ZST事務局
「SWAT!24」
2009年4月5日(日)ゴールドジムサウス東京アネックス
開場12:00 開始12:30
▼メインイベント フェザー級シングルマッチ
△清水俊一(総合格闘技宇留野道場)
時間切れドロー
△杉内 勇(Team-ROKEN)
昨年8月以来2度目のZST参戦を果たした杉内はDEEPからの刺客。関係者からZSTルール向きと評価されている。迎え撃つは“ミスターSWAT!”の異名を持つ清水。
1R、ローキックからパンチを狙う清水とカウンターを狙う杉内。ガードを下げた独特の構えから、杉内は時折ハイキックも繰り出す。清水は積極的にパンチを打っていくが空振りが目立ち、杉内は手数が少ないもののパンチを返していき、終盤にはバックブローも見せる。両者、一度もグラウンドに行くことなくラウンド終了。
2R、いきなり今成正和譲りのスライディングから足関節技を狙っていった杉内だが、清水は付き合わずにスタンド勝負を要求。ローからパンチを狙っていき、ハイキックがヒットするとすかさずパンチでラッシュをかける。それに対して杉内は引き込むが、清水はすぐに離れて立つ。
残り時間1分、パンチで詰めて行く清水だが杉内は再びスライディングからの足関節狙い、胴廻し回転蹴りからの足関節狙いにも行ったが、いずれも清水にかわされる。積極的にパンチで攻める清水に、杉内の下がりながらのパンチが当たるも時間切れでドローとなった。
なお、『戦極』に出場して話題となった“元スーパー高校生”山田哲也の同級生だった川名雄生が第1試合に出場し、SWAT!での経験が豊富な平田真徳からヒールホールドで一本勝ちを収めている。
▼セミファイナル ウェルター級シングルマッチ
△伊藤博之(ALLIANCE)
時間切れドロー
△濱岸正幸(U-FILE CAMP 登戸)
昨年12月21日「ジェネシスウェルター級トーナメント2008 一回戦」で対戦した両者。この時は、伊藤が開始直後に濱岸のタックルにドンぴしゃりのタイミングでヒザ蹴り! これで濱岸が眉間をザックリとカットし、大量に出血。
伊藤のTKO勝ちかと思われたが、伊藤はニーパットを未着用。ZST・SWATではニーパットを着用していなければ、ヒザ蹴りは禁止のため(※ニーパットの着用は選手の任意)、レフェリーから伊藤の反則負けが宣告されるという珍事が起こった試合の再戦となる。
1R、伊藤が下がりながら相手を誘ってローキック、濱岸がタックルでコーナーへ。伊藤は背中を向けてアームロックの体勢になるがテイクダウンされ、濱岸がバックからスリーパーを狙う。伊藤が立ち上がっても濱岸はバックについたまま。再びテイクダウンしてバックをキープし、スリーパーを狙いながらボディへパンチ、そしてマウントを奪う。
サイドに移行した濱岸が足を取りに行ったところで伊藤が上になり、すぐに立つ。伊藤は右ミドルをズバッと当てて、タックルに来た濱岸をフロントチョークに捉えたところでラウンド終了。
2R、伊藤が左ハイキックでスリップダウン、すぐにバックを取りに行く濱岸だが、伊藤は立ち上がる。タックルに来た濱岸に因縁のヒザ蹴り! しかし、テイクダウンを許す。濱岸はバックからまたもスリーパー狙い、伊藤がトップポジションを奪うもブレイクに。
伊藤は右アッパーでアゴをかち上げ、パンチ、ヒザ、ミドルキックで圧していく! 濱岸は組み付いてテイクダウン。伊藤のフロントチョークから首を抜いてマウントを奪い、さらにバックからスリーパーと腕十字を狙ったが時間切れ。今回も完全決着はつかなかった。
▼第10試合 ライト級シングルマッチ
○上田厚志(骨法烏合会矢野卓見道場)
一本 1R1分47秒 ※ストレートアームバー
●小松裕理(U-FILE CAMP 登戸)
師匠・田村潔司譲りの“回転体”スタイルを持つ小松が、ZSTのアマチュア大会『PRE
STAGE』からZSTセカンドステージの『SWAT!』へいよいよ初進出。一方、上田の師匠は矢野卓見でこちらも師匠譲りの“うなぎ”のようなネチっこい寝技が出来る選手だ。
1R、小松は田村を髣髴させる片手を下げる構えからジャブとローキック、さらにハイキック。上田は右ストレートからタックルに入ると、バックからスリーパーを狙いに行くが、小松が引っ繰り返しながら足関節を取りに行く。
小松は落ち着いた表情で上に乗り、アームロックを仕掛けながらクルリと1回転。アームロックを極めてタップを奪った。
▼第9試合 バンタム級シングルマッチ
○房野哲也(ノヴァウニオン・ジャパン)
KO 1R2分49秒 ※左フック
●竹中 慎(P‘s LAB 東京)
▼第8試合 バンタム級シングルマッチ
○杉田一朗(心温塾)
一本 1R2分28秒 ※腕ひしぎカニバサミ
●片山 伸(T-Pleasure)
▼第7試合 フェザー級シングルマッチ
△岸 貴之(X-ONE GYM 湘南)
時間切れドロー
△大瀧剛史(RIKI GYM)
▼第6試合 フライ級シングルマッチ
△榛葉善也(ZFC 原宿)
時間切れドロー
△関口正克(骨法烏合会矢野卓見道場)
▼第5試合 バンタム級シングルマッチ
○疋田 誠(ALLIANCE)
KO 1R1分33秒 ※右クリンチアッパー
●川野眞介(HIDE‘S KICK!)
▼第4試合 フェザー級シングルマッチ
○谷川 啓(骨法烏合会矢野卓見道場)
KO 1R0分41秒 ※右フック
●川頭広卓(ALLIANCE)
▼第3試合 フライ級シングルマッチ
△山本祥平(しんわトータルコンバット)
時間切れドロー
△清水哲平(総合格闘技宇留野道場)
▼第2試合 バンタム級シングルマッチ ※GT-Fルール
○河村貴寿(ZFC 大井町)
一本 1R4分52秒 ※アームロック
●近藤正俊(RIKI GYM)
▼第1試合 フェザー級シングルマッチ ※GT-Fルール
○川名雄生(しんわトータルコンバット)
一本 2R3分39秒 ※ヒールホールド
●平田真徳(U-FILE CAMP 町田)
|