スーパーギャルズミックス所属の松井芳さん。2009年はニュージャパンキックボクシング連盟（NJKF）のレギュラーラウンドガールに決定。これまでに全日本キックやトリビュレートのリング、そしてモーターショーに登場するなど、活躍の幅は広い。1億円の保険をかけた美脚にまつわる話や、身近で接した神技を持つセンチャイ・ソー・キングスターとの裏話にも迫る。

――ラウンドガールをやるようになった、きっかけから教えて下さい。
「元々、今とは違う事務所に所属していたんですけど、『別な仕事があるよ』と言われてプロフィールを出した先が今の会社でした。そこの社長に呼び出され、『2006年の全日本キックボクシング連盟さんのラウンドガールをやらないか？』と口説かれたのが始まりです。

　でも、社長からは凄く起こられましたよ。『そんな腹じゃ上がれないわよ！』と（苦笑）。それから努力してリングに上がりましたね」

――最初に上がったときのことは覚えてますか？
「覚えてます。ラウンド間のインターバルは1分間しかないという焦りと、うまく歩けない悔しさと笑顔ができないもどかしさがありました。ヒザがバンビちゃんみたいにガクガク震えてましたよ。まだ自分流に歩けなくて、へなちょこなラウンドガールでした。それから歩き方は先輩に教わって、足の組み方などを鏡で見ながら猛練習しました」

――足に1億円の保険をかけていることで有名な松井さんですが、その後足に変化はありましたか？
「ちょっとO脚が治った気がします（笑）。足が真っ直ぐになったので、お客さんにはより見やすくなったと思います。1億円の価値に見合うような足になるよう、日々頑張ってます！」

――足のケアで何か普段心がけていることはありますか？
「O脚更正体操をしてます。10回を3セット、ヒザにタオルをはさんでスクワットをしてますよ。これは、『足に1億円の保険をかけるよ』と社長に言われたときから気をつけるようにしてますね」

――リングに上がる前に何か心がけていることはありますか？
「大会前日からなるべく食べないように心がけて腹筋して寝て、次の日は何も食べないで会場に行きます。あとウォーキングの練習もしていきますよ」