元SMの女王様という異色の肩書きを持つHIROKO。2006年11月にスマックガールでデビュー以来、4戦全勝でスマックガール無差別級女王の座に就いたが、昨年には初敗北を喫してしまった。身長180cm、体重77Kgと恵まれた体格を持つHIROKOの今後の進む道とは……。
HIROKO(ひろこ)
1978年10月24日生、千葉県木更津市出身
スマックガール4代目無差別級王者
2006年11月、スマックガールでプロデビュー。
2007年5月、スマックガール無差別級トーナメント決勝でサンボの元金メダリストの武田美智子を2-1の僅差の判定で下し、無差別級王座挑戦権を獲得。
2007年9月、王者・高橋洋子を3-0の判定で下し、デビュー以来4戦無敗でスマックガール無差別級の4代目王者となる。
2007年11月に所属していた巴組が活動停止となり、2008年2月20日に自ら「B CREW」を立ち上げる。
2008年4月、スマックガールで赤野仁美を相手に初敗戦。
2008年11月、JEWELS旗揚げ戦で超弁慶と対戦し、判定勝ちを収めた。
身長180cm、体重77kg、B CREW所属
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■J-GIRLSのリングで予定されていた仰天マッチメイク
――まず、去年一年間を振り返ってもらいたいと思います。
「物足りなかった1年でした。試合は2回ありましたけど、自分の頭の中で描いていたことができず、赤野戦(4・25スマックガール)、弁慶戦(11・6ジュエルス)で悔しい思いをしましたね」
――試合でやりたいことがやれなかったと?
「そうですね。練習量も足りなかったと思うんですけど、かっこよく勝ちたいというイメージ通りに動けませんでした。気持ちが前に出すぎてしまうことがあるので、それに気をつけないといけないです」
―― 一昨年に巴組が解散しましたが、フリーになって今の練習環境はどうなんですか?
「キックボクシングのFANGジム(森崎浩仁会長)で基本的に練習し、最近は知り合いに紹介していただいて弘中邦佳選手のファイティングアカデミーで寝技を教わっています」
――去年はスマックガールが消滅ということもあり、不安もあったのではないですか?
「スマックガール消滅はぶっちゃけどうでもよかったです(苦笑)。雑誌とかを見ていると、みんな深刻にインタビューに答えてましたけど、私は別に何も考えていませんでしたね。他の場所で頑張ればいいかなと。ベルトもまた取ればいいと思いました。ベルト自体は凄くちゃっちいベルトだったし(笑)、高橋(洋子)さんとのスマックガール無差別級タイトル戦自体もはっきりしなったような内容でしたからね」
――そうはいっても、スマックガールは女子総合の唯一の場所でしたよ。
「なくなっても、また新しい場所ができると思ってましたね。でも試合がなくて結構イライラした時期もありました。練習していても目標がないと、何か身が引き締まりませんでした。森崎コーチからは『柔道の試合でも出なよ』と言われた時期もありましたね」
――HIROKO選手のように体が大きいと、なかなか対戦相手が見つからないという現状もあると思います。
「試合が決まっても、直前だったりするんですよ。私としては一ヵ月ぐらい前に決まっていてほしいです。去年は本当に最悪でした。試合があると言われても、後日なくなったと言われたことがあったんです。実はスマックガールのリングじゃないですけど、J-GIRLSのリングで海外の……
HIROKOインタビュー内容
■J-GIRLSのリングで予定されていた仰天マッチメイク
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■狙うは赤野仁美とのリマッチ。場所はリングでも金網でも。
■弁慶戦ももう一度。「このままだとやられたまま」
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