1月18日(日)神奈川・P’sLAB横浜にて、パンクラス『第7回プロ・アマオープンキャッチレスリングトーナメント』が開催された。
60kg級では柔術ベースの選手に苦戦を強いられながらも、プロ選手二人が決勝に残り、最後は村田卓実(和術慧舟會A-3)の勝利。
→60kg級で優勝した村田卓実
70kg級ではプロ昇格したばかりの佐藤優太(秋本道場J-JCT)とベテラン・柳澤雅樹(パラエストラ東京)の決勝戦となり、柳澤が貫禄の勝利を収めた。
80kg級には、ベスト4全てがプロ選手となり、勝ち上がってきた新旧パンクラスウェルター級トップ選手が動きのある試合を展開。芹沢健一(和術慧舟會駿河道場)の三角が決まるかと思ったが、抜けた瞬間に一瞬の隙を突きアームロックで鳥生将大(パンクラスism)が勝利した。
100kg級では欠場選手の穴を埋めるべくパンクラス審判団の大藪吉郁レフェリーが当日選手として参加を決める。一回戦を見事にチョークで勝利したが、決勝戦は現役トッププロ選手の大類宗次朗(SKアブソリュート)の前に何もできずに一本負け。しかし会場からはそのチャレンジ精神に拍手が送られた。
→100kgに登場した大藪吉郁レフェリーは一回戦をチョークスリーパーで一本勝ち
今回もプロ選手がその強さを見せ付ける結果となったキャッチレスリングトーナメントだが、今後の大会ではアマチュアの強豪の逆襲も期待したい。
パンクラス
「第7回プロ・アマキャッチレスリングトーナメント」
2009年1月18日(日)神奈川・P’s LAB横浜
<試合結果>
▼100kg未満級
優勝:大類宗次朗(SKアブソリュート)
準優勝:大藪吉郁(パンクラスゴールドジム行徳/パンクラス審判団)
▼80kg未満級
優勝:鳥生将大(パンクラスism)
準優勝:芹沢健一(和術慧舟會駿河道場)
▼70kg未満級
優勝:柳澤雅樹(パラエストラ東京)
準優勝:佐藤優太(秋本道場J-JCT)
▼60kg未満級
優勝:村田卓実(和術慧舟會A-3)
準優勝:清水清隆(SKアブソリュート)
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