
※ナックモエはタイ語でムエタイ戦士の意味
11月23日(月・祝)東京・JCBホールで行われる『プロフェッショナル修斗公式戦 REVOLUTIONARY EXCHENGES 3』にて、初代世界フライ級王座をかけて田原しんぺーと対戦することが決まったランバー。もしここでベルトを巻くことになれば、ムエタイと総合格闘技の頂点を極めるという偉業達成になるのだが、ランバー本人は「特別な気持ちはないよ」とサラリと言ってのけた。
Ranbaa Somdet M16(らんばー・そむでーと・M16)
1974年8月30日、タイ出身
身長158cm、試合体重52kg
元IMFフライ級王者&ルンピニースタジアムフライ級2位の肩書きを持ち、
1990年代に日本のキックボクシング団体で活躍。
土屋ジョー、ラビット関、山口元気を相手に圧倒的な強さを見せ付けた。
2001年からは総合格闘技にも進出。2007年から修斗に参戦を果たし、
ここまで公式戦では3戦3勝。無敗のまま王座決定戦に辿り着いた。
MMA戦績:6勝2敗
修斗世界フライ級2位
M16ムエタイスタイル所属 |
■僕は選手として与えられた試合を全うするだけ
ーー試合に向けてコンディションや仕上がり具合はいかがですか?
「調子はいいよ。普通に練習を積んできたから」
ーー今回はどのジムで練習されてきたんですか?
「主な練習場所は自分のジム(M16スタイル)で、週1回はパラエストラ東京で寝技の練習をやってきた。特別な練習はやってないね。自分はナックモエ(ムエタイ戦士)だからやることは変わらないよ」
ーー対戦相手の田原しんぺー選手にはどんな印象を持っていますか?
「かっこいい!」
ーー見た目ではなくて試合の印象をお願いします(笑)。
「特に何もないかな…でもいいところはたくさんある選手だと思うよ」
ーー今回はタイトルマッチですが特別な心境はありますか?
「自分は試合をしたいだけだから、タイトルマッチだから特別という気持ちはない」
ーーもし修斗の世界タイトルを取った場合、ムエタイを合わせると何本目のベルトになるんですか?
「ムエタイで取ったベルトは1本だけだから(※IMFフライ級王者)、修斗のチャンピオンになったら2本目だね」
ーームエタイと総合格闘技という異なる競技でベルトを巻いた選手はほとんどいないと思うのですが、そのことについてはどう思っていますか?
「僕は選手として与えられた試合を全うするだけ。だから競技が違うとか、そういうことは特に何も考えてないよ」
(2009年11月16日、修斗GYM東京での記者会見後、囲み取材にて収録)
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