フェザー級、ライト級の二階級を制覇し日本キックボクシング連盟の“絶対王者”ともいえる安定した強さを誇る巨輝(なおき)。戦績は15戦12勝(3KO)1敗2分、プロデビューしてから2戦目に敗れて以来、ずっと負けなし。K-1
60kg級が盛り上がる中、“他団体との交流を一切行わない”団体のエースは今何を思うのか。
PROFILE
巨輝(なおき)
1986年5月19日、大阪府出身
身長176cm、体重65.0kg
2004年6月27日「NKB K-U ディファ有明大会(フェザー級新人王戦一回戦)」の水島直哉戦でプロデビュー
2007年4月28日「NKB 2007奪還シリーズ」で松本浩幸を破り、NKBフェザー級王者に
2007年11月25日「NKB K-U・APKF合同興行」で富原誠をKOし初防衛
2008年7月20日「NKB K-U創立10周年記念興行」で高野洋一を判定で下し、NKBライト級王者に。二階級制覇
2008年12月13日「NKB 2008闘争シリーズファイナル」で桃井浩をKOし初防衛
2009年3月15日「NKB 2009継続シリーズ」で初の国際戦。チャイディー・カ(タイ)を判定で倒す
通算戦績:15戦12勝(3KO)1敗2分
NKBライト級王者
大阪真門ジム所属
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■キックを始めたきっかけは魔裟斗。それまでは野球少年
――まずはキックボクシングを始めたきっかけから教えて下さい。
「テレビでK-1 WORLD MAXを観ていたんですけど、日本代表決定トーナメントで優勝した魔裟斗選手の姿に刺激を受けて“僕もこうなりたいな”と思ったのがきっかけでしたね。そこからインターネットでキックボクシングジムを調べて、家から一番近かったのが今通っている大阪真門ジムでした。それから通うようになりました」
――それまでは何かスポーツをやっていたんですか?
「中学3年生までは野球をやっていて、高校2年生からキックでしたね」
――リングネームの“巨輝(なおき)”とうのは本名ですよね?
「そうですね。多分なんですけど、僕の両親が“大きく輝けるように”というそのまんまの意味で名前を付けてくれたんだと思います」
――その名前のとおり、僅か9戦目でNKBフェザー級王者になってから初防衛も果たしました。その後、ライト級に階級を上げたのは何か理由があったんですか?
「減量がきつかったんです。57kgまで体重を落とすのが相当きつかったので、60kgのライト級にしました」
――60kg級ですと、K-1MAXが現在盛り上がっています。他団体の選手は気になりますか?
「新日本キックの石井宏樹選手に興味はありますね。各団体のチャンピオンが集まった『TOUITSU』のトーナメントで優勝してますから」
――他にはいますか? 例えば、全日本キックボクシング連盟だと、巨輝選手と同じ名前の石川直生選手がいます。
「あ〜石川選手には……
巨輝インタビュー内容
■キックを始めたきっかけは魔裟斗。それまでは野球少年
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■"打倒ムエタイ"に興味は!? 「タイのスタイルは僕には……」
■「大月選手や元気選手を倒せば一躍有名になれる」 |
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