KGS
「RISING ROOKIES」
2009年1月31日(土)東京・ディファ有明
開場13:00 開始13:30
▼メインイベント(第7試合) −70kg契約 3分3R
○里獅ZLS(チームゼロス)
KO 2R2分04秒 ※右フック
●夏山竜一(湘南格闘クラブ)
メインを飾るのは3戦3勝の23歳・里獅ZLSと、日菜太を生んだ湘南格闘クラブの遅れてきた新人・31歳の夏山の対戦。
1R、左右のストレート連打で前に出るのはサウスポーの夏山。夏山の左ミドルと里獅の右ミドルの蹴り合い、先に組んだ方がボディへヒザを連打する同じような闘い方。しかし、夏山のヒザが2度急所に入ってしまい減点1。
2R、やはり夏山の左ミドルと里獅の右ミドルの蹴り合い、そこから両者ともパンチ→組んでヒザ蹴りと同じ攻撃。
「左ヒザで行け!」とセコンドが叫ぶのも虚しく、左右のパンチで前へ出ようとした夏山を里獅はコーナーへ追い詰め、前蹴りで突き放そうとした夏山へ右のストレートを突き刺す! この一発で夏山はバッタリと倒れ、里獅が見事なKO勝ちを収めた。
▼セミファイナル(第6試合) −70kg契約 3分3R
○小鉄(スクランブル渋谷)
KO 3R1分54秒 ※右ハイキック
●阿佐美宏明(パワーオブドリーム)
KAMINARIMON
CLIMAX’07で65Kg級優勝の実績を持つ阿佐美は3勝2敗の23歳。対する小鉄は2008年KAMINARIMONの70Kgトーナメント準優勝の実績がある1勝1敗の25歳。
1R、お互いにジャブとローを出しながら見る展開。手数は少ないものの、小鉄はジャブから右ローを確実に当てて行く。ジリジリと詰めていく小鉄に、阿佐美がワンツーで飛び込んで行くも組むだけで終わる。
2R、阿佐美がワンツーから左ミドル、ジャブから右ストレートを狙って行く。圧力を掛けていく小鉄はパンチで打ち合いながらも必ず右ローをフォロー。阿佐美の体が流れる場面も。
3R、お互いに前へ出る。阿佐美がワンツー、小鉄がフックから右ロー。圧力で小鉄が優り、阿佐美を下がらせていく。離れ際には右ハイ、パンチの連打でコーナーへ追い詰めてクリーンヒットを何度も奪う。そしてついに、阿佐美がジャブから飛び込むところへ小鉄の右ハイキックがカウンターで鮮やかにヒット! 糸の切れたマリオネットのように、阿佐美は崩れ落ちた。
▼第5試合 −60kg契約 3分3R
○後藤勝也(池袋BLUE DOG GYM)
KO 1R2分48秒 ※右ハイキック
●HIKARU(アクセルジム)
前回のROOKIESで初黒星を付けられた後藤は2勝(1KO)1敗1分の21歳。対するHIKARUは1勝1敗の21歳。
1R、前に出てパンチを出していく後藤は打ち終わりに必ず落とし気味の右ローを放つ。亀になってパンチをガードするHIKARUはパンチでもローでも詰められてしまう。途中、HIKARUがストレート連打で後藤にロープを背負わせる場面もあったが、後藤はワンツーをガードさせてアゴへヒザ蹴り、そして右ローでダウンを奪う。さらにパンチをガードさせて右ロー、そしてすぐに右ハイキック二連発! うずくまるように倒れたHIKARUを見て、レフェリーが試合をストップした。
▼第4試合 −60kg契約 3分3R
△石井新一(TARGET)
ドロー 判定1−0 ※29−29、30−30、30−29
△宮部達也(RIKIX)
小野寺力率いるRIKIXの宮部は2勝1敗1分の23歳、石井はKAMINARIMON CLIMAX’07で60Kg級準優勝の実績を持ち2勝1分の23歳。
1R、お互いに蹴りからパンチに行く展開で、積極的にパンチを振るっていくのは宮部の方。何度かフックの交換が行われる。
2R、積極的に左右のフックで前へ出て行く宮部、石井も打ち合う。蹴りからパンチの距離になり、打ち合っては組むという展開が続く。
3R、打ち合いに行く宮部だが、フックを当てるのは石井の方。さらにパンチ一辺倒の宮部にローからフックと攻撃を繋ぎ、突っ込んでくる宮部に右フックを当てて行く。しかし、ジャッジ1名が石井を支持するもドローに終わった。
▼第3試合 −60kg契約 3分3R
○塚越仁志(シルバーウルフ)
TKO 2R2分47秒 ※3ノックダウン
●バズーカ福田(KFGジム)
魔裟斗の所属するシルバーウルフから参戦した塚越はデビュー戦で1勝を飾っている25歳。福田は1敗で白星の欲しい27歳だ。
1R、パンチとローで入ってくる福田を首相撲に捕らえてボディへヒザ蹴りで迎え撃つ塚越。徹底したヒザ蹴りでスタンディングダウンを奪う。首相撲に固めてのヒザと左右フックを交互に使うと、福田は捕まれまいとミドルとサイドキックで離れて闘う。
2R、サイドキックとミドルで突き放してパンチを狙う福田だが、塚越の首相撲に捕まってボディへのヒザ蹴りでまたもスタンディングダウン。続いて右ストレートから左ヒザを突き刺して2度目のダウンを追加する。連打でコーナーへ追い詰め、ヒザをボディに入れたところでレフェリーがKOを宣告した。
▼第2試合 −65kg契約 3分3R
○宮崎徳也(クロスポイント・ムサシノクニ/2008
KAMINARIMON全日本大会65kg級優勝)
KO 1R1分31秒 ※右フック
●林 徹(ファイティングマスター)
宮崎は2008年KAMINARIMON全日本大会65Kg級優勝ながら、32歳で本日がデビュー戦。対する林も34歳、戦績は1勝2分。
1R、左右のストレートを伸ばしながら前に出る宮崎に、ワンツーからのローで応戦する林。打ち合いの中でワンツーの右ストレートを突き刺して宮崎がKO勝ちした。
▼第1試合 −55kg契約 3分3R
○翔之(M-BLOW KICKBOXING
GYM/2008 KAMINARIMON全日本大会 55kg級優勝)
判定3−0 ※30−25、30−26、30−25
●大凛ZLS(チームゼロス)
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