NKB実行委員会/キック・ユニオン
「K-U創立10周年記念興行」
2008年7月20日(日)東京・ディファ有明
開場15:45 開始16:00
▼メインイベント(第15試合) NKBライト級タイトルマッチ 3分5R
○巨輝(大阪真門/挑戦者・同級1位)
判定 2−0 ※50−49、50−50、50−49
●高野洋一(神武館/王者)
※巨輝が新王者に
高野は昨年7月、当時最強の挑戦者・稲葉竜太(TEAM.OJ)をKOし初防衛に成功。今年2月には、対日本人無敗記録を続けていた岩田洋(八王子FSG)にも完勝するなど、今も進化を続ける37歳のベテラン王者だ。
対する挑戦者の前フェザー級王者・巨輝(なおき)は、昨年11月に高野の同門・富原誠(神武館)をKOで下し、フェザー級王座初防衛に成功。今年4月には、同じく(神武館からの刺客・桃井浩と対戦し、パンチで二度のダウンを奪う完勝を収めた。
この勝利でライト級王座挑戦権を掴んだ巨輝は、その直後にフェザー級王座を返上。そして今回のタイトルマッチに備えている。
高野が二度目の防衛に成功するのか。それとも、巨輝が二階級制覇を達成するのか。
1R、防御を固めながら高野がパンチでプレッシャーをかけると、巨輝はミドル、ローを出しながらパンチにつなげていく。「相手のガードが固く、思い通りの攻撃が出来なかった」という巨輝は、神武館勢を倒してきた必殺の左フックを出すも「研究されていてふさがれてしまった」。
高野のガードを崩そうと、巨輝はボディから顔面に打ち分けるパンチのコンビネーション。高野は巨輝のパンチの連打を避けるようにクリンチ。そして離れ際には、鋭い右ハイを狙う。
パンチ主体の攻撃の巨輝は手数を減らすことなく、最終ラウンドへ。疲れの見え始めた高野はクリンチを仕掛ける攻防が目立つ。
巨輝はヒジを振るうなど、最後まで手数を出し続けたが捕らえきれず。判定で巨輝が勝利し、二階級を制覇した。
大会終了後、今後について巨輝は「僕の目標はここじゃない。もっと上を目指していきたい」と対世界を視野にいれていきたいと話す。また「今60kg級が盛り上がっているので、NKBの強さを証明するためにも、挑戦してみたい」とK-1ライト級出撃をアピール。
他団体との交流を一切行わないNKBだが、今後、巨輝の夢は叶うのか。これで10連勝(本人談)となり、もはやNKBでは敵なし状態となった巨輝の次なる相手は一体誰になるのか。
▼セミファイナル(第14試合) 70kg契約 3分5R
○岡田清治(大塚道場/NKBウェルター級5位)
KO 1R1分56秒
●瀬尾尚弘(JK国際/NKBミドル級2位)
昨年の7月以来、1年ぶりのリングとなる瀬尾はウェルター級からミドル級に転向。今回が階級を上げての第一戦目となる。対する岡田は、これまで7戦とキャリアは浅いものの昨年12月、今年4月とウェルター級ランカーを相手に連勝しランキング上位に進出している。
K-1ライト級に出場した大月晴明の入場でおなじみ、マッチョプロレス軍団を引き連れての入場した瀬尾。
1Rのゴングがなると、岡田は力強い右ロー。瀬尾は鍛え上げた筋肉質の体からローとパンチを返していくも、岡田のスピード&パワー溢れるパンチの連打を浴びてしまう。コーナーに追い詰められた瀬尾はパンチのラッシュでダウン。
何とか立ち上がった瀬尾だが、岡田の勢いは止まらない。ローからフックのコンビネーションで立て続けに2度のダウンを奪った岡田が完勝した。
▼第13試合 NKBフェザー級王座決定トーナメント 3分5R
○富原 誠(神武館/同級1位)
延長判定 3−0 ※三者とも10−9
●姉ア祐二(姉ア/同級3位)
※トーナメントのために延長。公式記録はドロー。富原が決勝進出
▼第12試合 NKBフェザー級王座決定トーナメント 3分5R
○ヤスユキ(SKBG/同級5位)
判定 3−0 ※50−48、50−48、50−47
●馳 大輔(JK国際/同級2位)
※ヤスユキが決勝進出
▲K-U創立10周年記念セレモニー
▼第11試合 ライト級 3分5R
○NOBU(大塚道場/同級8位)
KO 1R2分05秒
●石川 竜(八王子FSG/同級7位)
▼第10試合 バンタム級 3分5R
○宮崎康晶(MTOONG.S/同級3位)
KO 3R1分37秒
●ZORO(真闘術/同級1位)
▼第9試合 バンタム級 3分5R
○山口 翔(神武館/同級2位)
KO 2R2分17秒
●和正(仲FG/同級6位)
▼第8試合 フライ級 3分5R
○鈴木和樹(大阪真門)
判定 2−0 ※50−49、50−50、50−49
●菅原好朗(KIX/同級3位)
▼第7試合 フェザー級 3分3R
○KOHKI(MTOONG)
判定 3−0 ※29−28、29−28、30−28
●KAZUYA(JK国際)
▼第6試合 ライト級 3分3R
○鈴木 広(八王子FSG)
判定 3−0 ※30−29、30−29、30−28
●黒田公司(神武館)
▼第5試合 3分3R
△マサ・オオヤ(八王子FSG/ウェルター級)※デビュー戦
ドロー 判定0−0 ※29−29、30−30、30−30
△啓太(MTOONG.S/ライト級)
▼第4試合 3分3R
○佐藤直寛(八王子FSG/フェザー級)
KO 1R2分59秒
●宮部富之(大塚道場/バンタム級)
▼第3試合 バンタム級 3分3R
○三澤 修(KIX)
判定 2−0 ※30−28、30−28、30−30
●仙道秀樹(神武館)
▼第2試合 フェザー級 3分3R
○高瀬雄一郎(TEAM.OJ)※デビュー戦
判定 3−0 ※30−27、30−27、30−26
●TAKUMA(八王子FSG)※デビュー戦
▼第1試合 ウェルター級 3分3R
○MiTsuRu(八王子FSG)※デビュー戦
判定 3−0 ※三者とも30−29
●笈川卓巳(大塚道場)※デビュー戦
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