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【NJKF】“長崎のいなかっぺ大将”HANAWA、外敵のKING皇兵から辛勝

2009/02/08


ニュージャパンキックボクシング連盟/ブリザードジム
「GO FOR BROKE 〜ROAD TO REAL KING II〜」

2009年2月8日(日) 東京・ゴールドジムサウス東京アネックス
開場15:30 開始16:00

▼メインイベント(第11試合) ライト級 3分5R
HANAWA(ブリザードジム/同級2位)
判定2−0 ※50−49、50−50、50−48
KING皇兵(SFK)

 昨年7月のNJKFライト級王座決定戦では、大和哲也に秒殺KO負けを喫したHANAWA。続く12月には中山宏美を3RにKOしており完全復活を果たしている。頭に豆絞りを巻き、ピンクの法被姿の“長崎のいなかった大将”はゆっくりと踊りながらリングイン。

 対する皇兵は、フリー系の神戸のSFK所属で、キック、SB、総合、ラウェイとルールを問わずあらゆるジャンルの試合に出ている。ランキング上位のHANAWAを倒し、一気に実力をアピールするのか。

 1Rはお互いに様子を伺うように遠い間合いから蹴りやパンチを出し合う。静かな出だしとなった。

 2Rになると、HANAWAがプレッシャーをかけながら前に出る。皇兵は足を使いながら後ろに下がり続け、隙あらばバックブロー。そしてバックスピンキックを放ち一発狙い。

 HANAWAは後方に大きく吹っ飛ぶもすぐに立ち上がり、ダメージを感じさせない。HANAWAは左ハイをクリーンヒットさせるが、決定打とならず。

 3R、手数を出すことなく下がる一方の皇兵に対し、消極的だと判断したレフェリーが注意を促す。変わらず皇兵はバックスピンなどの大技狙い。

 4、5RとHANAWAはローからパンチにつなぐコンビネーションで追い込むも、皇兵はうまく足を使って逃げる。連打を仕掛けたHANAWAだが、蹴り足キャッチやクリンチを仕掛けられペースを掴めないまま試合終了。HANAWAが僅差で判定勝利した。


 
 
▼セミファイナル(第10試合)  58.5kg契約 3分3R
新人(E.S.G.) 
判定3−0 ※30−29、30−28、30−28
小泉智史(ブリザードジム/スーパーフェザー級7位)

 3戦3勝2KOという負けなしの戦績を持つ“E.S.G.の新鋭”新人(あらと)が、セミに大抜擢。スーパーフェザー級7位の小泉を相手に、どこまで迫るのか注目を集めたのだが……。

 終始、主導権を握っていたのは新人。プレッシャーをかけながらコーナーに追い込み、小泉に連打を仕掛ける。小泉が反撃するも、新人は前蹴りで突き離し、距離が縮まれば首相撲を仕掛けペースを握らせない。カウンターでも確実にヒット数を与えた新人がフルマークの判定勝ち。



▼第9試合 ヘビー級 3分3R ※ヒジ無し
篤志(ブリザードジム/同級8位)
ドロー 判定1−0 ※30−29、29−29、30−30
たけむら光一(DEEP)

 R.I.S.E.やJ-NETWORKのキックのリングだけでなくプロレスのリングでも活躍しているたけむら。

 対する篤志は先月25日の後楽園大会でJ-NETWORKのランカー・長谷川康也と激しい試合を展開したばかり。2週間という短いスパンで連戦に挑む。

 1R、遠い間合いから飛び込むようにたけむらがフック、ボディと足を使った攻め。

 篤志は首相撲で捕らえるとヒザ蹴りでたけむらのスタミナを削っていく。たけむらはバックスピン、バックブロー、カポエラキックとトリッキーな大技で対抗する。

 篤志はひたすら前進し続けプレッシャーをかけながら、たけむらの手数を潰していく。3Rには、お互いにバテバテになりながらも打ち合ったが決定打はなし。ドローに終わった。




▼第8試合 スーパーライト級 3分3R
獅・センチャイジム(センチャイムエタイジム/同級5位)
KO 2R0分56秒
YUKINORI-YSG(ワイズスポーツジム)

 1R、獅は手をくねくねさせたりと挑発的なムーブを見せ、余裕の試合運び。トリッキーなう動きからパンチとローを出していく。このラウンドは獅ペース。

 2Rになると、獅が狙いすました飛びヒザ! そのまま一気にコーナーへと追い込むと、右ストレートをYUKINORIのボディにめり込ませダウンを奪う。そのまま10カウントとなり、獅がKO勝利した。



▼第7試合 スーパーライト級 3分3R
浅瀬石真司(町田金子ジム)
KO 3R2分07秒
小磯哲史(小鉄塾)


▼第6試合 ミドル級 3分3R
七夜志貴(町田金子ジム)
判定3−0 ※三者とも30−28
宮崎高廣(OGUNI-GYM)


▼第5試合 新人王決定トーナメントAブロック ウェルター級1回戦 3分3R
真琴(インスパイヤードモーション)
KO 2R2分25秒
九龍暴(S.F.K)※デビュー戦

▼第4試合 新人王決定トーナメントAブロック ライト級1回戦 3分3R
健司(インスパイヤードモーション)   
ドロー 判定1−1 ※29−28、28−29、28−28
秋草利光(E.S.G)
※延長戦は10−9、9−10、10−9の判定2−1で健司が勝利し、二回戦に進出



▼第3試合 新人王決定トーナメントAブロック フェザー級1回戦 3分3R
勇鷹(インスパイヤードモーション/2009年NJKFアマチュア60kg王者)※デビュー戦
KO 1R3分05秒
高野 翔(OGUNI-GYM)※デビュー戦

▼第2試合 新人王決定トーナメントAブロック ウェルター級1回戦 3分3R
大島和勲(キングムエ)※デビュー戦
KO 2R2分17秒
千明力斗(國土會) 



▼第1試合 60kg契約 3分3R
鈴木翔也(OGUNI-GYM)
判定3−0 ※30−29、30−28、30−28
竹原直哉(インスパイヤードモーション)※デビュー戦


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