ZST事務局
「SWAT!20」
2008年9月7日(日)東京・ゴールドジム東京サウスアネックス
開場15:30 開始16:00
▼メインイベント フェザー級シングルマッチ
○清水俊一(総合格闘技宇留野道場)
一本 2R1分30秒 ※三角絞め
●酒井幸助(ハイブリッドレスリング山田道場)
昨年は月1回のペースで試合をこなした“ZSTの鉄人”清水は、今回も8・27久保田潤郎戦からわずか中10日で試合に臨む。今年はすでに10試合目と、昨年を上回るペース。前回の久保田戦では得意とするグラップリングで勝負し、最後に三角絞めで一本勝ちしている。
1R、酒井のパンチを被弾しながら組みついた清水は、反対に足を刈られテイクダウンを許す。しかし一度立ち上がり、再び寝技になると今度は上からパスガードを試みる。ここで酒井の右目尻のカットが判明し、ドクターチェックが入るも、試合は再開。}
ここらから清水の独壇場となった。打ち合いにも負けず、テイクダウンされてもあっさりとリバーサルに成功。相手がタックルを仕掛けてくればギロチンを狙うという展開に。
2R、左ローをキャッチされるも、テイクダウンと同時にギロチンを狙った清水は、さらにスイープ、マウントを奪う。なんとか起き上がろうとしてタックルを狙う清水を三角絞めに捕え、タップを奪った。
試合後、マイクを握った清水は「今日は試合前に気持ちで負けてしまっていたのでダメです。でも弟と一緒に勝てて良かった。これからも応援よろしくお願いします」とコメントした。
この日、たとえサイドポジションを取られても、驚異の身体能力でことごとくひっくり返していった清水。もっと上のレベルと対すれば厳しい部分もあるだろうが、少なくともSWAT!レベルでは、実力は群を抜いているのではないだろうか。
ZSTルールに適した戦い方を見せている清水は、ZSTの未来を担える存在になる可能性がある。それだけに、あまり急がず、今はしっかりと経験を積んで土台を固めてほしい。
▼セミファイナル ライト級シングルマッチ
○山田哲也(しんわトータルコンバット)
一本 1R1分58秒 腕ひしぎ十字固め
●鳥海 誠(AACC)
8・24『ZSTバトルハザード03』のタッグマッチで大活躍を見せた“スーパー高校生”山田。今回はシングルマッチで前田日明プロデュースの不良大会『ジ・アウトサイダー』に出場経験がある鳥海と対戦する。高校生VSアウトサイダー戦士という異色の組み合わせとなった。
打ち合いからテイクダウンを奪われた鳥海は、クローズドガードを取るが、ZSTでは反則のためレフェリーから「ノー・クローズ」を宣告され、オープンガードになる。その瞬間、山田はパスガードに成功し、バックに回ってチョークを狙う。なんとか体勢を入れ替えようとする鳥海だったが、山田は落ち着いて右腕を取る。この腕十字は失敗したものの、上をキープしたままの山田は、左腕に再度チャレンジし、しっかりと極めた。
▼第11試合 ミドル級シングルマッチ
○東谷輝彦(萩原道場)
KO 1R1分43秒
●三浦伸哉(チーム「H」)
豪快な打ち合いの中、東谷の左フックが三浦の右目にヒットし、ダウン! 三浦は右目を負傷し、そのままノックアウトとなった。
▼第10試合 バンタム級シングルマッチ
○清水俊裕(総合格闘技宇留野道場)
一本 1R0分45秒 ※裸絞め
●早坂優瑠(CORE)
開始早々、グラウンドであっさりとバックを奪った清水は、そのままチョークへ。早坂もなんとかディフェンスしようと試みるが、清水も何度か腕を入れ替え、形に入られた早坂はタップするほかなかった。
▼第9試合 フェザー級シングルマッチ
○一条貴洋(パラエストラ松戸)
一本 1R2分22秒 ※腕ひしぎ十字固め
●長谷川直弘(しんわトータルコンバット)
ゴングが鳴るやいなや、怒涛のラッシュで攻め込んでいった一条が、そのまま組みつき、押し込んでテイクダウン。袈裟固めからVクロスアームロックを狙い、これに失敗してもすぐさま腕十字に移行し、一本勝ちを収めた。
▼第8試合 ライト級シングルマッチ
○上田厚志(骨法烏合会矢野卓見道場)
一本 1R2分59秒 ※腕ひしぎ十字固め
●馬場高広(綱島道場)
▼第7試合 バンタム級シングルマッチ
△榛葉善也(ZFC 大井町)
時間切れドロー
△近藤正俊(RIKI GYM)
▼第6試合 ライト級シングルマッチ
○二ツ森敬浩(パラエストラ柏)
一本 2R0分22秒 フロントチョーク
●荒牧 拓(パンクラスP’sLAB横浜)
▼第5試合 ウェルター級シングルマッチ
△土肥正也(しんわトータルコンバット)
時間切れドロー
△濱岸正幸(U-FILE CAMP登戸)
▼第4試合 バンタム級シングルマッチ
○田丸慶輔(総合格闘技宇留野道場)
一本 1R0分34秒 ※アキレス腱固め
●菅野隆行(リバーサルジム)
▼第3試合 ライト級シングルマッチ
○山本裕次郎(チーム太田章)
一本 1R2分5秒 ※アンクルホールド
●稲田 豊(総合格闘技宇留野道場)
▼第2試合 フェザー級シングルマッチ ※グラップリングルール
△竹中 慎(P’sLAB東京)
時間切れドロー
△小林良太(リバーサルジム)
▼第1試合 フェザー級シングルマッチ ※グラップリングルール
○中村裕司(U-FILE CAMP町田)
一本 1R4分29秒 ※腕ひしぎ十字固め
●金子陽一(ZFC 大井町)
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