DEEP事務局
「DEEP PROTECT IMAPACT 2008」
2008年12月22日(月)東京・新宿FACE
開場18:15 開始19:00
※フューチャーファイト18:30
観衆=788人(超満員)
▼トリプルメイン(第11試合) 65.8kg以下契約 5分3R
○三島☆ド根性ノ助(総合格闘技コブラ会/DEEPフェザー級王者)
TKO 2R2分51秒 ※ハーフマウントパンチ
●北田俊亮(パラエストラ千葉)
テレビ大阪で地上波放映される(12月30日の25:00〜26:00)PROTECT
IMPACTのメインイベントを務めるのは、大阪が生んだ総合格闘技の大ベテラン強豪・三島。
この現DEEPフェザー級チャンピオンに挑むのは、2006年DEEPフューチャーキングトーナメント65kg以下級優勝の実績を持ち、DEEPで試合経験を積んできた28歳の北田だ。
1R、サウスポーの三島が左ストレートから右フック、左フックを叩きつける。北田がタックルに来るとアームロックに捉えながら回転して上になり、フロントチョークの体勢に。
サイドからのフロントチョークだ。袈裟固めのように固められた北田は苦痛に顔を歪める(試合後のドクターチェックで、北田はこのチョークで首を痛めていたことが判明)。
三島はロックを外すとパンチを落とし、あっという間にマウントを奪う。バックマウントからパンチ、北田が立とうとすると足を取って極めに行く。バックマウントに戻ると腕十字を狙った三島だが、北田が立ち上がることに成功。そして三島が立とうとしたところへ逆襲のフロントチョーク!
自分の得意技を仕掛けた。しかし、三島は首を抜くことに成功し、アウトサイドブレイク。スタンドに戻り、三島が左ミドルと左ストレート。北田が右ストレートを伸ばしてくると右フックを合わせようとする。
組みに行くフェイントを使って左ハイキック、すぐに右ストレートと上手さを見せる三島。北田はタックルに行くがガブられる。ブレイク。ラスト10秒、ワンツーで前に出た北田に三島が抱きついてラウンド終了。
2R、パンチで前に出る北田、三島は左フックで下がらせて左ミドル。タックルに来た北田を潰して上になる。パンチを入れながらアキレス腱固め、北田が蹴って足を抜くと三島はすぐに上を奪う。マウントを奪い、バックマウントからパンチ。何度か立とうとする北田だが、三島は片足を引っ掛けて潰しにいく。
完全に北田の体が伸びきり、パンチを叩き込まれる。逃げようとした北田だが、三島がハーフマウントからパウンドの連打!
一方的に打たれる北田を見て、レフェリーがストップ。三島は勝利のムーンサルトプレスを決めた。
「やったぞーっ!」と三島は勝利の雄叫び。「相手の応援団がいっぱいおって僕には一人しかいないけど、最後いいこと言うので聞いてください。ギロチンチョークやばかったです。3回くらい諦めそうになりました」と北田の応援団も笑わせ、「この1年お世話になりました。来年1年が皆様のよい年でありますように。メリークリスマス! おおきに!」と大会を締め括った。
▼トリプルメイン(第10試合) 70kg以下契約 3分3R
○長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾/初代NJKFスーパーウェルター級王者)
TKO 2R0分39秒 ※ドクターストップ
●サクシー・ケイ・リバー(K-RIVER/初代M-1フェザー級王者)
リングサイドにK-1の谷川貞治FEG代表が視察に訪れた中、アニメのコスプレで話題の男“地上最強のアニヲタ”長島が登場。
今回は2ちゃんねるなどでブームを起こした漫画『くそみそテクニック』をモチーフとし、登場人物・阿部高和のお面を被ってツナギ着用、「やらないか」(2ちゃんねるのカラオケ板アニソンスレ出身のいさじが歌う、モーニング娘。久住小春の楽曲バラライカの替え歌)で入場した。
1R、さっそく前に出る長島はワンツーで入り、ボディからワンツー、左ボディフックから左フック、その後も左ボディフックを連発してロープへ追い詰める。
パンチを顔面に集めて左ボディフック。サクシーの右フックが炸裂するが、すぐにワンツーを返し、ボディを叩いていく。長島の右フックから左ボディフックが面白いように決まる。
サクシーの右ストレートをヘッドスリップでかわし、左でボディを叩く長島。サクシーの右ロー、前蹴り。長島は組んでヒザ蹴りを顔面へ。
左アッパーからワンツー、サクシーもローを返すと長島は右フック。サクシーも左フックを返す! 長島はサクシーの右ストレートを左へヘッドスリップしてかわし、右のカウンターを入れる上手さも見せる。
2R、開始と同時に飛びヒザ蹴りを見舞う長島! しかし、倒れこんだと同時にパウンドを見舞ってしまう。口頭注意が与えられて試合再開。パンチで行こうとするサクシーに長島がワンツーからの顔面左ヒザを決めてダウンを奪う!
サクシーに流血が見られ、ドクターチェック。ストップがかかり、長島がTKO勝ちとなった。
長島は「全世界のアニメファンの皆さんこんばんは。長島☆自演☆雄一郎です。今回自分の中で納得いかない勝ち方なんですが、KOなんで言わせて下さい。全勝でK-1MAXの舞台に上がりたいと思っています。K-1MAXでこれ以上に客を楽しませる選手は自分以外にいないと思います。アニヲタによるK-1制圧作戦が実行に移されようとしています」と、K-1への乗り込みを宣言した。
▼トリプルメイン(第9試合) 女子ルール 63kg以下契約 5分2R
○MIKU(クラブバーバリアン/DEEP女子フライ級王者)
一本 1R1分0秒 ※腕ひしぎ十字固め
●篠原 光(チーム南部/UKF女子総合格闘技王者)
MIKUは赤と白のロングスパッツのニューコスチュームで入場、篠原はきらびやかな着物での入場だ。
1R、MIKUが右ローで先制、篠原のローをカットしつつジャブを入れていく。組み付くとヒザ蹴りから豪快な首投げでテイクダウン! シュートボクシングの試合でも見せた技だ。そして、抑え込みから電光石火の腕ひしぎ十字固め! もがいた篠原だったが、タップ。
MIKUが体重差をものともしない技術の差で勝ち名乗りを受けた。
MIKUはマイクを持つと「今日は解説席に水野裕子さんがいらっしゃるということで、復帰はされないんでしょうか? 階級が私と一緒ということで、いつか復帰して対戦して下さい」と、なんとTBSの番組において総合格闘技の試合をやったこともあるスポーツタレントの水野裕子に挑戦状を叩き付けた。
▼第8試合 無差別 5分2R
○誠悟(フリー)
KO 1R3分13秒 ※左フック
●折橋 謙(CORE)
DEEP名物メガトンファイトが今大会でも組まれた。
1R、左フックを狙って行く誠梧に組み付く折橋、誠梧はヘッドロックからアームロック、そして豪快な投げ! テイクダウンするとバックを取りに行くが、折橋が片足に組んで上になる。立ち上がる誠梧にバックからヒザ蹴りを見舞う折橋。
ブレイク後、誠梧が左右のフック、折橋の右ストレートに何度も左フックを合わせに行き、左アッパーから右フック、左フック。
折橋の右ストレートと誠梧の左フックが何度か相打ちになり、折橋が右目上を切って流血。
ドクターチェック後、やはり折橋の右ストレートに誠梧が左フックを被せていく。そしてついに左フックで折橋が膝をつく! 片足タックルに行った折橋だが、立ち上がり際にもう一発左フックをもらって前のめりにダウン! レフェリーが試合をストップした。
▼第7試合 70kg以下契約 5分2R
○BULL(BLUE DOG GYM)
判定3−0
●石塚雄馬(AACC)
▼第6試合 プロテクト杯バンタム級トーナメント 5分2R
○原井 徹(毛利道場)
判定3−0
●綿貫一歩(PRB)
▼第5試合 プロテクト杯バンタム級トーナメント一回戦 5分2R
○赤尾セイジ(NEX)
判定3−0
●和田竜光(吉田道場)
▼第4試合 プロテクト杯バンタム級トーナメント一回戦 5分2R
○寺田 功(ALLIANCE)
判定3−0
●横山真樹(和術慧舟會東京本部)
▼第3試合 プロテクト杯バンタム級トーナメント一回戦 5分2R
○堀 友彦(フリー)
判定3−0
●清水俊裕(総合格闘技宇留野道場/チームZST)
▼第2試合 83.9kg以下契約 5分2R
△飛鷺輝(=ひろき/X-FORCE)
ドロー 判定0−1
△増田裕介(AACC)
▼第1試合 70kg以下契約 5分2R
○近藤定男(BLUE DOG GYM)
TKO 2R3分55秒 ※パウンド
●広瀬和哉(IMNグラップリング)
▼フューチャーファイト 70kg以下契約 3分3R キックルール
○井上 聡(DEEP道場IMPACT)
KO 1R2分6秒 ※2ノックダウン
●よし(湘南キックボクシングアカデミー)
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