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【修斗】新人王トーナメントで℃-BOY、蜉蝣、田村ヒビキが勝ち上がる

2008/09/20



サステイン
「プロフェッショナル修斗公式戦“SHOOTO GIG WEST 10”」

2008年9月20日(土)大阪・アゼリア大正ホール
開場13:00 開始13:30

▼メインイベント ミドル級 5分2R
○湯浅友和(シューティングジム大阪)
判定3−0 ※20−19、20−19、20−19
●堂垣善史(パラエストラ加古川)

 左ストレートを軸に圧力をかける湯浅に対し、堂垣は組み付かれると引き込みラバーガードでディフェンス。グラウンドではともに決め手を欠き、たびたびレフェリーからブレイクを命じられる。2Rに入ると湯浅が時おり左ミドルを突き刺すなどして堂垣を牽制。結果、試合全般を通じて圧力をかけ続けた湯浅が判定3-0で勝利した。


▼セミファイナル 2008年度新人王決定トーナメント準決勝 ライトヘビー級 5分2R
○℃-BOY(パラエストラ広島)
判定3−0 ※20−18、20−18、20−16
●アベール田中(シューティングジム神戸)

 豪快な右ストレートで前戦同様にKOを狙う田中に対し、℃-BOYは得意の組み技で対抗。力んだパンチで何度も体勢を崩す田中をあざ笑うかのように、℃-BOYが優位なポジションを奪っていく。田中はなんとかスタンドで勝負を決めようとするも、℃-BOYはポジションを固めつつアームロック、スリーパー、パウンドなどで追撃。グラウンド地獄から逃れたい田中は、ロープをたびたび蹴る反則で減点1をもらってしまう。1R後半に右ストレート、2R終了間際にパウンドであわやKOの場面を作った田中だが、それ以外の時間は完全に℃-BOYペース。結果、試合は大差の判定で℃-BOYが勝利する形となった。


▼第4試合 2008年度新人王決定トーナメント準決勝 フェザー級 5分2R
△蜉蝣(和術慧舟會東京本部)
ドロー 1R1分32秒 ※偶発的なバッティングで蜉蝣が試合続行不可能に。マスト判定で3票を獲得した蜉蝣が決勝戦に進出
△吉田圭多(総合格闘技道場コブラ会)

 右ローを起点に攻める吉田に対し、蜉蝣も右ロー、左右フックで迎撃。緊張感のある一進一退の攻防が続く。だが蜉蝣の左フックが浅くヒットした直後、両者が勢いよく踏み込むと吉田の頭が蜉蝣の左目を直撃。蜉蝣がうめき声をあげながら倒れこむ。ドクターがチェックした結果、試合続行は不可能に。偶発的なバッティング、そして規定ラウンドを消化していないことから試合はドローとなった。トーナメントに関しては、微差ながら蜉蝣が3票を獲得。決勝戦に進む権利を獲得した。


▼第3試合 2008年度新人王決定トーナメント準決勝 ウェルター級 5分2R
△田村ヒビキ(パラエストラ大阪)
判定1−0ドロー ※20−19、19−19、19−19。マスト判定で3票獲得した田村が決勝戦に進出
△杉本弘士(PUREBRED京都)

 いつものように差しからのテイクダウンで試合を進めていく田村。一方で杉本はスタンドで右フックを当てるも、すぐに組み付かれ、なかなかペースを握ることができない。ポジショニングでは完全に田村。だが、田村のパスガードをすべて防ぎ、下からパウンドを当てた杉本も二者に評価され判定はドローに。結果、新人王トーナメント特有のマスト判定で田村が決勝に進出した。


▼第2試合 ミドル級 5分2R
○鎧トシヒロ(シューティングジム大阪)
一本 1R1分34秒 ※スリーパーホールド
●石中 暢(PUREBRED京都)

 前蹴りで牽制したあと、すぐに組み付いた鎧は、コーナーに石中を詰めテイクダウンを狙っていく。一度、石中にバックを奪われそうになるも、石中が投げを狙ったところで逆にバックを奪取。すぐにスリーパーを極めてみせた。


▼第1試合 フェザー級 5分2R
○AKI(PUREBRED京都)
一本 1R2分21秒 ※フロント・スリーパーホールド
●加納“マーク”学(相補体術)

 ともに初勝利を目指す者同士の一戦。まずはAKIが思い切りのいい右ストレートで飛び込み、そのままテイクダウンを奪取。そこからハーフ、サイドとポジションを奪っていく。加納はAKIがパスするのと同時に立ち上がろうとするが、そのままがぶられ思うように展開を作れず。逆にAKIはがぶりからスピニングチョークの要領で首を捕獲し、そのままタップを奪ってみせた。

【関連リンク】
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