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【TITANS】メインで勝利の松本哉朗「マグナム酒井と戦ってみたい」、後藤とCRAZYはドロー

2008/09/15


TITANS事務局/新日本キックボクシング協会
「TITANS NEOS IV」

2008年9月15日(月・祝)東京・後楽園ホール
開場16:45 開始17:00

▼メインイベント(第15試合) 81kg契約 3分3R ※ヒジなし
○松本哉朗(藤本/日本ミドル級王者)
KO 3R1分49秒 ※右フック
●ピーターソン・シャカル(ブラジル/ブラジリアン・タイ)

 今年5月の日本ミドル級王座防衛戦では相手をKOして救急車に乗せ、6度目の防衛に成功した松本。今回はブラジルから来た未知の対戦相手を迎え撃つ。

 シャカルは2007年にパウリスタ&ブラジレイロキックボクシング大会を制覇、総合格闘技でも4勝1敗の戦績を収め、さらにブラジリアン柔術でも2007年に3位入賞。2005年にはボクシングの大会でも準優勝しているというまさにマルチファイター。

 1R、上背でも体の大きさでも、かなり優っているシャカルが、ゴングと同時に左右フックで勢いよく前へ出る。

 松本は強い左ローで迎え撃ち、掴んでヒザ。勢いとスピードのあるシャカルのパンチ連打に押されながらも、松本は冷静に左へ回り込みながら奥足への左ローを狙い打ち、スピードのある連打にはしっかりガードしての右ストレートを返す。

 松本の右ストレート、左フックに後退するシャカル。ジャブから左ロー、序盤の勢いがなくなったシャカルにワンツーで飛び込む松本。

 2R、右ハイキックから左ロー、左ローからパンチ連打と前へ出る松本。コーナーへ追い込まれたシャカルは思い切ったフックを振り回して松本を下がらせる。

 松本はしっかりガードしながら左ロー、ジャブから飛び込む機会を伺うが、シャカルもブンブンとパンチを繰り出してくる。

 松本はジャブ、フック、アッパーから左ロー。そのローをフェイントしての左フック。さらに右ハイを放って場内を沸かせ、パンチで下がらせてのローを蹴る。

 3R、左ローを蹴る松本をシャカルが前蹴りで吹っ飛ばす。ジャンプしてのパンチ、ハイキックを繰り出すシャカルだが、松本が矢のような右ストレートを合わせる。

 右のパーリングでシャカルのパンチを叩き落とし、ローで転倒させる松本。大きく振りかぶるようなパンチで打ち合いを挑むシャカルを、松本が右ストレートで打ち抜き、ダウンを奪う! 

 立ち上がったシャカルが左右フックで逆転を狙って打ち合いを挑むと、松本も打ち合って左フックから右フック! シャカルは前のめりに潰れるように崩れ落ち、松本が豪快なKO勝ちを飾った。

「公式戦では初の81kgでの試合でした。去年マカオでもやったんですが、やはり相手の攻撃が重い。

 そんなに強い選手じゃなかったから勝てたけど、世界の強豪だと厳しいかも…」と、試合を振り返る松本。しかし、「減量が2〜3kgで済んだので練習に打ち込めたから動きは良かった」といつもの減量苦から開放されたことで良い部分もあったようだ。

「今後は80〜85kgで強い選手とやって行きたい。R.I.S.E.で優勝したマグナム酒井選手とやったら面白いんじゃないかと思います。

 あとタイロン・スポーンとか。今やったら殺されますけど(笑)」と、階級を上げて闘うことも視野に入れながら、「防衛戦もやりたい。石井さんがライト級で8度防衛しているので、自分は6回防衛だからそこまでやりたい。

 でも減量が…。どっちにするかはいま悩んでいるところです」と、ミドル級王座を返上するかどうかも迷っているという。

 さらに松本は「出来れば他団体へ行ってやりたい。協会が許してくれればどこへでも行く。

 自分の団体だけで強くても説得力ないじゃないですか。他団体で暴れてみたいというのが本音ですね」と、他団体参戦も希望した。


▼セミファイナル(第14試合) 72kg契約 3分3R ※ヒジなし
△後藤龍治(伊原道場/IMFスーパーウェルター級王者) 
判定0−0 ※29−29、29−29、29−29
△CRAZY884(クレイジージム/J-NETWORKミドル級1位)

 前回4月の『TITANS NEOS』では須藤信充を1RでKO、ここ3戦は全てKO勝ちを飾っている後藤が登場。

 7月の試合後には武田幸三との対戦をぶち上げており、今回の対外試合も勝って武田戦をアピールしたいところ。

 後藤が迎え撃つのはR.I.S.E.を主戦場にし、2003年と2004年のDoAトーナメントでは第3位になっているCRAZY884。

 ボクシングテクニックと強打が売り物で、最近ではJ-NETWORKのリングで活躍している。

 1R、両者共にジャブを突き、前に出て行く後藤は右ロー。そのローに連打を合わせるCRAZY、よく伸びるジャブとフック、アッパーからテンカオへ繋ぐ。

 後藤はCRAZYのパンチを右手でガードしつつ右ローを蹴るが、パンチで仰け反る場面もある。CRAZYは左のボディフック二連発から右フック。後藤の右ローにCRAZYがパンチを合わせていく。

 2R、左ジャブと右ローで圧力を掛けていく後藤に、CRAZYは下がりながらもボディから顔面へとパンチを繋げていく。後藤の右ローに体を捻るCRAZYだが、左ローに右フックをクリーンヒットさせ、後藤が大きくグラつく!

 失点を取り戻すためパンチを出しながら前に出て行く後藤、CRAZYもアッパー&フック&ボディで打ち合う。

 後藤の左ジャブをヘッドスリップで潜り抜け、ボディを叩いていくCRAZY。

 後藤の左には右を合わせ、ローにはフックを合わせる。組み付くとヒザ蹴り。このラウンドはCRAZYがものにした。

 3R、よく伸びるジャブで突き放し、後藤がジャブで入ってくると左フックを合わせるCRAZY。前に出る後藤がCRAZYをコーナーへ詰めて左右のフックからロー、CRAZYも前へ出て右フックから組んでのヒザ。

 CRAZYのボディ攻めにロープ際へ追い込まれた後藤だが、体を入れ替えて逆にCRAZYをコーナーへ詰めてワンツー、左右フックの連打で逆襲。

 CRAZYも左ボディ、右フックで応戦。下がりながら右ミドルを蹴るCRAZYをフックで追っていく後藤はヒザ、左ハイキック。苦しい顔のCRAZYだが、蹴りを返していく。

 後藤もパンチで打ち合い、ゴングが鳴ると“やってしまった”という顔をしてペロッと舌を出す。判定はジャッジ三者とも29−29でドロー。後藤は正座してリング四方に頭を下げた。


▼第13試合 ヘビー級 3分3R ※ヒジなし
△ノブ・ハヤシ(ドージョー・チャクリキ・ジャパン) 
判定0−0 ※28−28、28−28、28−28
△悠羽輝(和術慧舟會DUROジム/J-NETWORKヘビー級4位)

 昨年9月、今年4月と『TITANS NEOS』に連続参戦して勝利を収めているノブ。

 過去2回は外国人相手だったが、今回は日本人選手を迎え撃つ。対するはJ-NETWORK、R.I.S.E.などでキャリアを積んできた悠羽輝だ。

 1R、左フックから右ローの対角線のコンビネーションで前に出るノブ。正面からパンチを狙う悠羽輝のパンチをガードしつつ、前に出る。残り1分でパンチをヒットさせたノブが逃げる悠羽輝に追撃の右フックをヒットさせて早くもダウンを奪う!

 2R、左フックからの右ローを強烈にヒットさせるノブ。悠羽輝は右ストレートを出して回り込もうとするが、打ち合いは正面から。

 ワンツースリーと手数を出していく悠羽輝のフックが、一発また一発とノブの顔面を捉えていく。ノブは連打で前に出る悠羽輝に右ローを合わせる。

 しかし、悠羽輝のフックと右ストレートが当たりは浅いながら的確にノブの顔面へ。打ち合いで悠羽輝が左フックをヒットさせたところでラウンド終了。

 3R、左右のフックと右ストレートを振り回しながら前に出る悠羽輝がパンチで押していく。

 接近するとヒザ、さらにパンチを連打していくとノブが左目をカット。ワンツースリーの左フック、右ストレートからの左フックがノブの顔面にヒット! ノブはローで応戦するが、悠羽輝のフックをもらう!

 1Rにダウンを喫した悠羽輝が残りの2Rで盛り返し、判定はドローの痛み分けに終わった。




▼第12試合 72.5kg契約 3分3R
○ファブリジオ・ベルガミーニ(イタリア)
KO 2R2分23秒 ※ヒザ蹴り
●松崎勇輝(治政館/日本ミドル級3位)




▼第11試合 ヘビー級 3分3R
○シング・心・ジャディブ(インド/パワーオブドリーム/J−NETWORKヘビー級王者)
TKO 3R0分22秒 ※ドクターストップ
●嚴士鎔(伊原道場/日本ヘビー級3位)




▼第10試合 52kg契約 3分3R
○池田茂由(伊原道場/日本フライ級2位)
KO 2R1分52秒 ※右ストレート
●関 正隆(昌平校/元NKBフライ級王者)




▼第9試合 52kg契約 3分3R
○KENT(湘南格闘クラブ/J-NETWORKスーパーフライ級王者) 
判定2−0 ※30−29、30−30、30−29
●王子(横須賀大賀/日本バンタム級5位)




▼第8試合 ライト級 3分3R
○中尾 満(伊原道場/日本ライト級4位) 
TKO 2R2分17秒 ※ドクターストップ
●笠原 淳(クレイジージム/J-NETWORKフェザー級11位)




▼第7試合 68kg契約 3分3R
○土屋修平(伊原道場/日本ウェルター級6位) 
判定3−0 ※30−27、30−27、30−26
●ハミドレザ(イラン/イラン大誠塾)




▼第6試合 53.5kg契約 2分3R
○加賀有美子(名古屋JKファクトリー)
判定3−0 ※30−29、30−29、30−28
●MANAMI(ホリプロ)


▼第5試合 ミドル級 3分3R
○阿久澤英一(山田ジム/日本ミドル級6位)
判定3−0 ※30−29、30−29、30−28
●青木克眞(トーエル/日本ミドル級2位)

▼第4試合 68kg契約 3分3R
○石原裕基(伊原道場/日本ウェルター級8位)
判定2−0 ※29−29、30−29、30−28
●笹谷 淳(フリー/元MA日本ウェルター級1位)

▼第3試合 ライト級 3分2R
○湯澤尚矢(伊原道場)
TKO 2R2分3秒 ※ドクターストップ
●金子太郎(治政館)


▼第2試合 ウェルター級 3分2R
○大場JUN(西八王子大塚) 
判定3−0 ※20−17、20−16、20−16
●心(THE SPIRIT GYM AE)

▼第1試合 フェザー級 3分2R
○平井 順(トーエル) 
判定3−0 ※20−18、20−18、20−19
●川津拓也(ASSHI-PROJECT)



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