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【修斗】山本“KID”徳郁率いるKRAZY BEEの田村一聖が新人王&MVP

2008/12/13


サステイン
「プロフェッショナル修斗公式戦
THE ROOKIE TOURNAMENT 2008 FINAL」

2008年12月13日(土)東京・新宿FACE
開場17:30 開始18:00



▼第6試合 ライト級 2008年度新人王決定トーナメント決勝 5分2R
○田村一聖(KRAZY BEE)
判定3−0 ※20−18、20−17、20−17
●直撃我聞(PUREBRED大宮)

 山本“KID”徳郁率いるKRAZY BEEの田村。1回戦で金山康宏、準決勝で太田拓己を下し、決勝に駒を進めた。対する直撃は1回戦で佐藤ルミナの愛弟子 土屋大喜を下している。

 1R、サウスポーの直撃に対し右フックで飛び込んでいく田村。直撃はそこに右フックのカウンターを合わせようとするが、田村はパンチで圧力をかけて直撃をロープに押し込むと、四つ組みの状態からテイクダウンを奪う。

 グラウンドで上を取った田村は直撃の足を一本またいでハーフガードにの態勢になると、ボディと顔面に細かくパンチを打ち分ける。そして直撃がブリッジで起き上がろうとした動きに合わせて、田村が腕十字! 直撃は自分の腕をクラッチしてそれをディフェンスするが、田村は腕十字を狙いながら、直撃の顔面にパンチを落とす。

 2R、ジャブを突きながら距離を測る田村。直撃が右フックを打つと、そこにカウンターの片足タックルを合わせる。直撃はしっかりとそのタックルを切って、試合をスタンドに戻す。しかし直撃がローキックを放ったところで、田村がカウンターの右フック! これが直撃の顔面をとらえ、直撃がダウンを喫してしまう。

 再開後、田村は慌てずに距離を測りながらタックルでテイクダウン狙い。直撃もそれを切って、スタンドの打撃に突破口を見つけようとするが、田村のガードは固い。逆に田村も距離を詰めて直撃とパンチで打ち合うなど、打撃でも直撃に応戦する。

 残り5秒、バッティングによる試合中断後、直撃が起死回生の飛びヒザ蹴り! しかし田村はそれをしっかりと受け止め、田村がテイクダウンを奪ったところで試合終了となった。判定は1Rに寝技で攻め込み、2Rにはパンチでダウンを奪った田村の勝利。KRAZY BEEとしては初の修斗新人王になると共に、今年のMVPにも選出された。

●田村のコメント
「MVPを獲ったのはまぐれですね(笑)。自分がMVPだと聞いた時は驚きました。MVPは一本勝ちやKO勝ちした人がとるものだと思っていたので。(トーナメントを振り返って)どの選手も強かったですね。

 特に厳しかった試合? 準決勝の太田選手の試合ですかね。いいペースで試合を進めていたんですが、あの時は最後にヒザ蹴りをもらってしまいました。今日の決勝ももっと手を出して戦いたかったです。そしてしっかりテイクダウンして、寝技をやりたかったですね。

(今後の目標は)自分は本当にまだまだなんで、一生懸命に練習して、もっといい選手になりたいです。総合でトップになる選手はストライカーでもなく、グラップラーでもなく、何でも出来る選手なんで、全部の技術を高いレベルにしたいと思います

 自分はもともとKILLER BEE時代に柔術から格闘技をやっていたんですね。それで一番強いのは総合格闘技だろうと思って総合を始めました。だから技術的には寝技が大好きですね。(元先輩の菊地昭に似ていると言われませんか?)たまに言われます(笑)。でも菊地さんは雲の上の存在だったし、僕にとって一番の憧れです。菊地さんのような戦い方が理想のスタイルですね」



▼セミファイナル フライ級 2008年度新人王決定トーナメント決勝 5分2R
○山上幹臣(総合格闘技道場STF)
一本 2R2分15秒 ※フロントスリーパー
●猿丸ジュンジ(シューティングジム横浜)

 大応援団の声援を受けてリングに上がった山上。猿丸のセコンドにはリオン武、マモルもつく。試合は1Rから互いの持ち味が発揮された熱戦となった。

 1R、サウスポーに構える山上の左ストレートがヒット。猿丸はそのままタックルでテイクダウンを狙うが、山上がそこにフロントスリーパーを合わせる。これでレフェリーからキャッチが宣告されるが、猿丸は頭を引き抜くと右フック、右ハイキック。タックルでテイクダウンを奪い、パンチを落とす。

 猿丸の体を蹴り離して立ち上がる山上。猿丸のタックルを切っては左ストレートを当てる。しかし猿丸も鋭い踏み込みで右ストレートから左フック、これで山上を後退させると、タックルからテイクダウンを奪い、パウンドで攻め込む。

 一度は立ち上がられる猿丸だったが、すぐにタックルで山上をテイクダウン。暴れる山上の足をさばいてパスガードすると、そこからバックを狙う。ここで両者がグルグルと回転しながらリングの外に出てしまい、ブレイクとなる。再開後、左ストレートとヒザ蹴りで前に出る山上。しかし猿丸は鋭いタックルで山上をテイクダウンし、すぐにパンチを落としていった。

 2R開始すぐにタックルでテイクダウンを試みる猿丸。しかしここで山上が再びフロントスリーパーを狙う。猿丸は必死に頭を抜いてタックル、山上はその動きに合わせて猿丸のバックに回り込みアームロックを狙う。

 ここは両者の動きが止まりブレイクとなるが、再開後、猿丸のタックルに山上がこの試合3度目のフロントスリーパー! 今度は山上の腕がガッチリと入り、猿丸がタップ! 山上が軽量級らしいノンストップファイトを一本勝ちで制した。


▼第1試合 ウェルター級 2008年度新人王決定トーナメント決勝 5分2R
○臼田育男(総合格闘技木口道場)
判定3−0 ※20−18、20−18、20−19
●田村ヒビキ(パラエストラ大阪)


 臼田は全日本学生グレコ&世界学生3位の実績を持つレスリングエリートで、準決勝の里本一也戦では豪快なスープレックスで投げによるKO劇を演じている。

 1R、互いにサウスポー同士の両者。田村が前蹴りやローを蹴って距離を取ろうするが、臼田はパワフルなパンチで前に出てタックルでテイクダウンを奪うと、コツコツとパンチを落とす。ブレイク後、田村はヒザ蹴り、左ストレートからの右フックを放つが、クリーンヒットはない。

 2R、ここも臼田がタックルでテイクダウン。田村のフロントスリーパーを抜くと、パスガードを狙いながらパンチを落とす。田村もガードポジションから積極的にパンチを出し、腕十字を狙っていくが、臼田は腕を引っこ抜いて一気にパスガード。サイドポジションからマウントポジションに移行し、コツコツとパンチを落とす。

 田村に足を入れられイノキ・アリ状態となるものの、臼田はそこから振りかぶるような大きなパウンド! そのまま試合終了となり、臼田が圧倒的なレスリング力を発揮し、トーナメント優勝を果たした。

<その他の試合結果>

▼メインイベント ウェルター級 5分2R
○ガイ・デルモ(アメリカ/TEAM BRAZE脇町)
TKO 2R4分9秒 ※レフェリーストップ
●パオロ・ミラノ(イタリア/パラエストラ東京)

▼第5試合 フェザー級 2008年度新人王決定トーナメント決勝 5分2R
○エダ“塾長”こうすけ(PUREBRED京都)
一本 1R3分2秒 ※スリーパーホールド
●蜉蝣(和術慧舟會東京本部)

▼第4試合 ライトヘビー級 2008年度新人王決定トーナメント決勝 5分2R
○チョモランマ1/2(総斗會三村道場)
KO 1R0分34秒 ※左フック
●℃−BOY(パラエストラ広島)

▼第3試合 バンタム級 2008年度新人王決定トーナメント決勝 5分2R
○北原史寛(パラエストラ札幌)
判定3−0 ※20−17、20−17、20−17
●渡辺健太郎(直心会格闘技道場)

▼第2試合 ミドル級 2008年度新人王決定トーナメント決勝 5分2R
○佐藤拓也(PUREBRED京都)
延長判定3−0 ※10−9、10−9、10−9
●久米鷹介(ALIVE)
※公式結果は本戦0−0でドロー

■2008年度 新人王
フライ級 山上幹臣(総合格闘技道場STF)
バンタム級 北原史寛(パラエストラ札幌)
フェザー級 エダ“塾長”こうすけ(PUREBRED京都)
ライト級 田村一聖(KRAZY BEE)
ウェルター級 臼田育男(総合格闘技木口道場)
ミドル級 佐藤拓也(PUREBRED京都)
ライトヘビー級 チョモランマ1/2(総斗會三村道場)


▲新人王3賞の受賞者、左から敢闘賞の山上、MVPの田村、技能賞の臼田


MVP 田村一聖(KRAZY BEE)
敢闘賞 山上幹臣(総合格闘技道場STF)
技能賞 臼田育男(総合格闘技木口道場)

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