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3月20日(金・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催されるワールドビクトリーロード『戦極〜第七陣〜』のメインイベントで川村亮(パンクラスism)との対戦が決まったキング・モー。レスリングをバックボーンとするモーは、戦極でMMAデビューを果たすと、破竹の3連勝を飾っている。このまま勝ち続け、キングフィーバーを巻き起こすのか!? 


PROFILE
キング・モー
1981年1月11日、アメリカ・テキサス州
身長180cm、体重93kg
16歳の時、レスリングを始める。
高校時代はテキサス州で優勝1度、準優勝2度の成績をおさめる。
大学では2001年にNCAAディビジョンUで2位に輝くと、翌2002年には優勝。
2003年NCAAディビジョンTで3位に入賞し。そして2005年、念願の米国ナショナルチーム入りを果たすと、フリースタイル84kg級の代表として世界選手権に出場。
2006年のU.S.オープンを制し、2007年のパンアメリカン選手権では96kg級で優勝
2008年5月に開催された全米選手権では再び84kgでチャンピオンに輝く。
2008年9月戦極第五陣で総合デビュー。総合戦績65戦54勝を誇る鉄人トラビス・ビューと対戦しTKO勝利
同年11月の第六陣にも参戦し、シュート・ボクセ・アカデミーの実力者ファビオ・シウバと対戦しTKO勝ち
2009年の戦極の乱では、和術慧舟會からの刺客・内藤征弥を相手に、強烈な打撃でTKO勝利
戦績:3戦3勝
Kingdom of Mayhem所属

■レスリングを始めたきっかけはアメフトコーチの助言

――いつ来日されたんですか?

「昨日着いたばかりなんだ」 ※インタビューは3月17日に収録

――コンディションはいかがですか?

「最高だね。いつもどおりのコンディションなので次の試合が待ち通しい」

――レスリングがバックボーンということですが、レスリングをやり始めたきっかけは何だったのですか?

「高校時代にアメリカンフットボール部に所属していたんだけど、練習でタックルをやっていたら、それを見ていたコーチが『お前はアメフトじゃなく、レスリング部にいけ』と助言してくれたんだ(笑)。その一言がきっかけだったね」

――コーチには先見の明があったんですね(笑)。そういうことを言われて自分自身でもレスリングに向いてるのでは、と思うようになりましたか?

「そう言われても自信はなかった。ルールも知らないスポーツなので不安はあったんだが、人と戦って自分の実力を発揮できるスポーツをやり始めてすぐに凄く気に入ってしまった。でも一つだけ、朝の六時に部活の朝練があったので嫌だったな(苦笑)。でもそれもすぐに慣れてレスリングにすぐに溶け込むことになった」

――アメフトからレスリングにチェンジするのに期間は短かったんですか?

「すぐに転向した。そうしたら勝ち始めて結果も出た。アメフトも楽しかったんだけど、レスリングをやってみたら、自分にはチームスポーツではなく個人競技の方が向いていると感じた。チームだと自分一人ではどうにもならない部分があってチーム全体に頼らないといけない部分がある。それが逆に、レスリングだとすべては自分にあって結果に現れる」

■小さい頃はプロレスを観ていてグレート・ムタや蝶野が好き

――アメフトの前に何かスポーツはやっていましたか?

「オレ様の家はあまり裕福な家じゃないこともあって、本格的にスポーツを始めたのは高校に入ってからのことだった。その前はティーボールといって草野球みたいな遊びのスポーツをやっていた」

――ちなみに子供のときはどういった性格でしたか?

「子供の頃からトラブルメーカーで問題を起こすのが好きだったんだ(苦笑)。よく母親から怒られていたし、成績の面でも怒られていたな。勉学よりも体を動かすことが好きでよく喧嘩をした。プロレスを見るのが好きだったね」

――へ〜、それは意外ですね。プロレスというのはもちろんアメリカンプロレスですよね?

「日本人レスラーでも好きな選手はいるよ。グレート・ムタだろ、それにSTFを得意としているチョーノが好きだったね」

――おー! 蝶野正洋ですね。まさかキングから日本人プロレスラーの名前が出るとは思いませんでした。

「そうかい? アメリカンレスラーだと……


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キング・モーインタビュー内容
■レスリングを始めたきっかけはアメフトコーチの助言
■小さい頃はプロレスを観ていてグレート・ムタや蝶野が好き(前半)
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■小さい頃はプロレスを観ていてグレート・ムタや蝶野が好き(後半)
■日本でのMMAデビューを決めた理由とは
■MMAでの最終目標は、マイケル・ジョーダン??
      
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