12月13日(日)東京・新宿FACEにて行われたプロフェッショナル修斗公式戦「THE
ROOKIE TOURNAMENT 09 FINAL」でフライ級新人王を獲得したろん。確かなグラウンドテクニックで着実に勝利を積み重ねてトーナメントを優勝。今年、初代世界王者が決まったフライ級での目標を語った。
ろん 1981年4月15日、三重県出身 身長157cm、試合体重52kg 2009年修斗フライ級新人王 修斗戦績:6戦3勝2敗1分 柔術兄弟所属 |
■今まで自分がやってきたことが形になって良かった ーー新人王トーナメント優勝おめでとうございます。まずは決勝戦を振り返っていただいていかがですか? 「1Rにテイクダウンを取られちゃって、少し焦りました。でも2Rから持ち直して延長まで持ち込んで、スタミナ勝負で勝つことが出来て良かったなと思います」 ーー1Rはガードポジションからも積極的に仕掛けていましたが、ペースは取られていたという印象でしたか? 「そうですね。天風選手は立たせないのも上手かったし、プレッシャーもありました。バランスが良かったんでスイープも出来ず、本当に強い選手でした」 ーー2R・延長Rはお互い気持ちの勝負になったと思います。 「僕もバテていたんですが、相手もバテているなというのが分かったんで、最後は根性で乗り切りました」 ーートーナメント全体を振り返っていかがでしたか? 「1回戦・準決勝は自分のペースで試合をすることが出来たんですが、やはり決勝になると相手も強かったですし、厳しい試合になりました。それでもいい試合が出来て、勝てたのは本当に良かったと思います。優勝という結果は素直に嬉しいし、今まで自分がやってきたことが形になって良かったです」 ーー2010年はどんなことを目標にしていきたいと思いますか? 「まずは次の試合をしっかりと勝って、クラスA、その上という風に、一つ一つ順を追って、トップを目指して行きたいと思います」 ーー格上の選手と試合をする上で、ろん選手は何を武器に闘っていこうと思っていますか? 「まずは寝技という部分があると思います。あとはまだ試合では見せてないんですが、打撃も練習しているので、それを試合で出して行きたいです」 (2009年12月13日、新宿FACEにて「THE
ROOKIE TOURNAMENT 09 FINAL」後に収録) |