ZST事務局
「SWAT!21」
2008年10月5日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックス
開場15:30 開始16:00
▼メインイベント フェザー級シングルマッチ
○清水俊一(総合格闘技宇留野道場)
一本 2R0分45秒 ※腕ひしぎ十字固め
●西 哲也(バトラーツジム『B-CLUB』)
すでに今年で10試合を消化している“鉄人”清水がメインに登場。対戦相手の西とはZSTルールで2度戦っているが、一本やKOで決着はついていない因縁の相手だ。(※タッグマッチやグラップリングを含めれば、5度も対戦!)
1R、「セミファイナルがめちゃくちゃ盛り上がっていたんで、無理してでも打撃でいこうと思った」という清水は、グラウンドでの展開を封印し、西との打撃戦を繰り広げる。サウスポーの西はジャブ、左ストレートを中心に攻めていくが、ガードを下げた構えの清水はそれをスウェーやパーリングでかわしていく。
清水は右ミドル、右前蹴りを上手く使い、そこから右ストレート、右アッパー。
細かい連打で西のガードを固めさせると、そこにヒザ蹴りを突き上げる。終了間際には西のタックルを切ってグラウンドで上になった清水が腕十字を狙う。
そして2R、「寝技で行こう」と作戦を切り替えた清水は、引き込んで足関節を狙う西の動きを上手くディフェンスしながら、マウントポジションから再び腕ひしぎ十字固め! これで清水が西からタップを奪い、西との因縁に終止符を打った。
試合後、リングでマイクを握った清水は11・23に行われるZST6周年記念大会への出撃を宣言!
大会終了後に改めてコメントを求めると「今まではほぼ減量なしで試合してきたんですけど、一度は体重を落としてやってみたい。階級を落として下の階級の強い選手に挑戦したいと思います」と清水。果たして記念大会への出場はあるのか?
▼セミファイナル フェザー級シングルマッチ
○倉岡幸平(蒼天塾)
一本 1R4分44秒 ※裸締め
●阿部剛卓(パラエストラ松戸)
1R、右フックから前に出て組み付く阿部。倉岡は寝技には付き合わない。
スタンドに戻ると、パワフルなパンチで前に出て行く阿部に対し、サウスポーの倉岡は左ミドル、さらにカウンターの右フック。
パンチの勢いはある阿部だが、的確にパンチを当てるのは倉岡。倉岡のパンチで阿部は目が腫れ、さらに鼻からも出血が見られる。
そして終盤、倉岡が右フックからの左ストレートで阿部からダウンを奪い、タックルを切ってバックから裸締め。これで阿部からタップを奪った。
▼第10試合 ウェルター級シングルマッチ
○小島一朗(ZFC)
一本 1R4分49秒 ※裸締め
●國府田賢道(S-KEEP)
1R、いきなり飛びついていく國府田だったが、小島はタックルでテイクダウンを奪う。
そこからパスガードし、腕十字を狙っていく小島。國府田はそれをディフェンスして足関節を仕掛ける。小島はこの足関節の取り合いにも応じる。
互いに足関節を極まらない展開が続く中、小島がグラウンドで上を取るとパスガード、バックからの裸締めを極めた。
▼第9試合 ライト級シングルマッチ
―平山敬悟(パラエストラ八王子)
ノーコンテスト 1R0分59秒 ※偶然のローブロー
―松田真吾(総合格闘技DOBUITA)
1R、互いに軽く打撃を出して様子見をする両者。しかしパンチで飛び込んだ松田に対して、平山が放った蹴りがローブローになってしまう。このダメージが大きく、松田は試合続行することが出来ず。平山の蹴りは偶然のローブローだったため、ノーコンテストと判断された。
▼第8試合 バンタム級シングルマッチ
○清水俊裕(総合格闘技宇留野道場)
一本 2R1分32秒 ※裸締め
●房野哲也(ノヴァウニオン・ジャパン)
1R、タックルでテイクダウンを狙う清水。これを房野に切られると、そのまま四つ組で組んでテイクダウンを狙っていく。しかし上を取ったのは房野。
ここから房野は何度も肩固め、上四方チョークなどを仕掛けていくが、清水はことごとくパワーでそれを跳ね返す。
そして2R、清水が房野をタックルでテイクダウンし、コーナー際でパスガード。背中を見せた房野のバックを取ると裸締めの態勢へ。するとここで房野がタップ。清水は試合後、「房野選手が試合中にアバラを骨折していて、そこを僕が足でクラッチしたのでタップしたんだと思います」と話した。
▼第7試合 フェザー級シングルマッチ
○黒澤信也(リバーサルジム/ZFC 原宿)
一本 1R3分21秒 ※腕ひしぎ三角固め
●東谷晃太(総合格闘技宇留野道場)
1R、サウスポーの黒澤は左ミドルを蹴っていくが、東谷はそこに右ストレート! 一気にパンチで攻め込んでいく。
黒澤はタックルで何とか東谷をテイクダウンするが、東谷もブリッジで立ち上がる。グラウンドで上のポジションを取った東谷は腕十字。
黒澤はそれを抜くと、再びグラウンドで上を取ってマウントポジションを取る。しかし東谷は足を入れて、立ち上がる。
スタンドでは再びパンチで攻め込む東谷はタックルでテイクダウンを奪う。ガードポジションを取った黒澤はラバーガードからオモプラッタ、三角絞めから腕ひしぎ三角固めという流れるような動きで東谷からタップを奪った。
▼第6試合 ライト級シングルマッチ
△中村一人(バトラーツジム『B-CLUB』)
時間切れドロー
△土肥正也(しんわトータルコンバット)
▼第5試合 バンタム級シングルマッチ
△疋田 誠(ALLIANCE)
時間切れドロー
△成瀬 茂(ZFC 大井町)
▼第4試合 バンタム級シングルマッチ
○二之宮徳昭(X-ONE GYM 湘南)
KO 1R3分57秒 ※ヒザ蹴り
●内藤広幸(team GACHI)
▼第3試合 ライト級シングルマッチ ※GT-Fルール
○川名雄生(しんわトータルコンバット)
一本 1R2分32秒 ※ヒールホールド
●武田裕介(パラエストラ葛西)
▼第2試合 フェザー級シングルマッチ ※GT-Fルール
○小森祐史(クロスポイント吉祥寺)
一本 2R0分46秒 ※腕ひしぎ十字固め
●金子陽一(ZFC 大井町)
▼第1試合 女子フライ級シングルマッチ ※GT-Fルール
○岩本 恵(GRABAKA柔術クラブ)
一本 1R4分46秒 ※腕ひしぎ十字固め
●荻山美和(ZFC 大井町)
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