ZST事務局
「SWAT!−TX」
2009年1月4日(日)ゴールドジムサウス東京アネックス
開場14:00 開始14:30
▼メインイベント フェザー級 サバイバルタッグマッチルール 1ピリオド10分
○清水俊一(総合格闘技宇留野道場)、竹中 慎(P’sLAB東京)
長谷川直弘(しんわトータルコンバット)、長谷川 智(総合格闘技宇留野道場)
ポイント3−2
●久本慶三(総合格闘技武門會)、大村 朗(ZFC
大井町)
一条貴洋(パラエストラ松戸)、小森祐史(パラエストラ吉祥寺)
※1本目 判定で小森が退場
※2本目 清水が3分22秒、三角絞めで久本に一本勝ち
※3本目 一条が0分7秒、KOで長谷川智に勝利
※4本目 大村が5分56秒、TKOで竹中に勝利
※5本目 長谷川(直)が0分54秒、KOで一条に勝利
このサバイバルタッグは4対4のチーム対抗戦形式で、4人いるメンバーのうち先発の2名を選び、2VS2のZSTタッグマッチルールとして試合をスタート。
10分1本勝負で試合を行い、どちらかの選手が一本・KO負けした場合はその選手が退場となり、残りのメンバーから選手を追加して、2本目のタッグマッチを始める。
もし10分間でどちらのチームからも敗北者が出なかった場合は、ジャッジによるマスト判定を行い、判定負けになったチームが退場するメンバーを1人選び、残りのメンバーから選手を追加して2本目のタッグマッチを再開。
この方法で両チームの選手を減らし、控え選手が全滅した時点(チームの3人が退場)で、そのチームの敗北が決定するというユニークなルールだ。
1本目は清水&長谷川(智)VS小森&久本でスタート。清水が小森に三角絞め、飛びつき腕十字、カニバサミからの足関節など、果敢にサブミッションを仕掛けていく。
清水のパートナーである長谷川(智)も小森に対して左ロー、左ハイキックなどで攻め込む。
終盤、久本が長谷川(智)に腕十字を狙う場面があったものの、清水&長谷川(智)がそのまま逃げ切り、判定で勝利。これで小森&久本組は小森が退場となる。
2本目は清水&長谷川(智)VS久本&大村。ここは先発を買って出た清水が久本の引き込みアームロックを潰してパスガード。起き上がろうとする久本の動きに合わせてギロチンチョークから三角絞めを極めて、久本からタップを奪った。
これで3本目は清水&長谷川(智)VS大村&一条という組み合わせに。
大村&一条は控え選手がいなくなったため、どちらかが敗れた時点でチームの敗退が決まるというピンチを迎えたが、一条が試合開始わずか7秒で長谷川を右フックでKO! 会場が一気にヒートアップする。
さらに4本目となった清水&竹中VS大村&一条の対戦では、大村&一条が打撃戦で試合を有利に進める。清水が一条にオモプラッタを極めかけるものの、タップまでは奪えない。
すると大村が竹中にパンチを何発もヒットさせ、最後は竹中がダウンするような形でレフェリーが試合をストップ。大村&一条の2本連続のKO勝利で、両チームの控え選手がゼロになるという拮抗した試合展開になる。
そして運命の5本目。清水&長谷川(直)VS大村&一条は過去に対戦経験がある長谷川(直)VS一条の組み合わせでスタート。
パンチを武器としている選手同士ということで、拳を合わせるなり、いきなりノーガードで打ち合い!
互いのパンチが顔面を捉え、足元がフラつくような状態が続くが、最後は長谷川(直)が左ストレートから右フック! これで一条がバランスを崩し、レフェリーが試合をストップ! この結果により清水、竹中、長谷川(直)、長谷川(智)が接戦を制し、サバイバルタッグルールで勝利を収めた。
▼セミファイナル チーム合計135kg未満契約 タッグマッチ 15分3本勝負 GT-Fルール
○横山大輔(X-ONE GYM湘南)、勝村周一朗(リバーサルジム横浜グランドスラム)
ポイント2−0
●清水俊裕(総合格闘技宇留野道場)、清水哲平(総合格闘技宇留野道場)
※横山が2分46秒、腕ひしぎ十字固めで清水(哲)に一本勝ち
※横山が7分20秒、グラウンドコブラで清水(俊)に一本勝ち
愛弟子・横山とタッグを組んで復帰戦を迎えた勝村。対戦相手は仮面ライダーキャラでお馴染みの清水俊裕と清水哲平。
試合前、「1分しか試合しません」と宣言していた勝村だが果たして…?
先発は横山と清水(俊)。横山はいきなり清水の足をキャッチしてアンクルホールド! 清水(俊)はたまらずタッチでこれから逃げる。
変わってリングに上がった清水(哲)は驚異的な身体能力を見せて横山からパスガードを奪う場面があったものの、横山はアームロックからの腕十字で清水(哲)からタップを奪う。
そしてここで勝村がリングインし、清水(俊)と対戦。勝村は反り投げでテイクダウンを奪うと、マウントから三角絞め!
かなり深く入っていたが清水(俊)は必死に頭を抜いて、これをディフェンスする。結局、勝村は2分近く戦ってのタッチとなった。
そして勝村のタッチを受けた横山にリングに上がると、再び清水(俊)の足を取ってアンクルホールド、ヒールホールドと足関節で攻め立て、最後はグラウンドコブラツイスト!
これで清水(俊)がタップ! 横山が2連続で1本勝ちを収め、勝村の復帰戦に花を添えた。
▼第3試合 72kg未満契約 6人タッグマッチ 15分3本勝負 GT-Fルール
○岡澤弘太(AXIS一宮)、山田哲也(しんわトータルコンバット)、川名雄生(しんわトータルコンバット)
ポイント2−0
●赤広洋介(U-FILE CAMP調布)、中西圭介(AACC)、菊地哲史(U-FILE
CAMP赤羽)
※山田が0分58秒、腕ひしぎ十字固めで赤広に一本勝ち
※岡澤が1分25秒、腕ひしぎ十字固めで中西に一本勝ち
先発は山田と赤広。山田は赤広のタックルにアームロックを合わせると、そのまま腕十字に移行して秒殺。“スーパー高校生”山田の強さに場内がどよめく。
さらに続いてリングに上がった岡澤も中西に対してタックルから引き込み、そしてガードから腕十字で秒殺! 6人タッグながら試合時間わずか1分25秒で山田・岡澤・川名が勝利。全く出番がなかった“もう1人のスーパー高校生”川名は複雑な笑顔を見せていた。
▼第2試合 バンタム級タッグマッチ 15分1本勝負
△成瀬 茂(ZFC 大井町)、小川草平(GRABAKAジム)
時間切れドロー
△近藤正俊(RIKI GYM)、伊海敬介(SUBMIT静岡)
▼第1試合 フェザー級タッグマッチ 15分3本勝負 ※GT-Fルール
△蔵本一平(ZFC 大井町)、金子陽一(ZFC
大井町)
時間切れドロー
△菅野隆行(リバーサルジム)、谷川 啓(骨法烏合会矢野卓見道場)
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