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全日本キックボクシング連盟
ALL JAPAN KICKBOXING 2008
「Fighting Base-2」
2008年10月3日（金）東京・新宿FACE
開場17：30 本戦開始18：30
※オープニングファイト開始18：00
観衆＝660人（満員）
▼メインイベント（第8試合） 全日本vsM-1 JAPAN大将戦 全日本ミドル級挑戦者決定戦 3分5R延長1R
○江口真吾（AJ/同級1位）
TKO 延長R0分40秒 ※ドクターストップ
●貴之ウィラサクレック（WSRフェアテックス/同級2位）
 「全日本キック×M-1
JAPAN」の4対4マッチは、全日本勢が2勝1分で勝ち越し。あとはメインのみとなった。江口と貴之の両者は昨年4月に対戦し、江口が判定勝ちを収めている。
以後、江口は怒涛の四連勝中と勢いに乗り、貴之は二連続1RTKO勝利の後に望月竜介に敗れたが、望月を苦しめている。
「初のメインで緊張しすぎて体が動かなかった」と試合後に語っていた江口。その言葉通り、1Rはなかなか前に出られない。江口とは対照的に貴之はサウスポーから左ミドルを連発させる。両者は組みつく場面が多くなり、レフェリーが注意。
 2Rには、江口の蹴り足をキャッチした貴之が左ストレートを合わせ、クリーンヒットする場面も。3Rも江口が出てきたところに、貴之のフックが炸裂。しかし、スロースターターの江口はここから反撃に出る。
貴之のパンチを止めるように、江口はひたすら首相撲を仕掛けヒザ蹴り。貴之は縦ヒジを合わせるが、江口は首相撲に持ち込む。
4R、首相撲を嫌がる貴之は離れ際にパンチを振るうもクリーンヒットはなし。5Rには、貴之が江口の組み付きに合わせて再び縦ヒジ！ これで江口は右目じりをカットしてしまう。
 ドクターチェックのあとに再開すると、江口はひたすら首相撲へ。これを嫌がる貴之は何度も組み付いてしまうだけになり、レフェリーからイエローカード（注意）が言い渡される。終了間際に両者はパンチを打ち合う場面を見せたが、本戦はドロー。
延長戦のゴングがなると、「貴之が両腕ブロックする間を狙った」江口の縦ヒジが貴之の顔面にグサリ。これで左頬をざっくりとカットした貴之はドクターストップ。
江口がTKO勝利し、12月5日の東京・後楽園ホールでの中村高明（藤原）が持つ全日本ミドル級王座への挑戦権を得た。試合後、江口は「今日の内容だとダメなので、下がらないで思いっきり打ち合えるような試合をしたい」と王座奪取に意欲を見せた。
▼セミファイナル（第7試合）全日本vsM-1 JAPAN副将戦 59kg契約 3分5R
△大高一郎（STRUGGLE/全日本スーパー・フェザー級2位）
ドロー 判定1−1 ※50−50、50−49、49−50
△長崎秀哉（WSRフェアテックス/M-1スーパー・フェザー級王者）
 大宮司進をKOしてM-1スーパーフェザー級チャンピオンとなった長崎秀哉と、“ムエタイキラー”として名を馳せた鈴木秀明会長率いるSTRUGGLE所属の大高一郎が副将戦で激突。
1Rから両者ともに手数の減らない攻防戦が続く。上下に打ち分ける左の蹴りの長崎に対し、大高はパンチでプレッシャーをかける。
大高の右ストレートが入ると、長崎は意地を見せ反撃に出る。3Rにはお互いに近距離で打ち合いヒジの打ち合い、首相撲ではヒザを出し合う。
 4R、全くスタミナロスを感じさせない長崎はひたすらパンチを出しながら前に出続け、首相撲からヒザ。
5Rにも勢いの衰えない長崎がプレッシャーをかけ、大高はヒジで応戦。お互いに休むことなく手数を出し続け判定へ。手数は長崎、決定打は大高という印象が強くドローに終わった。
▼第6試合 全日本vsM-1 JAPAN中堅戦 フェザー級 サドンデスマッチ3分3R延長1R
○九島 亮（AJ/同級10位）
延長判定3−0 ※三者とも10−9
●銀次（WSRフェアテックス）
▼第5試合 全日本vsM-1 JAPAN次鋒戦 バンタム級 サドンデスマッチ3分3R延長1R
○水原浩章(光)
延長判定2−1 ※10−9、10−9、9−10
●一戸総太(WSRフェアテックス)
▼第4試合 エキジビションマッチ 2分2R
−Ｌｉｔｔｌｅ Ｔｉｇｅｒ Ｊｕｎｅ（青春塾/J-GIRLSミニフライ級10位）
勝敗なし
−ちはる(WSRフェアテックス)
 本来は林田昌子VSちはるの一戦だったが、林田の直前のコンディション不良によりドクターストップがかかったため中止し、ちはるの不戦勝扱いとなった。しかし、「林田選手とはリング上できっちり勝敗を決めたい」という、ちはるの要望を受けて“勝敗はなし”とアナウンスがされた。
▼第3試合 フェザー級 3分3R
○森井洋介（藤原）
判定3−0 ※30−27、30−27、30−26
●上杉隼土（超越塾）
▼第2試合 バンタム級 3分3R
○原岡武志（STRUGGLE）
KO 3R2分16秒
●小野寺紘也(DRAGON GYM)
▼第1試合 ライト級 3分3R
○倉持 厳（超越塾）
KO 2R1分40秒 ※ヒザ蹴り
●ラベロ・アレモ（ブラジル/峯心会）※デビュー戦
▼オープニングファイト バンタム級 3分3R
○若山立嗣(DRAGON GYM)※デビュー戦
判定3−0 ※30−28、30−26、30−26
●榊 克樹（韓道場）※デビュー戦
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