ガッツマンプロモーション
プロフェッショナル修斗公式戦
「SHOOTING DISCO 6 〜栄冠は君に輝く〜」
2008年10月5日(日)東京・新宿FACE
開始16:30 開始17:30
▼メインイベント(第11試合) バンタム級 5分3R
○神酒龍一(GUTSMAN・修斗道場/同級世界5位)
判定3−0 ※30−28、29−29、30−27
●秋本 仁(総合格闘技秋本道場JUNGLE
JUNCTION/同級世界10位)
前大会(https://gbring.com/sokuho/result/result2008_06/0621_shooto.htm)に引き続き、今大会のメインを務めるのは、この試合が修斗公式戦26戦目という大ベテランの秋本。2002年5月のアルフィ・アルカレズ戦以来、勝ち星からは遠ざかっており、そろそろ結果がほしいところだろう。
対する神酒は大会を主催するGUTSMANのホープ。2006年3月に正城ユウキに敗れて以来、8戦負けなし。5月の修斗JCBホール大会では世界タイトルにも挑戦している漆谷康宏と引き分け、世界ランキングでも5位にまで浮上した。
1R、打撃のプレッシャーをかける神酒に対し、秋本はけん制の左フックを放ちながら組み付き、グラウンドに引き込む。上を取った神酒がパウンドでいき、立ち上がっては猪木・アリ状態から秋本に蹴り。
寝技にこだわる秋本は上のポジションを取ったものの、すぐに立たれてしまう。秋本は神酒の足をしがみつくようにアキレス腱固めを仕掛けたがゴング。
2R、執ようにグラウンドにこだわる秋本はテイクダウンに成功。コーナーに押し込み神酒の動きを封じていたが、神酒はうまくリバースしマウントポジションへ。
そしてバックマウントを奪い秋本にスリーパーを仕掛ける。ディフェンスするのに精一杯の秋本に対し、起き上がった神酒がジャンピングしてのパウンド。ここでゴング。
3R、低空タックルを仕掛ける秋本の顔面に、神酒のヒザ蹴りがグサリ。横になる秋本にパウンドの雨を降らせる神酒。
秋本は必死にディフェンスするが、神酒の猛攻は止まらない。疲れを見せる秋本に腕十字やスリーパーを仕掛ける。
決まらないとみるやジャンプしてのパウンドと積極的に神酒が攻撃したところで終了のゴング。終始、攻め続けた神酒が判定勝ちを収めた。
またしても黒星に終わった秋本だが、「世代交代になるとか試合前から言われていたけど、僕は同年代のおっさんと一緒にしないで欲しい。いつまでも若手とやり続けます」とマイクで現役続行をアピールした。
▼セミファイナル(第10試合) ミドル級 5分2R
○奥野泰輔(GUTSMAN・修斗道場)
判定3−0 ※19−17、20−18、19−18
●佐藤洋一郎(グレイシーバッハ東京)
1R、奥野が左ミドル、ローと蹴りを上下に散らす。対する佐藤はパンチで応戦。お互いに前に出る戦いを見せる中、奥野がタックルにいくと、佐藤はがぶりテイクダウンを許さない。再びスタンドに戻り、ごつごつした殴り合いとなる。
2R、蹴り主体の攻撃を見せる奥野は右ハイから右フックを当て、ダウンを奪う。立ち上がった佐藤は巻き返しを狙うようにパンチで逆襲に出た。奥野もパンチの打ち合いに応じ、デッドヒート。
両者ともに足を止めての乱打戦となり、そのまま試合終了。判定勝利した奥野は「バンバン敵をやっつけていって(ガッツマンプロモーションの)桜田直樹代表が巻いていた環太平洋のベルトを取り戻したい」と王座奪還に向けて力強い意気込みを語った。
▼第9試合 バンタム級 5分2R
△高橋大児(総合格闘技秋本道場JUNGLE
JUNCTION)
ドロー 判定0−0 ※三者とも19−19
△OZ(格闘サークルOZ)
1RはOZがグラウンドで終始上のポジションを取り続け、優位に試合を進めていた。しかし、終盤に凌がれるとOZは失速。高橋がバックからチョークを狙い、OZは防御するのにいっぱいの様子。
2Rは高橋が主導権を握り、グラウンドになると上からパウンドを落とし続ける。それをひたすらOZが耐える展開となり判定へ。お互いに決め手に欠け、ドローとなった。
▼第8試合 ライト級 5分2R
○粕谷さかえ(K’z FACTORY)
判定2−0 ※20−19、20−19、19−19
●西野英紀(GUTSMAN・修斗道場)
1Rは攻守が目まぐるしく変わる展開。粕谷が上のポジションを取れば、西野も取り返す。それを粕谷が再び上から攻め返す。
2R、パンチの勝負に出る西野に対し、粕谷がタックルを合わせテイクダウンに成功。下の西野は腕十字やアームロックにいくムーブ。
粕谷はトップポジションをキープし続ける。西野は下から蹴り上げで展開を作ろうとするも時間切れ。僅差で粕谷が勝利した。
▼第7試合 バンタム級 5分2R
○塩田“GOZO”歩(パラエストラ八王子)
判定3−0 ※三者とも20−18
●細谷健二(和術慧舟會東京本部)
1Rは細谷のバックを取った塩田が終始スリーパーを狙う展開になる。
2Rには、打撃でいきたい細谷に構うことなく、執ように塩田がテイクダウン狙いへ。下になった塩田はオモプラッタやチョークを仕掛けていき、細谷はそれを凌ぐのみ。塩田の判定勝利。
▼第6試合 ライト級 5分2R
○土屋大喜(roots)
KO 1R4分57秒
●松本大輔(PUREBRED京都)
お互いにスピードある打撃を繰り出す。土屋がローからパンチにつなげると、松本は回転の早いパンチで応戦。一切グラウンドの展開がないまま、打撃戦となる。
左ジャブをこまかく当てる土屋がパンチのラッシュにつなげると2度のダウンを奪う。フラフラの松本に、ヒザ蹴りをぶち込んだところでレフェリーが試合をストップした。
▼第5試合 バンタム級 5分2R
○ヒートたけし(和術慧舟會RJW)
一本 1R2分41秒 ※スリーパーホールド
●大塚のぞみ(TEAM LOCKS)
当初、ナカシ(和術慧舟會トイカツ道場)VS大塚の一戦だったが、ナカシが練習中に腹直筋断裂の怪我を負った為、今大会を欠場。この欠場を受け、大塚の対戦相手はヒートに変更となった。
打ち合いの中、コーナーにつめたヒートが一気にバックにとびつくとあっという間にスリーパーを極めた。
▼第4試合 ウェルター級 5分2R
○ガイ・デルモ(TEAM BLAZE脇町)
判定3−0 ※20−17、20−17、20−16
●寿丸(総合格闘技秋本道場JUNGLE JUNCTION)
1Rは寿丸が下からの腕十字を仕掛け、ガイが上から押さえつける展開で終わる。
2Rはお互いにテイクダウンを狙い差し合いの攻防へ。
ヒザ蹴りをこつこつと当てていったガイが徐々に主導権を握り、右ストレートでダウンを奪う。そのまま判定でガイが勝利を収めた。
▼第3試合 2008年度新人王決定トーナメント準決勝 フライ級 5分2R
○山上幹臣(総合格闘技STF)
KO 2R0分18秒 ※左ストレート
●天風ゆうすけ(ピロクテテス新潟)
▼第2試合 2008年度新人王決定トーナメント準決勝 バンタム級 5分2R
○北原史寛(パラエストラ札幌)
判定2−1 ※20−19、20−18、19−20
●井島裕彰(GUTSMAN・修斗道場)
▼第1試合 2008年度新人王決定トーナメント準決勝 フェザー級 5分2R
○エダ“塾長”こうすけ(PUREBRED京都)
判定3−0 ※三者とも20−18
●越智晴雄(パラエストラ愛媛)
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