸生(坂口道場)78.0kg 
                          判定 3−0 
                          ●久保輝彦(禅道会)77.7kg 
                            いきなり仕掛けた窪田はタックルで上を取る。下から久保はアームロックでキャッチし起き上がる。ここから激しい乱打戦へ。お互いに足をとめることなくパンチを出し合う。 
                             
                             久保は窪田をコーナーに押し込むと、首を抱えこみながらパンチ。まるでドン・フライVS高山戦の再現のようだ。窪田のグローブが故障したために試合は一時中断。再開するも乱打戦となる。コーナーに追い込んだ久保はパンチからヒザ。終盤にはお互いに攻め疲れてしまった。 
                            2R、右ハイ2発を放つ久保。パンチを出し合う中、久保のバッティングで試合は試合は中断。再開し、窪田の右フックがヒットし、久保は一瞬腰を落とす。 
                             
                             盛り返した久保は左右のフックを振り回しながら前に圧力をかけていきヒザ。組み付いた窪田がテイクダウンし上から鉄槌の連打に出る。ここで試合終了。窪田が判定3−0で死闘を制した。 
                           
                            
                           
                          ▼第7試合 5分2R 
                          ○井上裕貴(木口道場レスリング教室)75.3kg 
                          判定 2−0 
                          ●渡辺良知(AACC)75.5kg 
                            1R、渡辺が先に仕掛けると、冷静に受け止めた井上はテイクダウンしがっちりと上を固める。膠着したためにブレイク。 
                             
                             再びトップポジションを奪った井上はこつこつとパウンド。渡辺はスタンドに戻すも、井上に組み付かれグラウンドへ。終了間際に激しく打ち合う両者。 
                             
                             2R、パンチで出る井上に対し、渡辺はロー。今度は渡辺がテイクダウン。上から押さえ込む渡辺だったが、攻めきれない。スタンドに戻ると、井上のパンチがテンポよく入る。グラウンドに持ち込んだ井上はバスターからパウンド。終始、主導権を握り続けた井上が判定勝ちした。 
                           
                            
                           
                          ▼第6試合 5分2R 
                          ○綿貫一歩(PRB)64.9kg 
                          判定 3−0 
                          ●寺田功(ALLIANCE)65.0kg 
                            パンチを放ちながら綿貫がテイクダウンに成功する。上をとるとこつこつとパウンドを放つ。下の寺田はハーフガードから防御に徹するのみ。 
                             
                             綿貫がマウントをとると、寺田はリバースし反撃に出る。スタンドから再開し、綿貫がテイクダウン。アキレス腱で攻めたところで1R終了のゴング。 
                           2Rも上をとった綿貫ペースの試合が続く。マウントパンチで攻め込むと、下の寺田がリバースしパウンド。この一発が綿貫にクリーンヒット。 
                             
                             立ち上がった綿貫は寝技になると優位に試合を進める。終了間際にスリーパーを狙う。判定で綿貫が勝利した。 
                           
                            
                           
                          ▼第5試合 5分2R 
                          ○宮下トモヤ(POWER OF DREAM)64.0kg 
                          TKO 2R2分09秒 
                          ●和田竜光(吉田道場)64.1kg 
                           
                            激しくパンチを交錯させる中、和田は右ロー、右フックを放ちながらタックルを仕掛ける。左jジャブから右ミドルもクリーンヒット。和田の手数が上回り、宮下が攻めあぐねる展開となる。 
                           
                           2R、右の蹴りを面白いように入れていく和田。足をキャッチした宮下は組み付くも展開を作れない。和田がパンチと蹴りでペースを作る。宮下が攻めあぐねていると、一気に和田がパンチのラッシュ。 
                           
                           お互いのパンチがカウンターで入り、両者がダウン! 先に立ち上がった宮下が、完全に意識を失った和田にパウンドで攻めると、レフェリーがストップした。 
                           
                           
                           
                            
                           
                          ▼第4試合 グラップリングルール 5分2R 
                          ○池本誠知(総合格闘技スタジオSTYLE) 
                          一本 2R1分13秒 ※アームロック 
                          ●梅田恒介(R−BLOOD)
                            1R、常にプレッシャーをかけるのは池本。がっちり防御を固める梅田はテイクダウンを許さない。引き込むように下になった池本はラバーガードからチャンスをうかがうも終了のゴング。 
                           2R、梅田の腕を掴んだ池本は脇固めを決めにいくが逃げられる。再び腕をキャッチした池本は立った状態からアームロックへ。そのまま倒れこみながら決めると、レフェリーが試合を止めた。 
                             
                             勝った池本は「久々の東京の試合でしたけど、大阪で頑張っています。梅田のセコンドには長谷川(秀彦)選手がついてましたけど、挑戦したいので応援して下さい」とDEEPウェルター級ベルト挑戦をアピールした。 
                           
                            
                           
                          ▼第3試合 5分2R 
                          ○吉岡哲也(GRABAKA)75.6kg 
                          判定 3−0 
                          ●潮田健志(ALLIANCE−SQUARE)76.0kg 
                           
                            潮田のパンチに合わせて吉岡が片足タックル。いったん離れても吉岡がしつようにタックルを仕掛け、潮田がパンチで突き放す。ようやくテイクダウンした吉岡だったが、膠着したためにすぐにスタンドに戻される。潮田の右ジャブに合わせて、吉岡は左フックを狙う攻防が続く。 
                           2R、積極的にパンチを放つ潮田に対し、吉岡はテイクダウンに成功する。そしてフロントチョークへ。頭を引っこ抜いた潮田は立ち上がる。再び吉岡はタックルへ。うつぶせになった潮田の頭部に、吉岡が反則のヒザ蹴りを放ってします。決め手のないまま、判定決着で吉岡勝利。 
                           
                            
                           
                          ▼第2試合 5分2R 
                          ○近藤定男(BLUE DOG GYM)69.8kg 
                          判定 3−0 
                          ●松田真吾(総合格闘技DOBUITA)70.0kg 
                           
                            1R、探りあいの中、松田が飛びヒザを放ちながら引き込み腕十字へ。耐えた近藤は上から押さえつけながらパウンドでチャンスをうかがう。残り時間1分、近藤は肩固め。決まらないと見るや、腕十字にいったところでゴング。 
                           2R、打撃を打ちながら松田がタックル。これをがぶった近藤は一気にバックマウントへ。松田の防御が固く、ここで攻めあぐねる近藤。一度は上をとられた近藤だったが、上を取り返しそのまま攻め続け、判定で勝利した。 
                           
                            
                           
                          ▼第1試合 5分2R 
                          ○ガイ・デルモ(TEAM BLAZE脇町)69.8kg 
                          TKO 2R4分02秒 ※パウンド連打 
                          ●松井英夫(禅道会)69.2kg 
                            1R、圧力をかけながら右ストレートのデルモ。松井が組み付いてテイクダウン狙いも、デルモはコーナーに押し込みながら耐える。 
                             
                             距離を取りながら再び松井がタックルすると、デルモがテイクダウン。下の松井はアキレス腱固めにいったところ、ガイはサイドポジションへ。パウンドを打ちながら横三角狙いにいくもゴングに逃げられた。 
                           2Rゴングと同時に、高速タックルのガイ。サイドポジションを取りながらパウンド。1Rと同じように横三角へ。立ち上がってきた松井のバックをとったガイはチョーク。さらにマウントを取ったガイはパウンド連打。うつ伏せになった松井が防戦一方となり、試合は終了した。 
                             
                           
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