シュートボクシング協会
「S-cup2008 Europe Tournament」
2008年9月20日(土・現地時間)エストニア
開始17:00 終了23:30
写真・取材協力/(C)オランダ遠藤
11月24日(月・祝)さいたまスーパーアリーナで開催する『SHOOT
BOXING WORLD TOURNAMENT S-cup2008』に先駆け、9月14日(日・現地時間)オランダ・ホリンケム市のスポーツホール「オーストブリーク」でバルト3国予選『S-cup2008
Europe Tournament』が開催された。
参加国はオランダ・ベルギー・ドイツ・フランス・ポルトガル・ロシア・スロバキア・クロアチア・スゥエーデンの9カ国に及び、一回戦から激闘が展開された。
▼Sカップトーナメント決勝
○デニス・シュナイドミラー(ドイツ)
判定2−1
●ザハバル・アスケロフ(ロシア)
激闘の両者。金的が2度あったシュナイドミラーは苦しい。絶叫の雄叫びをあげて痛みを意識から飛ばす。パンチの巧さでシュナイドミラー。圧力とタフさでアスケロフ。終盤にアスケロフが押す。
判定結果が割れた。前半を獲ったシュナイドミラーが2−1で優勝。これで、11月24日さいたまスーパーアリーナで開催されるS-cup2008本戦トーナメントに、S-cup2006王者・緒形健一、S-cup2002・2004王者アンディ・サワー、日本代表・宍戸大樹、バルト3国代表エドウィン・キバスに続いて、ハンブルグ在住のドイツ人デニス・シュナイドミラーの参戦が決定となった。
▼Sカップトーナメント準決勝 第2試合
○デニス・シュナイドミラー(ドイツ)
判定
●ルイス・レイス(ポルトガル)
パンチを恐れてクリンチ多用のレイス。消極的とされ減点。シュナイドミラーが決勝へ。
▼Sカップトーナメント準決勝 第1試合
○ザハバル・アスケロフ(ロシア)
判定
●クリス・ヴァン・ベンローイ(オランダ)
互角の応酬の判定はアスケロフへ。ベンローイ陣営は判定に抗議。しかし、Sポイントもキャッチポイントもない内容はほぼ打撃の試合だった。オランダ人ジャッジは抗議を受け付けず。
▼Sカップトーナメント一回戦 予選第4試合
○デニス・シュナイドミラー(ドイツ)
判定
●マリク・マンゴウシ(フランス)
素早いパンチ攻撃に対してクリンチからの投げを狙ったマンゴウシだが、シュナイドミラーも重心を下げて踏ん張る。優勢はシュナイドミラー。
▼Sカップトーナメント一回戦 予選第3試合
○ルイス・レイス(ポルトガル)
判定
●ヨアキム・カリソン(スウェーデン)
ヘッドロックのレイスにバックドロップ狙いのカリソン。投げができずに疲れてしまったカリソン。レイスが判定で準決勝へ。
▼Sカップトーナメント一回戦 予選第2試合
○ザハバル・アスケロフ(ロシア)
判定
●ルドルフ・ドゥリカ(スロバキア)
上半身筋肉のブンブン丸アスケロフが圧力をかけ、終始攻め続けて判定勝利。
▼Sカップトーナメント一回戦 予選第1試合
○クリス・ヴァン・ベンローイ(オランダ)
判定
●ゴラン・ボロヴィッチ(クロアチア)
Sポイントにはならなかったが投げを有効に使ったベンローイが判定勝利。
▼Sカップトーナメント リザーブ戦
○ハルト・グレゴリアン(ベルギー)
3R判定
●アブデラ・マベル(フランス)
▼オープニングファイト SB Cクラス 2分3R
○ダニー・フェルフーヘン(スーパープロ)
3R判定 ※フェルフーヘンにSポイント2あり
●マールテン・エインデ(ベルギー)
アルバート・クラウスとアリバー・リマという豪華有名セコンドを従え、Cクラス選手がシュートポイントの見せ場を2回も作る大健闘を披露。SBに参戦経験のあるクラウスのアドバイスもあってかルールもよく理解していた。観客へSBとは何かを伝えるには十分の働きをしたフェルフーヘン。将来の有望選手だろう。
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