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【アウトサイダー】ワルの頂上決戦はKO決着続出!国技館でも乱闘が勃発した!

2009/03/15



ファイティングネットワークリングス
「クローズZEROU公開記念 THE OUTSIDER SPECIAL」

2009年3月15日(日)東京・両国国技館
開場14:30 開始16:00
観衆7,303人(超満員札止め=主催者発表)



▼第22試合
“インテリジェンスタイガー”
○秀虎

KO 1R1分4秒
“北関東最強暴走族 元・魔璃闇薔薇総長 格闘彫師”
●吉永啓之輔

 第3戦でMVPを獲得、アウトサイダー3勝1敗の戦績を誇る吉永に挑むは、アウトサイダー2勝の秀虎。“アウトサイダー頂上決戦”と銘打たれた両国大会メインイベントで、勝利の白星を刻むのはどっちだ?

 1R、左ローで先制した吉永に秀虎がワンツー。ここから両者は激しく打ち合う。秀虎は吉永の蹴り足をキャッチして右の連打、さらに飛び込み際の右フックをヒットさせる。

 鋭い左ジャブを突き刺して吉永を下がらせる秀虎、吉永も左を突き返すが秀虎の圧力に押されてしまう。激しい打ち合いの中、秀虎の左ジャブからの右フックが炸裂して吉永ダウン!

 立ち上がった吉永に秀虎の槍のような左ジャブが突き刺さり、背後に倒れる吉永。2ノックダウンを奪った秀虎が頂上決戦を制した。秀虎も左目の下を大きく腫れあがらせており(骨折の疑いあり)時間は短かったが、激闘を物語っていた。

「勝ちました! 格闘技はまだ初心者ですが、やるからには上を目指します!」と、秀虎は勝利の雄叫びをあげた。メインの重責を豪快なKOでキッチリ締めた秀虎には、前田日明代表から大会MVPが贈られた。



▼第21試合
“最強セキュリティー軍団ボンズ所属 暴力大魔王”
○加藤友弥
TKO 1R1分35秒
“博多名物 ひとり喧嘩祭”
●アパッチ小次郎

 メインイベントの吉永VS秀虎と共に“アウトサイダー頂上決戦”と銘打たれたセミファイナル。第1戦でMVPに選ばれアウトサイダー2連勝の加藤と、アウトサイダー3戦無敗のアパッチが激突する。

 1R、「パンチなら負けないよ」と豪語するアパッチのパンチに加藤が左ミドル。組んでヒザ蹴り連打に行く加藤、アパッチは首相撲をせずボディを殴りに行くが、加藤にガッチリとロックされてヒザ蹴り連打をもらい続ける。次々と突き刺さる加藤のヒザ蹴り、一方的にアパッチが攻められたためスタンディングダウンがとられる。

 再開するとアパッチが左フックからの右フック。しかし、加藤はパンチの打ち合いに付き合わず組んでのヒザ蹴りだ。一旦離れてもすぐに組み付いてヒザを突き刺していく加藤。アパッチは首相撲に対処することが出来ず、アームブロックかボディのパンチで応戦。

 またしてもヒザ蹴りを一方的に蹴られる展開となり、ついにレフェリーが試合をストップ。MVP男・加藤が圧勝を収めた。加藤はマイクを持つと「いつも(マイクが)長くてすいません。格闘技3戦目ですけれど、これからも勉強していくんでよろしくお願いします」と、今回は短めのマイクアピールで勝利を喜んだ。



▼第20試合
“関東伝説チーマーKGB元幹部 千葉の鬼夜叉”
○内藤 裕
判定3−0
“レジェンドオブ池袋ウエストゲートパーク リアル刃牙降臨”
●渋谷莉孔

 試合前の煽りVTRで「俺は違う人間なんですよ」「ライオンがウサギと闘って負けるわけないでしょう」「どれくらいで人が壊れるのか実験ですね」と豪語する渋谷。

 対する内藤はかつて“人刺し裕”と恐れられていたというエピソードと共に「ガキがなにいきがってんだよ。カッコ悪いんだよ、お前のやってることは!」と吐き捨てる。さらにVTRの最後には「殺しちゃうよ」とまで言い、国技館に不穏な空気が漂った。

 渋谷は入場曲をたっぷりと聞かせてからの入場、目をカッと見開いて舌を出すなどクレイジーな雰囲気を前面に出し、リングインするとコーナーポストの上に座る。

 1R、サウスポーの渋谷は内藤がパンチで入ってくると組み付いてのヒザ蹴り。内藤は構わず殴り続ける。渋谷は首相撲でしっかりとロックせず抱きついてのヒザ蹴りのため、内藤はショートの左右フックを当てて行く。ブレイク。

 渋谷が左フックから組み付いてヒザ蹴りに行くが膠着してブレイク。内藤は右フックをヒットさせ、続く右フックからの左フックで渋谷は前に転倒するが、そのまま両足タックルに行きロープへ押し付けてブレイク。再開しても渋谷は組み付いてのヒザ蹴り、内藤が構わず殴るという展開が続く。

 2R、渋谷はやはり組み付いてのヒザ蹴りでブレイクされる。内藤の右フックに左フックを合わせ、組んでのヒザ蹴り。下がる渋谷に内藤が近付くとすぐに組まれてしまう。それならばと、内藤は組まれる前に思い切った左フックで入り込む。

 下がって回り込み、内藤が近付いてくると組んでヒザ蹴りを繰り返す渋谷。殴りに行く内藤という展開が延々と続き、試合終了のゴングが鳴ると場内からは「あ〜あ」という落胆のため息が漏れる。判定は3−0で攻め続けた内藤が勝利を得た。

 内藤は「倒したかったけれど、距離感が合わなかった。倒せなくてすいません。もっと強くなって倒せるファイターになりたいので頑張ります」と、観客に詫びた。



▼第19試合
“津田沼のピットブル”
○小林聖人
判定3−0
“濱の勇二”
●高垣勇二

「アマチュア最強格闘家」として紹介された小林は、第4戦でKO勝利を飾りプロでも2戦2勝の戦績がある。対する高垣は「アウトサイダーきってのアウトロー」と紹介され、「練習はしない。やることが他にいっぱいある」と豪語するバーの経営者。

 1R、高垣の前蹴りで戦闘開始。パンチの応酬で小林のパンチをスウェーで見事にかわしていく高垣。前田代表が「これがボクシングの大会ならお前が“あしたのジョー”だ」と絶賛した目の良さで、小林のパンチを空振りさせていく。

 しかし、仰け反りすぎたか転倒してしまう高垣。小林が上に乗ろうとすると下から足関節を取りに行くが、小林は離れて猪木×アリ状態でブレイクに。

 スタンドに戻ると高垣が右フック、小林のパンチはスウェーでかわしていく。左右フックを振り回してロープへ詰めた小林がテイクダウンを奪うが、高垣は蹴って立つ。小林はパンチをボディワークでひょいひょいと避けられてしまうが、そのまま突っ込んで行ってテイクダウンを奪い、鉄槌を落としていく。高垣が下から蹴ると、これはローブローになってしまい一時中断。

 再開後、右フックを放つ高垣は小林のパンチをまたも鮮やかにかわしていく。パンチで突進してくる小林のパンチをスウェー&バックステップでかわしながら右フックのカウンターを入れる。しかし、練習嫌いからスタミナ切れも激しく、何度も両膝に両手を置く場面が見られる。

 2R、いきなり殴りに行く小林に高垣もパンチを返す。小林が胴タックルでテイクダウンすると、高垣はフロントチョークの体勢に。首を取られながらもサイドへパスする小林は高垣と共に立ち上がる。高垣は首を脇に挟んだまま、プロレスのネックブリーカーのように勢いよく腰を落とす。小林が上になった状態でブレイク。高垣はスタミナ切れのため立つのが遅い。

 パンチで前に出る小林をまたもフロントチョークに捕らえる高垣。首を引き抜いた小林はパウンドを落とそうとしたが、高垣も下から足を利かせて応戦する。試合終了のゴングが鳴ると、高垣はなかなか立ち上がれなかった。

 判定3−0で勝利し、第4戦で高垣に敗れた仲間の栗山圭吾の仇をとった小林は「高垣君は想像以上に強かった。自分が弱かったのもあるけれど。僕は今回でアウトサイダーを卒業させていただきます。ハンパもんの自分でもこんな素晴らしいリングに、自分の実力で上がれるようになりたいです。兄貴分の高谷さんみたいにカッコよくなりたいです」と、アウトサイダー卒業宣言。今後はプロに専念するようだ。




▼第18試合
“九州天下一の重量戦士 天神のラスボス”
○出田源貴
KO 1R0分31秒
“封印解放アウトレットブルース”
●川村 勝

 60戦55勝という驚異の勝率を誇り“北九州の浮沈艦”と呼ばれる出田は、アウトサイダーでも第2戦で49秒、第4戦で35秒と秒殺勝利を飾っている。

「しのぎ合い、実力伯仲の勝負がしたい」と望むこの浮沈艦との対戦に「一番強いヤツとやらせてくれ」と名乗りを挙げたのは、17歳で任侠の道へ進み2年3ヵ月の服役も経験しながら、一念発起して大検に合格した川村。第3戦のメインでは豪快なKO勝利を飾っている。

 1R、出田がローからパンチで攻めると川村も足を止めて真正面からの打ち合い! 出田のパンチが右、左、右とヒットし、まともに顔面で受けてしまう川村。それでも退かずに打ち合いを続ける川村の頭部が、パンチをもらう度にガクガクと揺れる。

 最後は右フックがモロに入り、崩れ落ちる川村。出田がまたしても秒殺KO勝利を飾った。「いや〜、前回調子に乗っていらんこと言ったら、もの凄く強い相手が上がってきましたよ。凄く効いた。目が痛い。川村選手に一言いいたいのは、川村選手は育児3ヵ月だそうだけれど、僕は1年半育児しています。またこれからリングに上がって北九州に強いヤツがいるところを見せたい」と出田。


▼第17試合
“天下一武闘会 大目付”
○野村 剛
一本 1R1分20秒 ※腕ひしぎ十字固め
“拳に刻む七つの十字架 高円寺のトランス・ハイ”
●佐藤拳真朗

「俺が最強です」と宣言するのは天下一武闘会のスター選手・野村。アウトサイダーでも破竹の三連勝を飾っている。対するは空手歴10年で数々の入賞歴を持ち、ミャンマーラウェイの大会や『CHAOS MADMAX』にも出場している佐藤だ。

 1R、フックから組み付いていく野村がさっそくテイクダウンを奪い、両足を払ってパンチに行くが佐藤も足を利かせて応戦。しかし、サイドへパスした野村が不用意に伸ばした佐藤の腕を取って腕十字! 見事な一本勝ちを飾った。

 これで連勝記録を「4」に伸ばした野村は「恐かったです。相手がケンシロウだから。でも、アミバの方が強かったですね。これで4連勝、まだまだ勝ってここでもっと試合したいと思います」と『北斗の拳』ネタを交えたマイクアピールでさらなる連勝を誓った。


▼第16試合
“お前のメダルは俺のもの!俺のメダルは俺のもの!国士舘のリアル・ジャイアン”
○剛田 武
TKO 1R1分58秒 ※レフェリーがタオル投入
“男暦27年_マッド・ジーニイズ”
●能仁

 あのジャイアンと同じ名前を持つ男・剛田武。ベンチプレス120kg、スクワット180kg、デッドリフト200kgを持ち上げる怪力ストライカーである。対するは男歴27年、今回の最強の伏兵と言われている能仁。

 剛田は期待に応えるように、ジャイアンルックでマイクを持ち、「おいらはジャイアーン」と歌いながら入場した。

 1R、サウスポーの剛田がいきなり左のパンチをヒットさせてどよめきを誘う。組み付いた能仁がテイクダウンして上になるが、剛田は抱え込んでブレイクに持ち込む。パンチで前に出る剛田が捕まえてのヒザ蹴り、そしてパンチ、ヒザで追い回す。

 能仁もパンチを打ち返すが、ヒザ蹴りに捕まってしまう。剛田がヒザ蹴りを連打したところでスタンディングダウンがとられ、試合再開になると足を止めて左右フックを連打する剛田! 一方的な展開になり、剛田のヒザ蹴りが顔面を捉えたところで、サブレフェリーからタオルが投入された。

 剛田は「自分の今度の目標なんですけれど、80kgということでメルヴィン・マヌーフを倒します! よっしゃーっ!」とデカイ目標を掲げた。

★第15試合から第11試合まではこちら
★第10試合から第6試合まではこちら
★第5試合から第1試合まではこちら

<各賞の受賞者>

ベストストライキングテクニック賞 秀虎

ベストグラウンドテクニック賞 野村剛

根性賞 関谷勇次郎 幕大輔 黒石高大

ファイティングスピリット賞 中村俊太 剛田武

ベストバウト賞 第18試合 川村勝VS出田源貴

角川春樹ベストファイター賞 平野海志

格闘技通信賞 剛田武

ナックルズ賞 花道

サイゾー賞 野口悠介

モッツ出版高須賞 加藤友弥

クローズZERO II三池崇史賞 高垣勇二

トマベチヒデト賞 秋山翼

真樹日佐夫賞 吉永啓之輔

ルータイス賞 松本峰周

九州天下一武闘会賞 出田源貴

大会MVP前田日明賞 秀虎

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