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【SWAT】フライ級&ウェルター級トーナメント開幕!メインは二ツ森が一本勝ち

2008/12/21


ZST事務局
「SWAT!22」

2008年12月21日(日)ゴールドジムサウス東京アネックス
開場15:30 開始16:00

▼メインイベント ライト級シングルマッチ
○二ツ森敬浩(パラエストラ柏)
一本 2R4分57秒 ※裸絞め
●上田厚志(骨法烏合会矢野卓見道場)

 1R、組み付いてくる上田にフロントチョークを仕掛ける二ツ森。上田は頭を抜くとパスガードからサイド、マウントポジションで二ツ森を押さえ込み、関節技を狙っていく。二ツ森もそれをしっかりとディフェンスして、ポジションを入れ替える。

 そして試合をスタンドに戻すと二ツ森が上田のタックルに右アッパー、亀になる上田の後ろに回りこみ、腕十字や三角絞め。再びギロチンチョークを仕掛ける。ラウンド終了間際、頭を抜いた上田はハーフガードからアームバー! 二ツ森の腕が伸びるが、二ツ森はタップせず、ラウンド終了のゴングを待つ。

 2R、飛びヒザ蹴りで前に出る二ツ森。上田はそれを空振りさせてテイクダウンを奪う。体を反転させてタックルに入る二ツ森だが、上田はそこにアームロックと横三角絞め!

 この横三角絞めがガッチリと入るが、二ツ森も体を動かして必死にディフェンス。上田の足のクラッチから自分の頭を引き抜くとスタンドを要求する。

 そしてスタンドの打撃戦になると二ツ森の右ストレートがヒット! これで上田がフラッシュダウン。二ツ森はすぐに上田の後ろに回りこみ裸絞め!

 残り時間が30秒を切っていたが、二ツ森の絞めはガッチリと入り、上田がタップ! 二ツ森が試合終了3秒前の劇的な勝利を収めた。

 試合後、マイクを持った二ツ森は「自分は就職や論文の関係で今日で格闘技をやめることになります。最後の試合で勝って終われて良かったです」とプロ選手からの引退を発表。「これからもZST、SWATは続いていきますので、またご来場してください」とファンにメッセージを残した。


▼セミファイナル ジェネシスフライ級トーナメント2008 一回戦
○田丸慶輔(総合格闘技宇留野道場)
一本 1R1分55秒 ※腕ひしぎ十字固め
●高橋正典(トライフォース秋葉原)

 1R、高橋にタックルでテイクダウンを許した田丸だが、すぐに下からオモプラッタ。これで高橋の動きをコントロールすると、高橋の動きに合わせて腕十字! これが見事に極まり、田丸が一本勝ちを収めた。


▼第11試合 ジェネシスフライ級トーナメント2008 一回戦
○藍 寛之(総合格闘技GROW)
判定
●山本祥平(しんわトータルコンバット)

 1R、キックパンツで登場した藍は山本のタックルを切って、スタンドの打撃で勝負。強烈な右ローを蹴り、そこから右ストレートや左ミドルを当てていく。山本は打撃を受けながらも果敢にタックルからのテイクダウンを試みるが、藍の打撃を受けて徐々に失速してしまう。

 2R、藍の右ストレート、左ミドルが次々にヒット。山本をロープまで押し込むと強烈なヒザ蹴りを突き上げる。山本はガードに引き込んで関節技を狙うが、山本はすぐに立ち上がってスタンドを要求する。山本もガードから三角絞めを極めるチャンスがあったものの、藍に逃げられてしまう。山本に寝技の展開を許さず、打撃で攻め込んだ藍が勝利を手にした。


▼第10試合 ジェネシスフライ級トーナメント2008 一回戦
○榛葉善也(ZFC 大井町)
判定
●小川草平(GRABAKAジム)

 1R、左ミドルから前に出る榛葉。テイクダウンを奪うと、互いに足関節を取り合う攻防となり、グルグルと回転しながら様々な足関節を狙っていく。両者の動きが止まりブレイクになると、パンチで前に出る榛葉。再び足関節の攻防になると、小川が膝十字固めやアンクルホールドのチャンスを作る。

 2R、榛葉が右ローから左ストレート! 榛葉のパンチを受けて小川がバランスを崩す。ここから榛葉は寝技に引き込もうとする小川を突き放してスタンドで攻め込む。しかし榛葉は中途半端な距離を取ってしまうため、なかなかスタンドの攻防に持ち込むことが出来ない。最終的には打撃の有効打で勝った榛葉の勝利となったが、判定を聞いた榛葉は納得がいかない様子で首をかしげた。


▼第9試合 ジェネシスフライ級トーナメント2008 一回戦
○安仲靖司(U-FILE CAMP登戸)
一本 2R3分37秒 ※アームバー
●関口正克(骨法烏合会矢野卓見道場)

 1R、右ローを連打する関口に対し、安仲はそれをキャッチしてテイクダウン。関口は下から足関節を狙っていくが、安仲はそれを外してポジショニングで関口を圧倒する。スタンドに戻ると再び右ローを蹴る関口。安仲がそれをキャッチしてテイクダンを狙うと、関口は足をとられたままでパンチを打っていく。

 2R、ガードを固める関口に右アッパーを突き上げる安仲。関口も右ストレートを返し、激しい打撃戦となる。ここで関口がタックルでテイクダウンを奪うが、安仲はガードから三角絞め! しっかりと足を組んで三角絞めの形を作ると、最後は関口の体をひっくり返してマウントからの三角絞め→アームバーという流れで一本勝ちした。


▼第8試合 ジェネシスウェルター級トーナメント2008 一回戦
○濱岸正幸(U-FILE CAMP 登戸)
反則 1R0分20秒
●伊藤博之(ALLIANCE)

 高阪剛が見守る中、リングに上がった伊藤。開始直後に濱岸のタックルにドンぴしゃりのタイミングでヒザ蹴り! これで濱岸が眉間をザックリとカットし、大量に出血する。このまま伊藤のTKO勝ちかと思われたが、伊藤はニーパットを未着用。ZST・SWATではニーパットを着用していなければ、ヒザ蹴りは禁止のため(※ニーパットの着用は選手の任意)、伊藤の攻撃は反則行為。レフェリーからは伊藤の反則負けが宣告された。


▼第7試合 ジェネシスウェルター級トーナメント2008 一回戦
○浅野誉也(AACC)
判定
●國府田賢道(S-KEEP)

 1R、変則的な打撃で距離を詰めてしつこく足関節を狙っていく國府田。浅野はそれを丁寧に外しながら、ポジショニングで國府田を圧倒し、関節技を仕掛けていく。終了間際に浅野がサイドポジションからの横三角絞めを狙うが極まらない。

 2R、ここも國府田の足関節狙いを潰して、ポジションで圧倒する浅野。しかし國府田の守りが固く関節技の形を作らせてもらえない。國府田もギロチンチョークを仕掛ける場面があったものの、極めきることが出来ず。ポジショニングの差で浅野が判定勝利。


▼第6試合 フェザー級シングルマッチ
○馬場高広(綱島柔術)
KO 1R0分18秒
●佐藤 恵(骨法烏合会矢野卓見道場)

▼第5試合 バンタム級シングルマッチ
○房野哲也(ノヴァウニオン・ジャパン)
一本 2R3分26秒 ※裸絞め
●近藤正俊(RIKI GYM)

▼第4試合 フェザー級シングルマッチ
△岡元飛竜(マッハ道場)
時間切れドロー
△大瀧剛史(RIKI GYM)

▼第3試合 ライト級シングルマッチ
△平山敬悟(パラエストラ八王子)
時間切れドロー
△土肥正也(しんわトータルコンバット)

▼第2試合 フェザー級シングルマッチ
○長谷川直弘(しんわトータルコンバット)
KO 1R1分7秒
●岸 貴之(X-ONE GYM 湘南)

▼第1試合 フェザー級シングルマッチ ※GT-Fルール
○江尻慎司(AACC)
一本 1R2分55秒 ※裸絞め
●倉岡幸平(蒼天塾)

 

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