9月19日(金)東京・後楽園ホールで開催される全日本キックボクシング連盟主催『SWORD FIGHT
2008〜日本VSタイ5対5マッチ〜』で、全日本バンタム級チャンピオンの藤原あらし(S.V.G.)と対戦するラジャダムナンスタジアム認定フライ級8位チャートピチット・ソー.ポンチャイ(タイ)が、決戦8日前の9月11日(木・現地時間)タイ・ラジャダムナンスタジアム大会に出場した。
「スッグ・ヨードワンパデット」
2008年9月11日(木・現地時間)タイ・ラジャダムナンスタジアム
▼第7試合(メインイベント)・114ポンド契約3分5R
○マニーデーン・ギアットプラパット(タイ)
判定
●チャートピチット・ソー.ポンチャイ(タイ)
8日後に全日本キック後楽園大会でVS藤原あらし(S.V.G.)戦を控えたチャートピチットが、ラジャダムナンスタジアムのメインイベントに出場。ジム移籍の関係でこのところバンコクの試合からは遠ざかっていたが、地元タイ南部で調整試合数戦を消化。今回は、久々のメジャースタジアム復帰戦でいきなりメインの舞台が用意された。
試合は前半、パンチとローで飛ばすチャーピチットに、マニーデーンは下がりながらミドルで応戦する展開。だが、ローのダメージを負ったマニーデーンは2R終了時点で片足を引きずっている。
さらに蹴り込めばチャートピチットのKO勝ちは目前というところだった。しかしマニーデーンは、ここから組んでヒザの間合いに持ち込んだ。チャートピチットもこれに応戦して多数のヒザを決めるも、最終ラウンド、マニーデーンのヒザを前のめりで食らってしまう。これがポイントとなり、5R終盤で掛け率がイーブンになったところで終了ゴング。
レフェリーが勝者を呼び上げるまで予測のつかない接戦の末、ジャッジは僅差でマニーデーンの判定勝ちとした。
ラジャダムナン復帰戦を飾ることができなかったチャートピチットは「悔しい…」と落胆気味だったが、得意とするパンチ&ローはかなりの威力を発揮していた。大きなダメージも無く、ほぼベストコンディションに近い形で19日のVS藤原あらし戦に臨む。
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