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【新極真会】なんと大道塾が最軽量級で優勝!塚越を唸らせたカザフの新鋭が大健闘

2008/07/07


全世界空手道連盟新極真会
「アスタナカップ2008」
2008年6月29日(日・現地時間)カザフスタン共和国アスタナ

 新極真会の中央アジア最大の大会『アスタナカップ』がカザフスタンの首都アスタナで開催された。地元以外にもヨーロッパやロシア、多数の団体が参加する大会として盛り上がって来た同大会だが、今年も中央アジアやロシアを中心に多くの選手が集まった。

 注目の選手は無差別級(80kg以上)に出場した世界大会第5位のマキシム・シェヴチェンコと70kg以下級に出場した第3回ワールドカップ軽量級準優勝のヴァシリー・フディコフのロシアコンビ。また、ワールドカップ以降じわじわと実力を伸ばして来た地元カザフスタンや、同じ中央アジアのキルギスタンの選手にも注目が集まった。

 また他団体としては大道塾勢がジュニアトーナメント、一般トーナメントに選手をエントリーするなど日本ではありえないような顔が揃った。


<60kg以下級>

 超軽量級とでもいうべき60kg以下級で圧倒的な強さを見せたのは、大道塾カザフスタン支部のルスタム・エルマノフ。序盤戦から回転の速い動きで対戦相手を圧倒し、準決勝では中段突きで一本を勝ち。続く決勝戦では上段廻し蹴りで技ありを取るなど、極真のお株を奪うような活躍を見せて優勝を決めた。


<70kg以下級>

 この階級はやはりヴァシリーの独壇場となった。3回戦の不戦勝を含み、準決勝までの5戦を危なげなく勝ち上がった。しかし決勝戦は消化不良の内容となってしまった。対戦相手はカザフスタンのサティバルディエフ・アドレット。中段突きで一本を取るなど突きの強さが際立った選手だったがそれがアダになってしまった。

 序盤にいきなりサティバルディエフの強打がヴァシリーの顔面に当たり、ヴァシリーは倒れて動けなくなってしまった。回復を待って試合を再開したものの、サティバルディエフは再び顔面殴打でヴァシリーを倒してしまい減点1となってしまう。結局、そのまま時間が過ぎ去る形でヴァシリーが優勝を決めた。準決勝までが完勝だっただけに後味の悪い結末になってしまった。


<80kg以下級>

 日本で言えば中量級にあたるこの階級では、無名のアクロフ・エフゲニーが準決勝まですべて突きで技あり、一本で勝ち上がるという怒濤の進撃を見せた。

 一方、対戦相手となったのは2回戦以降、体重判定で地味に勝ち上がってきたラヒモフ・カナット。ガードが固いラヒモフは決定打を入れさせないものの、アクロフの回転の速い攻撃は止むことなく打ち続けられ、粘り強さで勝ち上がってきたラヒモフを本戦で押し切り初優勝を決めた。


<無差別級(80kg以上)>

 世界大会第5位のマキシム・シェヴチェンコの登場により俄然盛り上がった無差別級だが、そのマキシムを喰う勢いでトーナメントを沸かせたのが地元カザフスタンの新鋭、19歳のウラディミール・アルチュシンだった。

 アルチュシンは昨年、一般での経験もほとんどないまま渡辺大士やミンダウガス・パヴィリオニスなどの日欧強豪がひしめくスイスオープン軽重量級に出場し優勝を収めている。また数ヶ月後には世界大会に出場し、ヨーロッパ大会の常連であるエフゲニー・バラーマンやオーストラリア王者サム・ギルバートを下し3回戦に進出している。3回戦では同大会の優勝者となる塚越孝行と対戦し本戦ワンサイドの内容で敗れたものの、「彼は数年後必ず日本の脅威になる」と塚越に言わしめた。

 決勝は予想通りマキシムとアルチュシンの対戦になった。序盤から互いに激しく打ち合い、2人だけのミニ世界大会の様相を呈した。一歩も退かない攻防はややアルチュシンに旗が挙がりながらも、最終延長までもつれ込んだ。

 最後の判定はテクニック面が評価されマキシムに4-1で旗が挙がった。結果的に敗れたものの世界第5位に肉薄する組手を見せたアルチュシンは来年のワールドカップでは塚越の予言通り日本の脅威になりそうだ。

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https://gbring.com/technique/technique_highkick.htm

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【関連リンク】
≫全世界空手道連盟新極真会公式サイト
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